Casa Galarina

映画についてのあれこれを書き殴り。映画を見れば見るほど、見ていない映画が多いことに愕然とする。

ラ・ラ・ランド

2017-02-25 | 外国映画(や・ら・わ行)
撮影のこだわりは評価。
でも、ジャズの描き方は疑問。
現代ジャズはスタンダードの良さを壊さずに進化し輝いている。死にかけてなんかいない。
「ジャズってBGMみたいなアレでしょ?」というセリフも古臭過ぎる。

そして主人公2人の人物としてのバックボーンが描けていないのは致命的。
セブがなぜそれほどにモダンジャズが好きなのか、よくわからない。
だから挫折のつらさが伝わってこない。全てが表層的。

Lゴズリングはステキだったが。