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西ノ湖は幽玄とした神秘的な雰囲気を持つ湖で私の大好きな場所でしたが、
久しぶりに訪れるとどうも様子が違うのです。
人気は少なく、周囲の風景も昔の儘なのですが、幽玄とした感じが伝わってこないのです。
休憩小屋なども取り壊されていて、より自然な状態に戻されているのに、
どうしたことなのでしょう?
しばらく観察していて、やっと原因が分かりました。
先日来の台風がらみの大雨で、水位が上昇しただけでなく泥水が流入したため
湖の色が茶色がかってしまったのです。
深遠な青い水の色が濁ってしまったために、神秘的ともいえる感じが
損なわれてしまったのです。
西ノ湖はやはり深い水の色で周囲の山並みを写し込んでくれていないとなりません。
私が湖畔に佇んでいた30分ほどの間に、訪れた人は4人だけでした。
西ノ湖は今でも静かな場所です。
水の濁りはやがて治まることでしょう。
清廉な水色を取り戻した頃にまた訪れたいものです。
日光は鹿による食害が凄まじい勢いで進んでいます。
電気柵や防護ネットで防護しては居ますが、尾瀬から日光などの自然地域全体には
手が回りません。
これは人間がオオカミなどの天敵を絶滅させてしまった事が原因です。
狼が人間を襲うと言うことは先ずないのだそうです。
牧羊を営む人達の流言が広がってしまったのだそうです。
カナダなどから狼を移入して自然界のバランスを取り戻す必要があります。
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