Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めてⅢ

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印が趣味です。
生きた証として好き勝手に書いております。(笑)

ヤマザキマザック美術館 秋の所蔵品展 其の二(2018年11月11日拝観)

2018年12月15日 | 旅行・その他
ヤマザキマザック美術館の拝観も佳境に入りました。

いよいよガレの作品の数々が見れます。


【展示室】




うお~、これ全てガレの作品なの?

一点一点見るのが楽しみ過ぎる。(^^


【朝顔文ランプ】




きのこを模した形に朝顔の葉のデザインに優しく光るランプ。

これぞガレといった作品ですね。


【藤文花器】







【アザミ文花器】





【マグノリア文杯・木蓮文鉢】







【蘭文花器】







【蘭文花器】





【菫文花器】







【蝶にカラスムギ文花器】









【アイリス文花器】







【ハシバミ文花器・ホオズキ文花器】







【ジャーマンアイリス文花器】








非常に高貴な紫の色合いがたまらない。


【海馬文花器】







【蜻蛉文脚付杯】








ただただ美しい。


【クリダリア文花器】







【海藻文花器】







【松文花器】






ふぅ、これほどのガレの作品を見れて大満足。

ガレの作品は日本人が好むので、
多くの作品が日本の美術館に収集・展示されています。

箱根のポーラ美術館や那須のエミールガレ美術館で見たいものです。


さて、沢山の美術品で眼福になったので、
次は倉木麻衣の歌声で聴福になりに行くとしよう。

金山駅近くの日本特殊陶業市民会館へ。


【スタンド花】


倉木麻衣ライブ千秋楽。

楽しみです。


【倉木麻衣】




ライブの詳細や感想はここでは省くとして、
ニューアルバムに収録されている中で「花言葉」が、
素晴らしい楽曲なので、紹介させていただきましょう。



ヤマザキマザック美術館 秋の所蔵品展 其の一(2018年11月11日拝観)

2018年12月14日 | 旅行・その他


本日の神社仏閣巡りはこれぐらいにして、
芸術の秋なのでヤマザキマザック美術館へ。

11月11日まで秋の所蔵品展として、
ガレの作品が多数展示されるとあって行かない訳にいかない。

こうみえて西洋美術も好きなのです。

というか、単に美しいモノが好きなだけなんですけどね。(^^


駐車場は有料となりますが、
アートプラザ東側を利用すると駐車代金を、
30分まで無料というサービスがありました。(^^

結局、長いし過ぎて駐車料金を払っちゃいましたが。(^^;



所在地:愛知県名古屋市東区葵1-19-30
開館:平成22年(2010)4月23日
開館時間:10:00-17:00
入場料:一般1,000円
最寄駅:名古屋市営地下鉄東山線新栄町駅




【フランス19世紀の間】


まずは5階の絵画展示フロアへ。

こちらにはいかにも西洋絵画です、といった作品が展示。

作品はピカソやシャガールの作品を除き、
フラッシュ無しで撮影OKでした。

これは嬉しいです。(^^


【アウロラとケファロス】






中でも一番気に入ったのがロココの代表作家ブーシェの大作です。


【黄金の間】


隣りの展示室の作品を見て隣の展示室へ。


【フランス20世紀の間】




展示室により照明や内装が違います。

20世紀の間ではピカソが展示されていましたが、
やっぱり私にはその良さが全く分かりません。(^^;


【雉子と鴨】




モンパルナスの帝王と呼ばれるキスリングの鮮やかな色彩の作品です。



【ポール・アレクサンドルの肖像】






アメデオ・モディリアーニ作。

モディリアーニの人物像はどれも全く受付不可の作品が多い中、
この作品は普通に見れるものです。

絵画の展示室はこれで尾張、いやもとい、終わりで、
次は4階に下りて家具の展示室があります。

4階アール・ヌーヴォー、企画展示フロアで、
お目当てのガレの作品も展示されています。


【ダイニングルーム】




ムーディーな部屋を再現し、ポール・アレクサンドル・デュマの、
ダイニングルームの工芸品が展示されていました。

貧乏人の私にはこの部屋の雰囲気はちょっと落ち着かない。(^^;


【シャンデリア】


シャンデリアはドームの作品です。


【展示室】


展示作品も素晴らしいのでしょうけど、
床板も相当良いものを使用しているようです。

永平寺の床もビックリのピッカピカですよ。


【陳列棚】




デュマの作品。


【食堂用家具・食器・ホールクロック】




この展示室も当時の雰囲気そのままに展示されています。

ルイ・マジョレルの家具やクロックの他に、
一番目に行くのはマイセンの食器です。

マイセンの食器は好きなんですが、
高いからなかなか手が出ません。(^^;


【展示室】


アール・ヌーヴォーの家具の展示室の隣りは、
ランプの展示室となります。


【草花文花器】


ドーム作。


【風景文ランプ】




ドーム作。

これはとても素晴らしい作品です。

欲しい。(^^


【ケシ文ランプ】




ティファニーの作品です。


【展示室】




またまた家具の展示室。

なかなかお目当てのガレのランプを見せてくれません。(^^;


【蜻蛉のテーブル】




ガレはこのような工芸品も造っています。


【蜻蛉文花器】




ここでようやくガレの作品登場。

ガレらしい作品ですね。


【彫刻置台・飾り棚】




ガレの作品。


【獅子型植込鉢】




ガレの作品。


【箪笥】






こちらもガレの作品ですが、
これはとても欲しいです。

買えるとしたら幾らするんだろうか。


【飾り棚・文函】




この展示室は全てガレの作品でした。(^^


長くなりましたので続きはまた明日。

次はガレのランプがオンパレードです。(^^

性海寺(2018年11月11日参拝)

