Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めてⅢ

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印が趣味です。
生きた証として好き勝手に書いております。(笑)

宝寿院(2018年11月11日参拝)

2018年12月07日 | 津島霊場巡り
津島神社の庭園横にあるのが、
神宮寺である宝寿院というお寺です。

こちらは可愛い御朱印で少し有名になってきたお寺です。


所在地:愛知県津島市神明町2
宗派:真言宗智山派
御本尊:薬師如来
創建:(伝)弘仁9年(818)
開基:弘法大師
札所:津島霊場巡り、海東西新四国八十八ヶ所、尾西七福神


【縁起】
今より1200年前、弘法大師が熱田社に詣でる道中津島に来臨。

大師は人々が疫病に苦しむ様子を哀れみ、
薬師如来を牛頭天王社弥五郎殿脇に奉安され、
厄疫退散当病平癒の祈祷を勤修されました。

以来、神仏混合の天王社は東の津島、西の八坂と称され、
全国に末社三千の牛頭天王信仰を支えてきました。

中でも信長、秀吉からは特に篤い信仰を受けたことでも知られています。

明治以前までは宝寿院・実相院・明星院の三寺の住職が、
天王社神宮寺別当職を継承してきました。

明治初年の神仏分離令は全国の神宮寺に多大の影響を及ぼし、
寺の存亡に関わる事となりました。

尾張津島も例外ではなく、三つの神宮寺の内宝寿院以外は還俗。

そんな中、時の宝寿院住職・宥三は還俗すれば、
財産も身分も保証される中で、いかに貧しくなろうとも 仏法捨てがたしと、
一年間寺社奉行へ日参し神宮寺の存続を訴えました。

しかし願いは聞き入れられず、宥三は私財を投げ打って宝寿院住坊を買取り、
神宮寺の仏像仏画・法具の数々を焼き討ちから守り今に伝えています。


【参道】



【山門】



【仁王象】


山門には金剛力士が定番ですが、
まさか象がいるとは。

多分初めて見たと思います。(笑)


【境内】


入ってすぐ左手に変わった建物があります。


【地蔵堂】


本当に変な建物です。(笑)

一瞬、納骨堂かと思ったが地蔵堂でした。




新しく建てられたお堂らしく、
内陣にはクーラー完備でした。(笑)


【本堂】




昭和56年(1981)に再建されたもの。




御本尊は江戸時代まで津島天王社の本地堂に奉安されていた、
牛頭天王の本地仏で、当時から秘仏ですが、
毎年元旦から八日の初薬師まで開帳されているとのこと。


【釈迦如来】



【大師堂】







【七福神】



【修行大師】



【涅槃仏】



【漱水仏・水琴窟】



【双連の樹】



【泉龍神】





【御朱印】


こちらはノーマルで300円です。


【書置き絵御朱印】


一体400円で二体の内、一体のみ授与していただけます。


【季節のスタンプ入り御朱印】


こちらも一体400円で二体の内、
一体のみ授与していただけます。