絵入り随筆 エッセィ・つぶやき

自作の油絵・水彩画、デジタル写真等を入れて、季節の移ろい、雑感などを書いていきます。

露草   水彩・はがき

2007-08-16 00:32:51 | 絵画
露草は子供の頃、我が家の庭にもあって、露草の蕾の汁を絞ってインク代わりに書いてみたことがあります。
色はブルーでしたが、ちゃんと書けたのかどうかの記憶は定かではありません。
蕾に汁気がたっぷり含まれているから、露草というんだろうと思いますが、何で蕾に水分が多いのか不思議です。
自然は無駄なことはしないから、何かその理由があるんだろうと思いますが、分かりません。
訪問する虫たちに香りや蜜だけではなく、水分も提供しているのかもしれませんね。虫たち専用のジュース無料販売機なのかな?

泰山木の花   水彩・はがき

2007-08-15 00:28:38 | 絵画
泰山木の花は高いところで咲くから、通りがかりに目につくことはあまりありませんが、花の香りが強いから、匂いでそれと気がつきます。
大人の手の平を二つ合わせたくらいの大きな花です。ハガキサイズに描くには大きすぎるのですが、大きな花だから大きなキャンバスに描くということだと、山や海は超特大のキャンバスが必要になりますからね。・・・・なんて馬鹿なことを書くのも35℃を越える猛暑の為せる技ですからお許し下さい。
花の香りは仄かに漂う程度のものが好きです。
この泰山木や山梔子(クチナシ)金木犀などの香りは私には強すぎます。
私が一番好きな花の香りは梅でしょうか? 早春の梅林にはいると、馥郁とした梅の香りに包まれて、春の訪れを実感できます。

アリストロメリア    水彩・はがき

2007-08-14 00:07:35 | 絵画
花の形から多分百合の仲間だろつと思い調べたら当たりでした。
Alstroemeria Hyb.が学名ですから、アメストロエメリアが正しいかな?
ユリスイセン(百合水仙),ユメユリソウ(夢百合草)なんて可愛い別名もあるようです。南アメリカ原産です。
最近、流行りなのかあちこちのお庭で見掛けますが、名前を知らなかったので気になっていたら、行きつけの野菜の庭先売りの店に売っていたから、店番(つまり経営者)のおばさんに教えて貰いました。
このおばさんとミッシェルは仲良しで、おばさんの店に連れて行くとミッシェルはイソイソとおばさんにすり寄ります。
苺だのおせんべい、時にはあめ玉まで貰えるので、しっかりお世辞を使っているのです。
ミッシェルの世渡りの巧みさは私も見習った方が良いのかも?

ハイビスカス    水彩・はがき

2007-08-13 00:00:49 | 絵画
ハイビスカスは沖縄でいろんな種類のを見て、その華やかな彩りに驚いた記憶があります。
沖縄がアメリカに占領されていた事から、アメリカ人がハワイから持ち込んだのが、多彩なハイビスカスがある理由だったようです。
沖縄では「仏桑花(ブッソウゲ)」とも呼ばれていますが、これはハイビスカスが墓地に多く咲いていたから、と言うのが名前の由来らしいです。
祖先を厚く敬う沖縄の人の優しい気持ちが、新来の美しい花を墓地に捧げたのが、墓地にハイビスカスが多い原因かも知れません。
沖縄の墓地は「亀甲墓」と呼ばれ、一族みんながその墓に埋葬される、亀の甲羅の形をしたお墓ですが、本当は亀の形ではなく、女性のお腹を模した形であるようです。
納骨する入口に当たる部分は、人が生まれでるときに通った場所と同じ所となっていて、死んで元の道を逆に辿って、墓に収まるのだそうです。

ニガウリの花   水彩・はがき

2007-08-12 00:43:05 | 絵画
私はニガウリが好きで庭に植えて居ます。
本土復帰前の沖縄で食べてから病みつきですが、当時は今のようにスーパーで売ってはいませんでしたから、沖縄の知人に種を送ってもらい、庭で栽培していました。
ニガウリは瓜科の植物ですから連作障害があります。同じ場所に続けて植えるとできるニガウリは小粒のものになってしまいます。
ニガウリは10m以上も蔓を伸ばしますから、狭い庭では場所替えするのにも限界があります。
私は連作障害を避ける為に、「客土」という手を使っています。
植える場所にバケツ程度の穴を掘り、そこへ新しい土を入れてやるのです。
こうすると毎年同じ場所に植えても良く育って大きな実を付けてくれます。

農家の嫁の暮らす里   水彩・F0

2007-08-11 00:43:05 | 絵画

超有名人気ブログ「農家の嫁の事件簿」の舞台になっている釜津田(岩手県)風景です。
私はAKIさんの大ファンだから毎日楽しみに閲覧していますが、AKIさんはイラストの他に写真も付けていることがあるので、その写真を見てこの絵を描いてみたのです。
AKIさんにもメールに添付して見て貰いましたが、「とても良く描けていて、釜津田そのままです。」なんて返信を貰いました。(勿論お世辞99%なのですけど、、、)