2018年12月13日 | 仏閣
せんき薬師から数百メートル離れた場所にあるのが、
あじさい寺と呼ばれる性海寺というお寺です。

こちらは重要文化財の多宝塔が見所の一つでもあります。

車は無料駐車場に停める事が出来ました。


所在地:愛知県稲沢市大塚南1-33
宗派:真言宗智山派
御本尊:一光三尊善光寺阿弥陀如来・愛染明王
創建:弘仁年間(810~924)
開山:弘法大師
札所:尾張四国八十八ヶ所


【縁起】



【山門】







【境内】



【愛染堂】



【多宝塔】






建築様式から室町時代の建立されたとされる多宝塔。




さすが重文です。

この角度から見る多宝塔が最高でしたよ。(^^


【鐘楼堂】



【三宮社】






拝殿。




こちらが本殿かと思ったら、
後ろに本殿がありました。

これは尾張式でいう祭文殿なのかな。




本殿。


【地蔵尊】





【祓所】



【本堂】








慶安年間に再建されたもので、
実に渋くてカッコいい本堂です。


【修行大師】



【客殿】




かなり痛みが激しく工事中でした。




毎年あじさい祭り期間中には、
文化財の特別公開が行われているそうです。


【多宝塔】


やはりこの多宝塔は良いなぁ。(^^


【御朱印】


性海寺参拝後、名古屋市内へ行ったのですが、
萬徳寺の多宝塔を見逃したのは痛恨のミス。

次回の宿題となりました。


【ステーキハウス インディアンズ】


名古屋飯といえば個人的にひつまぶしなんですが、
たまたま派手な看板とステーキの文字を見て食うことにした。




頼んだのはインディアンズステーキ300グラムと、
セルフバーセットです。

鉄板の上で店員が説明しながら焼いてくれます。








レアの状態で提供されますが、
後は好みで焼いてくださいとのこと。




いざ実食。

肉は普通に美味い。

ソースはオリジナルとA1ソースがありましたが、
A1ソースはかなり酸っぱくて口に合わなかったな~。

これは完全に肉の旨味を邪魔していますね。

ボトルを見てみると原産国はイギリスとなっている。

なるほど、料理が不味いとよく言われるイギリスのソースか、と
妙に納得しました。


しかし、300グラムの肉とご飯のおかわりしたら、
お腹が一杯で苦しくなったよ。(笑)

西福院 せんき薬師(2018年11月11日参拝)

2018年12月12日 | 仏閣
尾張大国霊神社から約2.5キロ程離れた距離に、
せんき薬師と呼ばれる西福院というお寺があります。

せんきという意味の分からないワードがあり、
気になって調べてみると、せんきとは漢方でいう疝気のことで、
現代では疝痛と呼ばれる病気のこと。

ようするに内臓疾患による激しい腹痛のことですね。

その疝痛や癌をはじめ様々な病気平癒に霊験ある、
薬師如来が祀られていることから、
せんき薬師の由来となったようです。


大型の無料駐車場は完備で非常に停めやすくて助かります。

さぁ、いざ参拝開始。



所在地:愛知県稲沢市大塚南3-28
宗派:真言宗智山派
御本尊:薬師瑠璃光如来
創建:寛文年間頃
開基:天阿上人
札所:尾張三霊場


【山門】


山門前にも無料駐車場がありました。


【幟】


凄い数の幟。

全て奉納されたモノなので、
いかにこのお寺が慕われているのか分かりますね。


【本堂】




幟があり過ぎてまともに本堂が撮れない。(^^;


【香炉堂】



【観音堂】


聖観世音菩薩が祀られていましたが、
撮影禁止でした。


【御嶽社】




御嶽大権現が祀られています。


【御朱印】


御朱印は御祈祷受付の中に入っていただきましたが、
御祈祷をされる方が結構居て入りづらい。(^^;

さすがに病気関係に霊験あるお寺は人が集まってきますね。(^^


あ、そうそう、
オリジナルの御朱印帳も売っていましたよ。

尾張大国霊神社(2018年11月11日参拝)

2018年12月11日 | 神社
続いて尾張国総社で式内社である格の高い尾張大国霊神社へ。

ここは何と言っても見事な社殿が見所の神社です。

大社らしく大型の無料駐車場が何ヶ所かありました。


所在地:愛知県稲沢市国府宮1-1-1
御祭神:尾張大国霊神(大国御魂神)
創建:不明
社格:式内社、尾張国総社、国幣小社、別表神社


【由緒】
社伝によれば尾張大国霊神社は尾張国府の創始と共に、
崇神天皇7年の創建と伝え、延喜式神名帳にのる古社で、
尾張国の総社とされた。

境内別宮の大御霊神社・宗形神社と共に国府宮三社と称する。

昭和15年(1940)に国幣小社に列格し、戦後は別表神社となった。

御祭神の尾張大国霊神は、尾張人の祖先が当地を開拓する中で、
自分達を養う土地の霊力を神と崇めたものとされる。

開拓の神ということで、大国主命とする説もある。

本社の建築様式は本殿、渡殿、祭文殿、廻廊、拝殿、楼門と並ぶもので、
尾張式と称される。

また、本殿に接する位置には自然石を5個円形に並べた磐境があり、
社殿建立以前の原始的な祭祀様式を物語るものとして神聖視されている。


【大鳥居】



【参道】


奥にも鳥居がありました。


【楼門】


これが渋い重要文化財の楼門です。

下層が室町時代に建立され、上層は正保3年(1646)の大修理の際、
新しく造られたもので、時代の異なった様式の楼門だそうです。




やはり七五三だけあって微笑ましい親子の姿が。(^^




檜皮葺の屋根の渋さがたまりません。


【大提灯】



【拝殿】






これは大社らしい大きい主屋を中心とした拝殿です。

檜皮葺の屋根が社殿を気品溢れるものにしていますね。

重要文化財。


【廻廊・祭文殿・本殿】




重要文化財。

尾張式の社殿で本殿や祭文殿は屋根しか見えません。

また、本殿には5つの磐座があって、
原始の祭場だったそうです。

そういや祭文殿って滅多に聞かない・見ないワードだけど、
勅使が派遣される神社に設けられるもので、
勅使がお参りする建物とか。


【狛犬】



【儺追殿】




はだか祭といえば岡山の西大寺が有名だけど、
この神社でも毎年旧正月13日に開催されます。

その儺追神事に参加される神男が三日三晩過ごし、
身を清める場所が儺追殿です。


【菊花展】









【御朱印】


社殿がとても素晴らしい神社でした。

祖父江善光寺東海別院~本坊根福寺(2018年11月11日参拝)

