落穂日記

映画や本などの感想を主に書いてます。人権問題、ボランティア活動などについてもたまに。

ソウル

2002年02月14日 | movie
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こちらも知人がスタッフで参加していたのもあって行ったのですが、面白かったです。
日本側スタッフが『ホワイトアウト』(面白かった。好きです)チームだと云うのもあってか、非常に印象が似ています。物語の運び方、主人公のキャラクターもそうですが、観客の乗せ方、トリックの絡み方、解き方、アクションの見せ方など随所に『ホワイトアウト』を観ていた時と同じ感覚を覚えさせられました。
云ってみれば『ホワイトアウト』風『踊る大捜査線』in韓国、って感じでしょうか。
逆に時代錯誤に観念的な人間関係の描写のゆるさ(昔の「金田一耕助」ものそっくり)、設定の強引さとか、目につくところも同じでしたね。
まぁそういう細かいところはさておいて、単純に楽しめました。
画面から、参加したスタッフ、キャストの意志の力、団結の強さ、惜しまれなかった努力が如実に伝わって来て、それがちゃんと報われる形に成立している、そういう意味ではすごく良い映画です。娯楽としても、ひとつの作品としてもいい意味で「努力賞」に値する映画だと思います。
しかし長瀬くんはお芝居上手ですね。何の役でもあれだけ自然にスッと演じられるって云うのは凄いです。