ひまわり   水彩・はがき

2007-08-10 00:03:18 | 絵画
ひまわりは向日葵、つまり陽に向かって咲く葵と書くのですが、本当に太陽の方へ顔を向けて廻るのかどうか? 
陽に向かっている花もあるしそっぽを向いているのもありますから、大きな黄色の花を見てのイメージなのでしょうね?
向日葵の実も蓮の実も、松の実も、カボチャの種も食用になるけど、日本で食べるのは松の実くらいですね。
私は食い意地が張っているから、全部食べてみたことがありますが、いつでも手にはいるというものではないのが残念です。

ガーベラ   水彩・はがき

2007-08-09 00:11:52 | 絵画
ガーベラは赤オレンジものが多いのですが、向日葵みたいなのを見つけたので描いてみました。
ガーベラと題を付けないと向日葵と間違われる畏れがあるから(絵が下手なので・・・(≧▽≦)~☆
暑いから、ついつい怠け癖がついているのですが、ブログ用に何とか一枚は絵を描きたいと頑張っています。描くのはエアコン無しでも何とか凌げる朝一番にしています。省エネ・セーブマネーということもありますが、冷房はどうも体調を崩すきらいがあるので、もっぱら扇風機に頼っています。

芙蓉   水彩・はがき

2007-08-08 00:33:55 | 絵画
20年ほど前、江戸川区の種苗店でアメリカ芙蓉の苗を買い庭に植えたら、直径20cmもある大きな花を付けて、道行く人を驚かせたものですが、日本古来の芙蓉は大きくても子供の手のひらサイズでしたから、大人の手のひらより大きな花は珍しかったのです。
今のご時世はなんでも大きなものは良いことだとばかりに、大型のものがもてはやされていますが、「山椒は小粒でピリリと辛い」なんて諺は忘れ去られてしまったのでしょうか?
この芙蓉はアメリカ芙蓉ほどの大きな花ではありませんが、やはり品種改良されているらしく、昔のものに比べるとかなり大きかったです。

バラ     水彩・はがき

2007-08-07 00:06:54 | 絵画
庭に何本かバラを植えていますが、余分な蕾を摘んで大輪を咲かせようとは思わないから、ご覧のようにいくつもの花を付けてくれます。
苗を買ったときには名前もあったのですが、もう忘れてしまいました。
赤いバラ、ピンクのバラ、クリームのバラなどと、色で呼んでいます。
四季咲きですから、次から次へと健気に花を咲かせてくれます。

クレマチス    水彩・はがき

2007-08-06 06:14:54 | 絵画
この花は母の所にあったものです。
最近のクレマチスは大型でけばけばしいものが多くなっていますが、母のところのは、昔ながらのテッセンでした。
紫のキッリッとした出で立ちは、小股の切れ上がった佳い女、といった感じです。

ドクダミ   水彩・はがき

2007-08-05 00:07:30 | 絵画
ドクダミは嫌な匂いがすると、嫌う人も居ますが、私の嗅覚が変なのか、嫌な匂いだとは思いません。
庭にフランス生まれの「斑入りのドクダミ」も植わっていますが、これはオーベルの友人のCorinneさんが呉れたものです。
彼女はくれるときに「良い匂いがするでしょう?」といっていました。
香水の先進国であるフランスの人が言うのだから、ドクダミの匂いは、「良い匂い」なのです。
私はお茶にして飲んだりしますが、今年は化粧水も作っています。 

トルコキキョウ    水彩・はがき

2007-08-04 00:04:59 | 絵画
庭にトルコキキョウと日本の桔梗を並べて植えてあります。
日本桔梗の花は終わってしまっていたのに、トルコキキョウが咲き始めたら、日本桔梗も又負けじと花を付け始めました。
花たちに競争心があるとは思えませんが見る方が勝手に競い合っていると思いたくなるような光景です。
日本桔梗には楚々とした風情があるし、トルコキキョウには華やかな雰囲気があります。
どちらも負けるな、と応援しながら、毎朝水をやっています。

ラズベリー  水彩・はがき

2007-08-03 00:00:58 | 絵画
犬の散歩道で垣根にラズベリーを絡ませているお宅があった。
熟して黒くなったのや、赤いの薄オレンジのと色が豊富で写生心を誘われた。
下の地面には熟した実が沢山落ちている。この家では食べたりはしないらしいので、(と、都合の良い解釈をして)勝手に一粒戴いて食べてみた。
甘酸っぱくて、細かい種の粒々が舌を刺激する野生の味だった。
こんな美味しいものをあたら地面で腐らせては、慈しみ育ててくれた太陽や雨や風さんに申し訳ないから、「勿体ない」の精神を拡大解釈して更に10粒ほどを持ち帰った。
そして家でまた写生、その後、しっかり私の胃の中へ収容した。


蓮の花   水彩・はがき

2007-08-02 00:08:27 | 絵画
蓮の花は、お盆のお供え用の花という印象が強いし、仏様とも縁の深い花です。仏様は蓮台に載っているスタイルが多いし、普通の花とは別格の仏事専用といった感じです。
そうゆう先入観無しにこの花を見ると、なかなか良い感じです。
蕾は品の良いスタイルと色合いだし、開いたときには豪華な華やかさがあります。
大賀蓮なんて言う縄文時代からタイムスリップした蓮も小振りで良い感じです。
蓮の連作をご覧下さい。