2018年12月10日 | 尾張七福神巡り
津島市から稲沢市へ移動。

道中、祖父江善光寺東海別院の看板を何枚も見ながら、
善光寺東海別院に到着。

150台の無料駐車場に車を停めて参拝開始。


所在地:愛知県稲沢市祖父江町祖父江南川原57-2
宗派:単立
御本尊:善光寺如来
創建:明治43(1910)
開基:林旭住上人
札所:尾張七福神巡り


【縁起】
天正10年(1582)織田信長・信雄によって善光寺御本尊如来様が、
岐阜より尾張甚目寺へ御遷座の途中、
祖父江付近に立ち寄られたと言い伝えあり。

当山の境内は明治末年まで蓮田でしたが、
明治42、43年(1909、1910)と2年続いて、
双頭蓮が咲くという不思議なことがあり。

開基林旭住上人及地元有力者である山内亀次郎が中心となり、
善光寺如来御分身を勧請することとしました。

本坊大勧進より仮称信州善光寺別当大勧進祖父出張所を受け、
明治44(1911)11月8日、根福寺(京都西山より移転の寺)へ奉迎しました。

昭和6年(1931)より善光寺祖父江別院、
更に昭和62年(1987)本坊大勧進へ申出により、善光寺東海別院と称し、
信徒区域は愛知、岐阜、三重、滋賀各県に及び、今日に至っています。


【境内】


ドーンと大きな善光寺特有の本堂が見えます。

どうやら山門は無いようですね。


【鐘楼】


新築建立中。


【寝釈迦】


ポックリ逝ける御利益があるらしい。(^^


【本堂】




信州善光寺の3分の2の大きさといえど、
堂々たる威容を誇る本堂です。

関西ではほとんど見ないけど、
善光寺式の本堂はカッコいいですね。








厳かな内陣でお参りを済ませてから、
戒壇巡りをやってみることに。


【戒壇めぐり】


拝観料300円を支払うと腕輪を貰えます。

暗闇でうっすらと光るらしい。




真っ暗です。

戒壇めぐりといえば一切の光が見えない通路を歩いて行きます。

腕輪は確かにうっすらと光っていました。




御本尊の真下にこのようなド派手な空間があります。

阿弥陀如来を中心に観世音菩薩、勢至菩薩と十六観菩薩が安置され、
極楽浄土を表現しているそうです。

こちらの戒壇めぐりは距離が短く、
すぐに終わったという印象でしたね。


【三悪地蔵】


ペット供養です。


【小僧】





【本坊根福寺】


善光寺東海別院境内入口にあります。

参拝した時は別のお寺かと思ったが、
東海別院の本坊だったのね。

でも、見た感じは一般にイメージする本坊とは違いますね。


【本堂】




こちらには不動明王が祀られていました。


【案内】


こちらでも御朱印をいただけるようだけど、
今日は東海別院の本堂でいただけるとのこと。


【御朱印】


東海別院の本堂でいただいたものですが、
四体の内、選んだのがこのお不動さんのお姿。

奇しくも根福寺の御朱印をいただいたが、
善光寺東海別院の御朱印はいただいていなかった事が後日判明。(^^;

参拝した時は全く気付かなかったよ。

弘法寺(2018年11月11日参拝)

2018年12月09日 | 津島霊場巡り
津島霊場巡りに参加している寺院は19ヵ寺あるが、
小さなお寺ばかりで伽藍は余り魅力のある寺院は少ない。

なので津島市から稲沢市にある善光寺東海別院へ移動。

しかし、移動してすぐにお寺を発見。

そんなに目立つお寺では無いが、
個性豊かというか面白いというか、
華麗にスルー出来ない仏様を見てしまったので寄り道。

そのお寺が津島霊場巡り札所の弘法寺です。



所在地:愛知県津島市藤浪町4-3
宗派:尾張高野山宗
御本尊:身代大師
創建:不明
開山:妙紫尼
札所:津島霊場巡り


【縁起】
身代山弘法寺は知多四国八十八ヵ所霊場札所である、
大悲山岩屋寺を総本山とする尾張高野山宗のお寺です。

御本尊は開山妙紫尼が岩屋寺奥の院参籠のおり、
感得現示された衆生済度の身代大師をお祀りしております。

聖天堂には奈良県生駒山宝山寺より生駒山以東初めての、
生駒聖天尊御分霊として、商売繁盛、所願成就の、
双身歓喜天尊をお祀りしております。


【境内】


山門は無い小さなお寺です。


車は狭い境内に停めれます。

私が到着した時は車の御祈祷の車が2台停まっていました。


意外と言えば失礼かも知れないけど、
結構人気があるのかな。




奥に見えるのが本堂。


【弘法大師】




仏様ではなく弘法大師でした。

この弘法大師像を車から見えて寄り道してしまったのです。

ユーモアのあるお顔立ちをされています。(^^


【修行大師】


こちらはよく見る弘法大師です。


【身代地蔵尊】





【四国八十八ヶ所ミニ霊場】







【本堂】


本堂に上がってもいいので有難く思いながら内陣へ。




本堂の外観からは想像出来ない程、
内陣は案外広くて良い雰囲気でした。

やっぱり本堂の内陣にあがってこそだなと思う。(^^


【聖天堂】




本堂の隣りの部屋が聖天堂内陣です。

遠く離れたこの地で馴染みのある生駒山宝山寺の御分霊に、
お参り出来たのは嬉しかったです。


【抹茶菓子】


御朱印をお願いしたら御接待していただいた。

ここでお抹茶をいただけるとは誰が想像出来ただろうか。(笑)

