ノーベル物理学賞、日本人の3人が受賞。
連日、金融崩壊の暗く絶望的なニュースが打ち続く中、思いがけない素晴らしい朗報だ。嬉しくて一つ一つ丹念に記事を読む。こう言っては失礼だが、揃って奇人変人。テレビニュースで観る記者会見も頓珍漢で、こちらの頬が緩んでしまう。だからノーベル賞なんだと納得。
南部陽一郎氏(87歳) 益川敏英氏(68歳) 小林 誠氏(64歳)
シカゴ大学名誉教授 京都大学名誉教授 高エネルギー加速器研究機構教授
大阪市立大名誉教授 京都産業大名誉教授
日本の理論物理学のレベルの高いことを改めて知ることとなった。果たしてアジアでノーベル賞の受賞国は? その人数は? 中国は? 韓国は? てなことを言うとナショナリズムの顰蹙を買うかしら。
報道の中でチラッと目にしたが、シカゴ大学は82人の受賞者を出しているという。驚きである。となると、ハーバードは何人なのかしら。
この快挙に満足し、日本政府の教育の改革や英才教育への対応が遅れることにならなければよいのだが。それでなくとも現行の日本の教育投資は、他の先進国に比べてお寒い限りなのだから。
このブログのアップ中に、テレビが同賞の化学賞を、また日本人が受章したと報じる。
ボストン大学名誉教授 下村 脩氏。
2日間で4人。通算16人の受章となる。
希望と明るさと自信、今の日本に最も望ましいプレゼントになった。