(高原を失踪する車中から)
一泊の栃木出張。宇都宮まで新幹線で50分。眠るには危険な時間幅。
宇都宮からは車で市内・県内回り。一日目は那須塩原など北部を重点。
盛りが過ぎたとはいえ、桜花爛漫。人々が愛でないというか、無視されている桜には寂しさが漂う。とはいえ、田んぼ越しに見る里山の桜は、日本の原風景、懐かしさを感じさせる。
気が付けば車は木立の中。’高原’と名がつくと同じような景色になる。伊豆、青木が原、軽井沢、そしてここは那須高原。
行き止まりが、殺生石。降りた途端に、硫黄臭。那須温泉の本湯、観光協会に寄る。
宇都宮に帰る街道の’道の駅’で見かけた貨物車。中には数十頭の豚。ホントは綺麗好きと言われる豚だが、まあ黒豚ほどに汚れてひしめき合っていた。あの甲高い叫び声をアチコチで上げて。
まだ、こういうのがあったんだと珍しさに、暫し眺めていた。
ランチは、地元が進める「東本陣」の蕎麦。
宇都宮での宿泊は、会員のリッチモンドホテル。栃木に来る観光客は、日光とか那須が主流。宇都宮はビジネスマンが多いとか。リッチモンドは外人客で溢れていた。しかも観光には見えない。仕事の外国人が多いのだ。