Casa Galarina

映画についてのあれこれを書き殴り。映画を見れば見るほど、見ていない映画が多いことに愕然とする。

哀しみのトリスターナ

2015-02-08 | 外国映画(か行)
★★★★☆ 1970年/フランス・イタリア・スペイン 監督/ルイス・ブニュエル

(DVDにて観賞)

ずいぶん昔に見て、すっかり物語を忘れていたのですけど、この作品は「昼顔」と対になっているのね。
下半身不随になった夫を見下ろしていた妻が、本作では反対に車椅子に乗るようになっているのよ。
いずれにしろ、服従と支配、サディズムとマゾヒズムを男と女のねじれた関係性であぶり出す。
やっぱり、こういう変態映画が性に合ってます(笑)。とても面白かった。