しかもタダ。(^^

普通のお茶なら分かりますが、
お抹茶で無料なんて有り得ない。

京都の観光寺院だったら100パーセントお金取られますよ。

それがタダ。

ありがたや ありがたや。


【御下がり】


お抹茶をいただいたので、
御朱印代を大目にお渡ししたら、
お米と懐かしのかっぱえびせんを頂戴しました。

ありがたや ありがたや。


【御朱印】


御住職と奥様にとても良くしていただいた。

お寺に参拝して良かったなぁと思う時です。

伽藍が魅力が無いから津島霊場巡りの寺院参拝を、
スルーしようとしていた自分が恥ずかしい。

いつの日か、津島に戻ってきた時は、
ゆっくりと霊場巡りをしたいと思う。

観音寺(2018年11月11日参拝)

2018年12月08日 | 津島霊場巡り
津島霊場巡りの続きは劇画風タッチの御朱印で、
非常に話題になっている観音寺です。

しかし、話題になり過ぎて御朱印ハンターが殺到し、
路上駐車だけでなく、近隣の私有地に無断で駐車する始末。

これを重くみた観音寺は警察に相談し、
当面は三面御朱印を中止する事態にまで発展。

以前から御朱印ハンターの悪評は数々聞いていますが、
人の私有地に無断で駐車するとは言語道断。

駐車違反は法を犯す行為。

これから仏様にお会いするのに、法を犯しながら、
どの面を下げて参拝するのでしょうか。

あ、そういう奴等は仏様にお参りするんじゃなくて、
御朱印だけが目的なんですね、分かります。(苦笑)




私が停めたのは観音寺近くの有料駐車場。

24時間で400円。

路上駐車や無断駐車をしている連中は、
たったの400円をセコっているのか。(怒)

しかし、結構な台数が停めれる駐車場が日曜にも関わらず、
ほとんど埋まっていたんですよね。

三面御朱印を授与していた日には500人以上が並んでいたそうで、
他に有料駐車場があっても停めれなかったものと想像出来る。

だったら観音寺は駅から徒歩5分だから、
電車で行けよという話になるわな。


この駐車場問題が解決しない限り、
三面御朱印の授与は当分無い模様。

案とすれば平日、抽選で当選した20名ぐらいの限定数のみ、
御朱印を受付するとかしないとダメでしょうね。



所在地:愛知県津島市天王通り6-43-1
宗派:真言宗智山派
御本尊:不動明王
創建:不明
開山:不明
札所:津島霊場巡り



【縁起】


当山は山号を牛玉山、寺号を観音寺といい、
真言宗智山派に属し、本山を京都の東山七条の智積院に持つ。

永正12年(1515)快祝法師が中興し、
元は見越村(愛知県愛西市佐織町)にあり三輿山廻向院観音坊といわれた。


また戦国武将織田信長の父信秀の頃より、白山信仰の先達として寵愛を受け、
豊臣秀吉、徳川家康の信頼も厚く、慶長13年(1608)祝蔵法師の時、
白山社と共に現在の土地に移り、津島神社の社僧の列に加わり、
牛玉山神宮寺と呼ばれた。


【観音寺ギャラリー】






129号線を歩いているとたまたま発見。




中に入ると大作の絵が飾られていた。

おー、これは知らなかったのでラッキー。


【絵】




これは大迫力ですね。(^^














この絵を見たら確かに欲しくなるし、
500人以上が並ぶのはよく分かる。

でも、小さな御朱印帳では無く、
もっと大きなサイズで欲しいね。


【弘法大師】


お大師さんにお参りしてから観音寺へ。


【天王通り】


ギャラリーから徒歩2分程で観音寺に到着。


【鳥居】


まずは赤の鳥居に目がいく。


【三吉稲荷陀枳尼真天】



【十二支堂】



【厄飛ばし大念珠】



【福禄寿】



【御朱印見本】


書置き御朱印は月に数日設定しているので、
ツィッターをご確認ください。


【御朱印帳見本】


こちらも授与日はツィッターで確認要です。


【法語】



【四国八十八ヶ所ミニ霊場】





【山門】


とても簡素な山門です。


【庫裏】


普通の家のような感じで、
このお寺がいかに小さなお寺か分かるでしょう。

劇画タッチの御朱印が有名にならなければ、
このお寺に参拝どころか、存在すら知らなかっただろう。

昔からあるお遍路や西国もそうだし、
御朱印は仏様とのご縁を結ぶ大切なものですね。


【本堂】




小さな本堂に御本尊や弘法大師が祀られていました。

ありがたや ありがたや。


【御朱印】


セルフ式のハンコがありましたので押印しました。

セルフで押すのは久しぶりだな。




ハンコの押し方に文句を言う奴等は自分で押してみるといい。

押印は結構難しいよ。

宝寿院(2018年11月11日参拝)

2018年12月07日 | 津島霊場巡り
津島神社の庭園横にあるのが、
神宮寺である宝寿院というお寺です。

こちらは可愛い御朱印で少し有名になってきたお寺です。


所在地:愛知県津島市神明町2
宗派:真言宗智山派
御本尊:薬師如来
創建:(伝)弘仁9年(818)
開基:弘法大師
札所:津島霊場巡り、海東西新四国八十八ヶ所、尾西七福神


