Casa Galarina

映画についてのあれこれを書き殴り。映画を見れば見るほど、見ていない映画が多いことに愕然とする。

カフェ・ソサエティ

2017-05-16 | 外国映画(か行)
★★★ 2016年/アメリカ 監督/ウディ・アレン

(映画館)

ウディファンとして期待してみたが、これは全然ノレなかった。
まず、主演のJアイゼンバーグに魅力を感じない。
ウディ作品では常に主演男優はウディの分身であるわけだが、Jアイゼンバーグにはフラレ男の悲哀がないし、演技にユーモアがない。
ローマでアモーレでも起用しているが、ウディは役者としてのJアイゼンバーグの何に魅力を感じているのだろうか。

また、妻役のBライブリーがすげえいい女なのに、
大して美人でもない元カノのCスチュワートを引きずることに全く共感できず。
バイを公言しているCスチュワートがファッション界のアイコンになっている理由はよくわかる。
しかし、本作の役どころは彼女にはフィットしていないように思う。
いつものウディの皮肉や風刺もキレが悪く、ちょっと残念。