NHK BS2
1960年、アメリカ。
監督:ビリー・ワイルダー、主演:ジャック・レモン、シャーリー・マクレーン。
福岡出張。早めに仕事が終わり、ホテルのベッドで、たっぷり寝れると喜びながらザッピング。で、結局最後まで観る羽目になった。
何度観てもいい。コメディ・タッチでいてちょっとシリアス。切なさと愛が溢れた大人のお洒落な映画。都会人の哀歓を描いて素晴らしい。アカデミー賞6部門受賞。
ジャック・レモンはなんと素敵な役者なんだろう。当時34歳。 加齢とともに演技の深さが増す。コスタ・ガブラス監督の「ミッシング」のチリ・クーデターに消えた息子を探す父親役はその頂点といえる。
シャーリー・マクレーン。当時24歳。昨年封切られた「ココ・シャネル」で主演を張っている。息の長さからしても大したもの。
私の好きなシネマ・ベスト3である。ちなみに、ベスト1は、「カサブランカ」。ベスト2が「第三の男」。
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