【縁起】
今より1200年前、弘法大師が熱田社に詣でる道中津島に来臨。

大師は人々が疫病に苦しむ様子を哀れみ、
薬師如来を牛頭天王社弥五郎殿脇に奉安され、
厄疫退散当病平癒の祈祷を勤修されました。

以来、神仏混合の天王社は東の津島、西の八坂と称され、
全国に末社三千の牛頭天王信仰を支えてきました。

中でも信長、秀吉からは特に篤い信仰を受けたことでも知られています。

明治以前までは宝寿院・実相院・明星院の三寺の住職が、
天王社神宮寺別当職を継承してきました。

明治初年の神仏分離令は全国の神宮寺に多大の影響を及ぼし、
寺の存亡に関わる事となりました。

尾張津島も例外ではなく、三つの神宮寺の内宝寿院以外は還俗。

そんな中、時の宝寿院住職・宥三は還俗すれば、
財産も身分も保証される中で、いかに貧しくなろうとも 仏法捨てがたしと、
一年間寺社奉行へ日参し神宮寺の存続を訴えました。

しかし願いは聞き入れられず、宥三は私財を投げ打って宝寿院住坊を買取り、
神宮寺の仏像仏画・法具の数々を焼き討ちから守り今に伝えています。


【参道】



【山門】



【仁王象】


山門には金剛力士が定番ですが、
まさか象がいるとは。

多分初めて見たと思います。(笑)


【境内】


入ってすぐ左手に変わった建物があります。


【地蔵堂】


本当に変な建物です。(笑)

一瞬、納骨堂かと思ったが地蔵堂でした。




新しく建てられたお堂らしく、
内陣にはクーラー完備でした。(笑)


【本堂】




昭和56年(1981)に再建されたもの。




御本尊は江戸時代まで津島天王社の本地堂に奉安されていた、
牛頭天王の本地仏で、当時から秘仏ですが、
毎年元旦から八日の初薬師まで開帳されているとのこと。


【釈迦如来】



【大師堂】







【七福神】



【修行大師】



【涅槃仏】



【漱水仏・水琴窟】



【双連の樹】



【泉龍神】





【御朱印】


こちらはノーマルで300円です。


【書置き絵御朱印】


一体400円で二体の内、一体のみ授与していただけます。


【季節のスタンプ入り御朱印】


こちらも一体400円で二体の内、
一体のみ授与していただけます。

津島神社(2018年11月11日参拝)

2018年12月06日 | 津島霊場巡り
岐阜県の治水神社から愛知県に入って津島市へ行きます。

まぁ、たった8キロしか離れていないんですけどね。

津島市で神社といえば、
津島信仰の総本社である津島神社です。

まずはこちらから参拝開始。

津島神社は大社なのに駐車場は無料でした。(^^

何処でも有料な大都会はアカンわ。



所在地:愛知県津島市神明町1
御祭神:建速須佐之男命
相殿:大穴牟遅命(大国主命)
創建:欽明天皇元年(540)
社格:国幣小社、別表神社
札所:津島霊場巡り



【由緒】
社伝によりますと欽明天皇元年(540)に、
西国対馬より大神が御来臨なられたのが始まりとされ、
その後弘仁元年(810)に神階正一位と日本総社の号を賜り、

一条天皇の正暦年間に天王の号を賜りました。

御鎮座以来、貧富の差なく広く尊崇されておりますが、
特に織田信長、豊臣秀吉、や尾張徳川家は厚く信仰され、
社領の寄進や社殿の造営等をなされました。

創建時の社名は津島社でしたが、神仏習合の影響により、
御祭神を牛頭天王に改めたことにより江戸時代までは津島牛頭天王社となり、
明治の神仏分離により津島神社に改められました。

今でも津島の天王さまと呼ばれ、全国約3千社の天王信仰の総本社であります。


【楼門】




威風堂々の見事な楼門です。

それもそのはず、この楼門は天正19年(1591)に、
天下人の豊臣秀吉公の寄進によるものだから。

重要文化財。


【境内】


広い境内です。

七五三の時期なので小さなお子さん達がいっぱいです。(^^


【拝殿】


変わった造りで余り見ないタイプの社殿ですね。


【回廊】


文政8年(1825)御師服部乙若太夫の三河・遠江・駿河の檀家より、
寄進再建されたもの。


【案内板】



【八柱社】







【稲荷社】





【狛狐】



【神庫】



【稲田社】





【境内社】





【荒御魂社】





【宝物庫】



【奉納菊】









【弥五郎殿社】







【境内社】







【蕃塀】


正面から御祭神に邪気が当らないように造られたもので、
尾張造の特色だそうです。

しかし、形が少し違えど伊勢の神社でも見たことありますし、
東西の本願寺でもありますね。


【南門】


慶長3年(1598)豊臣秀吉公の病気平癒の為、
秀頼公が寄進されたもの。


【鳥居】



【与謝野晶子歌碑】



【祈願絵馬掛処】



【菅原社】


元神主氷室家の邸内社で、京都北野天満宮より勧請。
正保年間に創立されたと伝えられる。


【境内社】





【照魂社】









【庭園】





【御朱印】

治水神社(2018年11月11日参拝)

2018年12月05日 | 神社
今日は我が歌姫である倉木麻衣の千秋楽ライブがあるので、
車で名古屋へ遠征です。

ライブだけだったら新幹線か近鉄特急で行けば済みますが、
折角名古屋に行くんだったら車が無いと行けない寺社を参拝します。




まずは木曽川、長良川、揖保川という、
ビッグネームの木曽三川が近くに流れる治水神社へ。

特に長良川と揖保川の間の場所に鎮座し、
社名が治水神社となっている。

どうして治水神社になったかはすぐに分かりますね。


【長良川】


神社に着いたはいいが駐車場が見つからない。

仕方ないので土手沿いに駐車場があったので停めました。

大型駐車場の前には水と緑の館・展望タワーという観光施設があるのに、
駐車料金は無料でした。(^^

最大1100台停めれるらしい。

それにしても長良川はデカイですね。


【水と緑の館・展望タワー】


広大な国営木曽三川公園には展望タワーがありますが、
観光施設よりも学習施設の意味合いの方が強いようです。

神社は隣りに鎮座しております。


所在地:岐阜県海津市海津町油島無番地
御祭神:平田靱負正輔大人命
創建:昭和13年(1938)


