Casa Galarina

映画についてのあれこれを書き殴り。映画を見れば見るほど、見ていない映画が多いことに愕然とする。

祈りの幕が下りる時

2018-02-02 | 日本映画(あ行)
★★★☆ 2018年/日本 監督/福澤克雄

(映画館)

仕事と仕事の間で時間がちょうどよく観賞。
「砂の器」を引き合いに出す感想もあったので期待したが、
映画を見たというよりも2時間かけて東野圭吾の本を読んだという感じ。
ストーリーのできの良さがそのまま映画の良さといいますか。
ただ、松嶋菜々子がすこぶる良かったのが意外なところの収穫。
特に表情の演技がすばらしかった。

とはいえ、この手の警察物の捜査会議の演出はいいかげんどうにかならないものか。
会議室に刑事がずらっと座って、捜査課長が気合いを入れるとか、白々過ぎてかなり萎えた。
せっかく物語に入り込んでいるのに、気持ちが引いてしまう。
半沢シリーズの監督だからしょうがないのか。


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