Casa Galarina

映画についてのあれこれを書き殴り。映画を見れば見るほど、見ていない映画が多いことに愕然とする。

のぼうの城

2013-10-01 | 日本映画(な行)
★★☆ 2011年/日本 監督/犬童一心 、 樋口真嗣
(WOWOWにて鑑賞)

「設定もセリフもよくわからずモヤモヤ」

評価が真っ二つのようですが。私はあまり面白くありませんでした。
まず、各武将の関係性がわからない。(そこ!笑)
ということに加えて、セリフが聞き取りづらい。
だから、何がどう動いているのか、わからない。
ラストカットでそれぞれの武将がどういう末路をたどったか、ナレーションされるのですが、
そこでようやく腑に落ちる始末。
主人公のでくのぼうは隠れ蓑で本当は策士だったのか、
それともやっぱりただのバカだったのかが不明瞭。
舟の上の舞踊は一世一代の博打であるのに、構成上の盛り上がりにも欠ける。
監督の演出にも疑問を感じました。
てか、犬童一心と樋口真嗣が監督って、業務を分担したのかなあ。
作風からして相容れない2人のようにも思うのだけど。