【由緒】
江戸時代の中頃、徳川幕府は木曽三川の水害で悩む
濃尾平野西南部の住民を救う為、薩摩藩に普請を命じました。

薩摩藩士らは経験したことのない水の流れに苦しみながら、
この地方の住民の為、多大の犠牲を払い、万難を排して工事を見事完成。

永く埋もれていた大工事を世に広めたのは、三重県多度に住む西田喜兵衛です。

彼はこの工事の様子を世間に知らせ、犠牲者の慰霊と顕彰に邁進しました。
明治33年、近代の木曽三川の治水工事の成功式に併せて宝暦治水之碑が、
時の総理大臣山県有朋公を迎えて油島千本松原に建立されました。

その後、平田大人を治水の神と讃える地元の人々の報恩感謝の熱い思いにより、
昭和13年(1938)現在の地に平田靱負大人を御祭神とする治水神社を創建。

治水神社は治水に尽力された薩摩藩士の功績を讃え、
平田靱負大人の遺徳を偲び、犠牲となった多くの藩士達を慰霊しています。


【鳥居】


水と緑の館・展望タワーから歩いて行くと本殿裏手に到着。

あー、反対側かぁと思いながら境内を歩き鳥居を目指す。

細長い神社で鳥居まで歩いて行くのは面倒だけど、
やはり神社参拝は鳥居から始まります。

神社の無料駐車場はこちらにありました。


【揖保川】


とても穏やかな流れです。

しかし、長良川と揖保川に挟まれた地を工事して、
治めるまで大変な労力がいったことだろう。


【手水舎】





【境内】



【社務所】



【境内】


渋い拝殿が見えてきました。


【狛犬】



【神門】




桧皮葺屋根の神門と授与所が渋すぎる。

この桧皮葺と茅葺はまさに日本が誇る伝統美です。

神門は昭和13年(1938)建立されたもの。


【拝殿】


拝殿も渋いなぁ。

神門から先に進めないので近くで見ることが出来ませんが、
離れた場所から見ても素晴らしい拝殿ということが分かる。

昭和13年(1938)建立されたもの。




拝殿と祭文殿と本殿が渡殿で連結されている造りです。


【祭文殿・本殿】




拝殿の大きさの割りに本殿は小さいですね。

手前の小さな社は境内社の治水昭和之宮です。


【石碑】







【パネル】





【宝暦治水観音堂】


宝暦治水工事の犠牲者全員を祀る為に建立されたもの。

江戸時代中期の宝暦治水工事によって、
幕命によって施工された木曽三川の治水事業の過程で、
工事中に薩摩藩士51名自害、33名が病死。

工事完了後に薩摩藩総指揮の家老・平田靱負も自害。


堂内は彼等の位牌がいっぱいあったので撮影していない。


【御朱印】


木曽三川の治水事業によって多大なる犠牲があったことは、
関西では余り知られていない。

治水神社を参拝することにより、
先人の偉大なる功績を知ることになる。

まさに神社仏閣に歴史あり。

頂法寺 六角堂・池坊華道展(2018年11月10日特別拝観)

2018年12月04日 | 西国三十三カ所観音霊場
本日最後の参拝は西国三十三所草創1300年記念事業で、
本堂内陣の拝観を一週間だけ行っている六角堂です。

西国の札所は良いお寺が多いけど、
本堂内陣を拝観しているのが意外と少ない。

お寺は本堂内陣に入ってこそと思っている私としては、
つねづね残念と感じていました。

この六角堂は今まで何度も参拝しているが内陣に入った事は無い。

本日、ようやくその念願が叶います。(^^

ありがとうございます。



所在地:京都府京都市中京区六角通東洞院西入堂之前町248
宗派:天台宗
御本尊:如意輪観音
創建:伝・用明天皇2年(587)
開基:伝・聖徳太子
札所:西国三十三箇所、洛陽三十三所観音霊場



【山門】


今日はやたら参拝者が多い。

いくら西国三十三所草創1300年記念事業期間中といえど、
ここまで賑わうのは有り得ない。

見ていると六角堂の参拝者では無く、
池坊でイベントがあるようで、それを見に来た人達でした。


【本堂】


本堂前も人が一杯で撮影し難い。

私は出来る限り他の参拝者の顔が映らないように撮影している。

それでもどうしても見知らぬ人の顔が映った場合、
私のポリシーとして顔を黒く塗るようにしている。

ネットを見てると平気で見知らぬ人達の写真を、
アップしているブロガーやインスタグラマー達がいるじゃん。

そういうのを見てると気配りが出来て無いなと思う。

やっぱり自分が知らないところで、
自分が写っている写真をアップされるのは嫌ですよね。

平気な人は少ないと思う。

だからネットにアップする時は、
モザイクやスタンプや顔を黒く塗って顏を隠してあげてほしい。

おっと、無駄話が長過ぎた。




拝観料800円を支払い本堂内陣入堂。

御本尊は秘仏で見れませんが、重文の毘沙門天や、
御本尊御前立で伝弘法大師作と伝わる秘仏の如意輪観音鞘仏、
同じく御本尊御前立で建礼門院徳子が寄進したと伝わる、
如意輪観音が祀られていました。


