雨が降っていたので右手に傘私を持ち、左手に買い物袋をぶら下げて
マドりーヌへ向かって歩いていました。
そこへアンケート調査を装ったロマ人の女の子が寄ってきました、4人くらいで行動しています。
にこやかに話しかけながら首からアンケート用紙を挟んだ画板をぶら下げて
近寄って来たので怪しいと感じました。
これはスリの集団だと思い、傘を楯にして追っ払いました。
後で気づいたらウエストバッグのファスナーが開いていました。
危ないところでした。
オペラ周辺は治安がそれほど悪くないと思っていたが、最近はダメになったようです。
昔マルセイユでやはりロマ人ノ老婆と幼子が乞食を装って棟に大きな箱をぶら下げて
物乞いに近づいてきたことがありました。
これもスリでこの時も追い払って事なきを得ましたが、
板や箱で被害者の視線を遮ってスリを働くのがロマ人の悪人の常とう手段ですから
欧州にお出かけの際は気を付けてください。
ナポリではカメラの操作を教えてほしいと言いながら近づきながら掏り取る手口もあります。
日本人は治安の良いのに慣れすぎて、
危機感が欠如しているから、連中の餌食になりやすいのです。
話は写真に寒けないことが長すぎました。
スリを追い払ってから、マドレーヌ寺院に向かいフォーションでお茶にしようかと思いましたが、
スリ騒ぎで疲れてしまったので地下鉄で車を置いた場所に戻りました。
ここが車を貨車に積み込む駅です。
欧州は高速道路が張り巡らされているし、高速料金も安いかタダですから
あまり利用者は居ないみたいで、閑散としていました。
空の貨車が並んでいます。
私は車を返す前にゴッホの墓に詣でることにしました。
以下の写真はその道順です。
フランスは近隣のどの国よりも案内標識が完備しています。
ナビなどなくても、標識通りに進めば目的地に行けます。↓ここでは左折です。
↓ ここでも左折。
↓ ここでは右折です。
懐かしい光景です。
オーベルのゴッホが描いた協会が見えてきました。
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