

福山城の展望台から瀟洒な日本庭園、洋館、和館が見えます。
それが三蔵稲荷神社の隣りにある福寿会館です。
洒落た雰囲気で庭園見学は無料なので寄ってみることにした。
所在地:広島県福山市丸之内1-8-9
入園料:無料
施設利用料:有料
【歴史】
福寿会館は福山城の旧二の丸下段北側に位置し藩政時代には、
幕府から預かった兵糧米を収蔵する城米蔵があった場所に建てられている。
明治時代にはこの周囲は民間に払い下がられ梨園となっていたが、
1930年代、この東半分の場所に海産物商で削り節の考案者といわれ、
鰹節王と呼ばれた安部和助により、福寿会館なる大規模な別荘が建設された。
福山大空襲では隣接する福山城天守が焼失する中で罹災を免れ、
その後、所有権は個人に移ったが、福山通運創業者渋谷昇が買い取り、
昭和28年(1983)に福山市に寄贈された。
寄贈後は結婚式場として市民に開放され、
戦災の傷跡の残る福山市街にあって貴重な施設となっていたが、
戦後の復興と共に役割を終え昭和48年(1973)から洋館は市の迎賓館として、
本館は貸会議室や貸茶室として用いられた。
【門】

ここから入っていけます。

園路を巡って中庭へ。
【福山城】

当然ながら庭園からも見えます。
【中庭】

【東屋】


【和館】


昭和初期に建造されたもの。
【洋館】



1階は喫茶店で2階は貸会場となっております。
【本館表玄関】


檜皮葺の唐破風屋根の表玄関です。
書院、客間、茶室等があるそうですね。
【東屋】



【望城亭】


昭和17年(1942)に建立された南茶室。
【中庭】



【和館】

これにて庭園の拝観終了。
お願いすれば和館の内部は見せていただけるようです。