厳かな雰囲気の内陣は狭いですが、
雰囲気がたまらなく素晴らしい空間です。

この中にいると誰も悪いことはしないんじゃないかと思うよ。


【ふれあい仏】




納経所で金箔札を買って貼るらしい。

六角堂ともあろう古刹が商売に走るとは。


【石不動】





【WEST18ビル】


六角堂を上から見ることが出来るらしいので、
隣りにあるWEST18ビルのエレベーターに乗った。

しかし、エレベーターに乗ったら外が見えるハズなのに見えない。

あれー、おかしいなぁと思いつつ適当に押した7階に到着すると、
ちょうど池坊のいけばな展をやっていた。


【いけばな展】




いけばなは興味があるわけではないが、
軽く見学することにした。






沢山の女性達が見ていたが男は私一人。

もしかして女性限定?と思ったけど、
特に注意されることは無かったです。(^^;

でも、まるで女子高に男一人いるようなもので、
居心地はすこぶる悪い。

うおー!
ハーレムじゃーと喜ぶほど肝っ玉はデカくありません。(苦笑)










こちらに展示されているのは生徒さん達のモノのようです。

素人ながら良い作品が多いと思いました。


とりあえず、雰囲気にいたたまれなくなったので退散。

ふぅ、精神的に疲れた。(^^;


【家元道場】


六角堂本堂内陣拝観した人は家元道場に無料で入れるということで、
こういう機会では無いと入れないので行ってみた。

また女性ばかりなのかな。(^^;




いけばな展をこちらでも開催しているようだ。


【本堂】


家元道場の入口付近で撮影した本堂裏側。


【太子堂】




太子堂を反対側から見た事が無いので嬉しい。(^^


【廊下】



【作品】






こちらはWEST18ビル7階で見た作品より、
優れたモノが展示されているようです。
















池坊名誉教授の作品もありました。

池坊では役職名が教授とか准教授を使うのね。

しかし池坊のHPを見て見ると教授、准教授、講師陣が、
ほとんど男なんですよね。

あれだけ女性の生徒達が多いのに、
教える立場は男ばかり。

知らないけど華道界も男性社会なのかな。


【神光 照天地】




表千家家元と華道家元とのコラボ作品。






分かる人が見れば素晴らしい作品なんでしょうか。

私には良く分かりません。(^^;




これは私にも書けそうな。(^^;


【次期家元池坊専好】




分かる人が見れば素晴らしい作品なんでしょうか。

私には良く分かりません。(^^;


【境内】



【白鳥】




白鳥を見た白人が、
OH!スワン、ビューティホーって言ってました。(笑)


【御朱印】


六角堂は五体の御朱印がありますが、
全部くれ厨の男が前に居て迷惑でしたわ。

結構な人数が並んでいたのに。

誰も並んでいなければ個人の勝手ですけど、
後ろに人が並んでいる時は気配りして欲しいね。

白沙村荘 其の二(2018年11月10日拝観)

2018年12月03日 | 旅行・その他
橋本関雪記念館を見終った後、
見終っていない庭園散策と存古楼を拝観。


【磨崖仏】


橋本関雪記念館すぐ近くにあった巨石に、
磨崖仏が刻まれていました。

奈良辺りから持ってきたものだろうか。


【石仏】







【持仏堂】



【庭園】



【木】




何があったのか知らないけど、
木の内部が燃えた跡があった。

それでもこの木は生きてる。

生命力の強さに驚愕した。


【旧富田林八幡宮七重層塔】


平安時代作。


【存古楼】




存古楼二階は通常非公開で、
今回一般初公開となります。

狭い階段を上がって行くと8畳の狭い一室に入ります。

茶室としても使用出来そうです。



【秋桜老猿】


二階に展示されていました。

関雪といえば猿というぐらいですから、
さすがに素晴らしい作品です。

毛並の描き方が絶品でしたね。


【庭園】




二階から見た庭園。

上から見ても素晴らしい庭園ですね。

私は庭園より仏像派ですので、
禅宗の塔頭寺院のような庭園がメインのお寺は余り好きではありません。

しかし、こちらの庭園は規模も大きいしセンスも良いので、
かなり気に入りましたよ。

この庭園は回りより紅葉が結構進んでいますね。




ここからも大文字が見えました。

10分程滞在してから退出。


【永仁在銘十三塔】





【存古楼】


一階部分は現代作家の作品が展示。

早速上がって見ることにした。






展示即売会でした。

好みの作品があれば買おうと思ったけど、
あんまり好みじゃなく値段も高かったので買いませんでした。


【芙蓉池】



【石憧】





【門】


これにて拝観終了。

お庭好きな方は拝観料800円でも満足するのではないでしょうか。

私は持仏堂の地蔵菩薩が見れたので満足しております。

白沙村荘 其の一(2018年11月10日拝観)

2018年12月02日 | 旅行・その他
法然院参拝後、本来なら近くの銀閣寺に参拝となるのが普通だが、
過去二回参拝した後、必ず良く無い事が起こったのよね。

銀閣寺は良い観光寺院だと思うし、
良く無い事が起こったのも偶然なのかも知れないが、
脳が避けろと命令するので華麗にスルー。

その代わりとして訪れたのが、
銀閣寺近くにある白沙村荘庭園と橋本関雪記念館。

白沙村荘は今年の秋に京都非公開文化財特別公開に参加しており、
持仏堂に祀られている重要文化財の地蔵菩薩と、
存古楼の二階望楼が初公開されます。

私が神社仏閣では無く、庭園がメインの白沙村荘に行くのは、
他に行きたい寺社が無かったからですが、
見終った後は行って良かったわーと思える白沙村荘でした。

ちなみに日本画家の橋本関雪の邸宅だったらしいが、
橋本関雪は今まで知りませんでした。(^^;



