『ホテル・ルワンダ』
<iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=htsmknm-22&o=9&p=8&l=as1&asins=B000FOTK6Q&fc1=000000&IS2=1<1=_blank&lc1=0000FF&bc1=000000&bg1=FFFFFF&f=ifr" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>
※ややネタバレですが史実を元にした物語なので伏せ字にはなってません。
日曜日のレイトショー。でも昼過ぎの時点で夕方の回までぜんぶ満席。立ち見もいる。
確かにこれは全部の人間が観るべき映画だ。
いいとかわるいとかそういう問題ではない。
世の中にはそういう種類の映画がある。
たかが映画だ。
でもこれは絶対に見逃すべきではない。
映画館に行ける人間はみんな行くべきだ(全国の上映館)。それ以外の人はレンタルビデオが出たら観ればよい。
残虐な暴力シーンはほとんどありません。お子さんや女性の方でも安心して観られます。
観ましょう。きっと。
こういう言い方は全然フェアではないと思うけど、あえていわせてもらうなら、ぐりの貧しいボキャブラリーで的確に感想を述べられるような映画ではない。
言葉がでない。
どうして?なぜ?なんでこんなことになるの?わからない。理解出来ない。
この映画はそういう「わからなさ」をわからないまま観客の前に放り出して見せている。
どう感じようがあなたの自由です。どうぞご勝手に。
でもこれは本当にあったことです。
以上。
みたいな。
主人公は四つ星ホテルの支配人ポール(ドン・チードル)。彼はフツ族(=支配者階級側)だ。
だがたまたま彼の妻(ソフィー・オコネドー)はツチ族(=反乱軍側)だった。
おそらくそうでなければポールは「ルワンダのシンドラー」と呼ばれる人道活動に加わることはなかっただろう。それほど彼は民族意識や政治意識に希薄な、ごくごく普通の小市民だったのだ。
彼をして1200人を超える難民を匿わせたのは、妻子を守りたいという当り前の家族愛と、ホテルマンとして滞在者の安全を確保し通したいというプロ意識だけだったのではないだろうか。
この大惨事を世界に向かって語るに最も相応しい語り手には間違いない。
映画は彼らが国連の協力でホテルを脱出し安全地帯まで逃れるところで終わる。
しかし虐殺と内戦はこの後も続いた。
いや、はっきりといえばまだ続いているともいえるのだ。
この広い世界には、今日も同じ人間同士で傷つけあい殺しあうことをやめない人たちがいる。
たまたまそれが我々の目に届いていないというだけの話だ。
この映画がいいたかったことは、ほんとうはそれなんではないだろうか。
あなたは知らない。
でも、これは事実です。あなたが知らないだけのことなんです。と。
ただただ恥ずかしくて涙が出た。ルワンダを見捨てた国際社会。100万人の犠牲者たちを見殺しにした西側諸国。自分もそちら側の人間なのだと思うと、情けなかった。
これから資料を読むので、読んだらまた感想書きます。
“『ホテル・ルワンダ』日本公開を求める会”改め“『ホテル・ルワンダ』日本公開を応援する会”HP
主人公ポール・ルセサバギナ氏本人の来日講演レポートなど貴重な記事満載。必見。
<iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=htsmknm-22&o=9&p=8&l=as1&asins=B000FOTK6Q&fc1=000000&IS2=1<1=_blank&lc1=0000FF&bc1=000000&bg1=FFFFFF&f=ifr" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>
※ややネタバレですが史実を元にした物語なので伏せ字にはなってません。
日曜日のレイトショー。でも昼過ぎの時点で夕方の回までぜんぶ満席。立ち見もいる。
確かにこれは全部の人間が観るべき映画だ。
いいとかわるいとかそういう問題ではない。
世の中にはそういう種類の映画がある。
たかが映画だ。
でもこれは絶対に見逃すべきではない。
映画館に行ける人間はみんな行くべきだ(全国の上映館)。それ以外の人はレンタルビデオが出たら観ればよい。
残虐な暴力シーンはほとんどありません。お子さんや女性の方でも安心して観られます。
観ましょう。きっと。
こういう言い方は全然フェアではないと思うけど、あえていわせてもらうなら、ぐりの貧しいボキャブラリーで的確に感想を述べられるような映画ではない。
言葉がでない。
どうして?なぜ?なんでこんなことになるの?わからない。理解出来ない。
この映画はそういう「わからなさ」をわからないまま観客の前に放り出して見せている。
どう感じようがあなたの自由です。どうぞご勝手に。
でもこれは本当にあったことです。
以上。
みたいな。
主人公は四つ星ホテルの支配人ポール(ドン・チードル)。彼はフツ族(=支配者階級側)だ。
だがたまたま彼の妻(ソフィー・オコネドー)はツチ族(=反乱軍側)だった。
おそらくそうでなければポールは「ルワンダのシンドラー」と呼ばれる人道活動に加わることはなかっただろう。それほど彼は民族意識や政治意識に希薄な、ごくごく普通の小市民だったのだ。
彼をして1200人を超える難民を匿わせたのは、妻子を守りたいという当り前の家族愛と、ホテルマンとして滞在者の安全を確保し通したいというプロ意識だけだったのではないだろうか。
この大惨事を世界に向かって語るに最も相応しい語り手には間違いない。
映画は彼らが国連の協力でホテルを脱出し安全地帯まで逃れるところで終わる。
しかし虐殺と内戦はこの後も続いた。
いや、はっきりといえばまだ続いているともいえるのだ。
この広い世界には、今日も同じ人間同士で傷つけあい殺しあうことをやめない人たちがいる。
たまたまそれが我々の目に届いていないというだけの話だ。
この映画がいいたかったことは、ほんとうはそれなんではないだろうか。
あなたは知らない。
でも、これは事実です。あなたが知らないだけのことなんです。と。
ただただ恥ずかしくて涙が出た。ルワンダを見捨てた国際社会。100万人の犠牲者たちを見殺しにした西側諸国。自分もそちら側の人間なのだと思うと、情けなかった。
これから資料を読むので、読んだらまた感想書きます。
“『ホテル・ルワンダ』日本公開を求める会”改め“『ホテル・ルワンダ』日本公開を応援する会”HP
主人公ポール・ルセサバギナ氏本人の来日講演レポートなど貴重な記事満載。必見。