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会員制クラブでボーイのアルバイトをしながら幼い自分を捨てて駆け落ちした母の行方を探していた大学生の一彰は、ある夜、無人の路地で不思議なダンスを踊る謎の美青年と出会う。クラブで起きた殺人事件をきっかけに美青年・李歐と奇妙な友情関係を結んだことから、一彰の流転の人生が思わぬドラマを展開し始める。
天涯孤独のふたりの青年が遠く離ればなれでいながらも心を通いあわせ続ける、魂の交流と冒険を描いた物語。
たぶん今までにぐりが読んだことのない種類の小説ですね。新鮮でした。
これはえーと・・・ハードボイルド?なのかな?ビミョーにボーイズラブ臭もしますがー。舞台は大阪、日本のやくざに香港マフィア、中国・アメリカのスパイに共産ゲリラ、物騒な人々がいっぱい登場します。スケールは結構壮大です。
李歐のキャラクターは確かに魅力的です。多国語を流暢にあやつり歌って踊れて度胸もあって、頭脳も素晴しくきれる白皙のギャング(最近ギャングって語彙も聞かないなぁ)。小説的だ。一彰じゃなくても惚れるでしょー。読んでる人間はこの李歐の魅力に惹かれ、いつ彼に会えるだろうとドキドキしながらページをめくり、物語を追い続ける。そんな絶大な引力を持った人物としてとてもよく描けてるし、表題に相応しいだけの魔力を持った人物像だと思います。
ドラマでこの役を演じた呉彦祖(ダニエル・ウー)は、ぐりはイメージにはまぁまぁあってんじゃないかなと思ったです。特に女のように白く美しい肌と黒耀石に似た大きな瞳などと云う容貌の描写なんかぴったりですね。違うのはダニエルの身体がムダにムキムキってとこでしょーか(笑)。実物はそんなにムキムキでもないんだけどね、なぜか画面で見ると華奢な骨格にちょっと違和感あるくらい筋肉付き過ぎてるように見える。そんなこたどーでもいーか。
ただぐりは中華電影に出て来る人間技とは思えないほど残忍な香港マフィアや殺し屋たちを見慣れてしまってるせいか、『李歐』に登場する裏社会の人々の有り様がどーも中途半端には感じました。なんだか物足りないなと思ってるうちに話が進んでって、そのまま終わっちゃったと云うのが正直な印象です。
エロ臭もどことなくどっちつかずな感じ。純粋に好みの問題だと思うけど。
思うに話が長過ぎたんじゃないすかね。もうちょっとコンパクトにテンポよく展開してくれた方が面白かったかもです。
しかし男が男として男に惚れる、ってのは感覚としてあり得ると思うけど、こういう“一目惚れ”みたいのって現実にあんのかなぁ。どうなんだろう。
会員制クラブでボーイのアルバイトをしながら幼い自分を捨てて駆け落ちした母の行方を探していた大学生の一彰は、ある夜、無人の路地で不思議なダンスを踊る謎の美青年と出会う。クラブで起きた殺人事件をきっかけに美青年・李歐と奇妙な友情関係を結んだことから、一彰の流転の人生が思わぬドラマを展開し始める。
天涯孤独のふたりの青年が遠く離ればなれでいながらも心を通いあわせ続ける、魂の交流と冒険を描いた物語。
たぶん今までにぐりが読んだことのない種類の小説ですね。新鮮でした。
これはえーと・・・ハードボイルド?なのかな?ビミョーにボーイズラブ臭もしますがー。舞台は大阪、日本のやくざに香港マフィア、中国・アメリカのスパイに共産ゲリラ、物騒な人々がいっぱい登場します。スケールは結構壮大です。
李歐のキャラクターは確かに魅力的です。多国語を流暢にあやつり歌って踊れて度胸もあって、頭脳も素晴しくきれる白皙のギャング(最近ギャングって語彙も聞かないなぁ)。小説的だ。一彰じゃなくても惚れるでしょー。読んでる人間はこの李歐の魅力に惹かれ、いつ彼に会えるだろうとドキドキしながらページをめくり、物語を追い続ける。そんな絶大な引力を持った人物としてとてもよく描けてるし、表題に相応しいだけの魔力を持った人物像だと思います。
ドラマでこの役を演じた呉彦祖(ダニエル・ウー)は、ぐりはイメージにはまぁまぁあってんじゃないかなと思ったです。特に女のように白く美しい肌と黒耀石に似た大きな瞳などと云う容貌の描写なんかぴったりですね。違うのはダニエルの身体がムダにムキムキってとこでしょーか(笑)。実物はそんなにムキムキでもないんだけどね、なぜか画面で見ると華奢な骨格にちょっと違和感あるくらい筋肉付き過ぎてるように見える。そんなこたどーでもいーか。
ただぐりは中華電影に出て来る人間技とは思えないほど残忍な香港マフィアや殺し屋たちを見慣れてしまってるせいか、『李歐』に登場する裏社会の人々の有り様がどーも中途半端には感じました。なんだか物足りないなと思ってるうちに話が進んでって、そのまま終わっちゃったと云うのが正直な印象です。
エロ臭もどことなくどっちつかずな感じ。純粋に好みの問題だと思うけど。
思うに話が長過ぎたんじゃないすかね。もうちょっとコンパクトにテンポよく展開してくれた方が面白かったかもです。
しかし男が男として男に惚れる、ってのは感覚としてあり得ると思うけど、こういう“一目惚れ”みたいのって現実にあんのかなぁ。どうなんだろう。