所在地:京都府京都市左京区浄土寺石橋町37
文化財:史跡名勝天然記念物


【歴史】
白沙村荘は日本画家橋本関雪が自身の制作を行うアトリエとして造営した邸宅。

1万平方メートルの敷地内には大正から昭和初期に建築された居宅、
日本画の制作を行っていた3つの画室、茶室、持仏堂等の建造物が散在しており、
国の名勝に指定されている池泉回遊式庭園には、
平安から鎌倉時代にかけての石像美術品が多く置かれています。

庭園、建造物の設計も橋本関雪の手によるもの。

橋本関雪の美意識が随所に反映された庭屋の調和した景観そのものが、
白沙村荘の大きな見どころ。


【甚兵衛】




白沙村荘に行く前に近くにあった甚兵衛という店で昼食。

二八蕎麦ですが、見た目も食感も蕎麦では無く、
そーめんみたいでした。(^^;

天麩羅は美味かったです。(^^


【門】


こぶりながらも渋い門がお出迎え。

さすが現代作家だけあってセンスがありますね。


ちなみに白沙村荘には駐車場がありませんので、
近くの有料駐車場を利用することになります。


【休憩所】


名前が軒下に書いてありましたが、
字が崩れ過ぎて読めませんでした。


【石柱】


不許葷酒入山門と刻まれています。

個人の邸宅でありアトリエではあるが、
持仏堂があるように宗教的なものも含まれていますね。


【国東塔】


鎌倉時代作で高さ5メートルもの石塔です。

国東といえば大分の国東半島ですが、
この国東塔は大分から持ってきたものでしょうか。


【八幡宮】



【参道】


順路に従って奥に進みます。


【東門】


渋い東門と紅葉が見えます。




大正5年(1916)に建立されたもので、
屋根の上部は瓦で下部が檜皮葺でした。




ここの紅葉の赤は鮮やか。(^^


【門】


渋すぎる門をくぐると庭園があります。


【芙蓉池】


大きな池があります。


【存古楼】




大正8年(1919)建立されたもので、
大作用の画室だったそうです。

非公開文化財特別公開では二階が公開されていますので、
後で見に行きます。


【庭園】



【如舫亭】


大好物の茅葺屋根の四阿があります。


大正6年(1917)建立されたもの。






渋過ぎるだろ。(^^


【九重層塔】



【石仏】


仏教色が随所に感じられ、
有名寺院の庭園に来ているようです。



【如舫亭】






素晴らしい。


【礎石蹲】


兵庫県豊岡市にあった但馬国分寺から移築されて、
蹲にしたもの。


【倚翠亭】


茶室。

今回の特別拝観時で出来ないですが、
普段は予約すれば茶室の中に入れるそうです。

昭和7年(1932)建立されたもの。


【憩寂庵】


茶室。

昭和7年(1932)建立されたもの。


【瑞月池】





【地蔵石幢】




六体地蔵が刻まれていました。


【観音石幢】


桃山時代建立されたもの。


【石仏】


ここまで見てきて橋本関雪という人は、
かなり仏教に帰依している方と感じます。


【持仏堂】


大正8年(1919)建立されたもので、
こちらが今回公開され重文の地蔵菩薩が拝めました。

残念ながら撮影不可。

普段は非公開ですが関雪夫妻の命日である2月26日と4月14日、
それと事前予約すれば拝観出来るそうです。


【ススキ】



【層塔】







【橋本関雪記念館】




折角なんで拝観料500円追加して記念館に入ってみた。

一階は橋本関雪の作品や掛軸等の蒐集品が展示されていました。

残念ながら撮影不可。


【橋本関雪記念館】


二階の展示スペースでは企画展や現代作家の作品が展示されています。


【小川長樂】










醍醐寺座主より松風軒の号を賜り三代長楽を襲名した作家。

他にも色々な作家の作品が展示されていました。


【大文字山】




二階テラスから見れました。(^^


長くなりましたので続きはまた明日。

法然院(2018年11月10日参拝)

2018年12月01日 | 法然上人二十五霊場
光雲寺の近くは哲学の道や有名な神社仏閣も多い。

折角、この界隈に来たからには、
光雲寺だけでは勿体無いので法然院に参拝することにした。

ここは約5年1ヶ月振りと久しぶりの参拝です。


<2013年9月14日参拝>
https://blog.goo.ne.jp/05100625/e/9cc59d235e05065dd3971b8ca1f93fd6




所在地:京都府京都市左京区鹿ケ谷御所ノ段町30
宗派:浄土宗
御本尊:阿弥陀如来
創建:鎌倉時代初期
開基:法然上人
札所:法然上人二十五霊場



【哲学の道】




光雲寺から近いと思っていたが、
結構遠くて歩き疲れたが法然院に到着。


【寺頭】



【石段】




こういう緩やかな石段は楽でいい。(^^


【参道】


この先に私の大好物があります。


【山門】




大好物とはこの茅葺屋根です。

素晴らしい。

しかし、この山門はここからでは無く、
反対側から見た方が圧倒的に素晴らしいのです。






本当に美しい。

これぞ日本が誇る極美の一つです。


【白砂壇】


もみじの形がかたどられていました。(^^


【講堂】


堂内で何かの催しものがやっているようだ。




入ってみると色々なお面が展示されていて、
なかには売っているものもありました。






いろいろあったお面の中で一番強烈なものです。

これは自宅では飾ってはいけないものです。(^^;


【玄関】



【経蔵】



【手水鉢】


ここはいつもオシャレなことをしてくれます。(^^


【境内】




台風21号の影響で倒木がありました。






剥き出しの木の根や絡まりまくって木も見れます。


【参道】



【本堂】


本堂が拝観出来るのは4月1日から7日と、
11月1日から7日の伽藍内特別公開の期間のみです。

次は特別公開の時に訪れることにしよう。


【地蔵塔】



【貼り紙】


御朱印は残念ながらいただけませんでした。