落穂日記

映画や本などの感想を主に書いてます。人権問題、ボランティア活動などについてもたまに。

不機嫌な指輪

2009年10月18日 | diary
何ヶ月か前のことなんだけど。
某有名アクセサリーショップで友人と買い物したときのこと。友人はブレスレットを買い、ぐりは指輪を見せてもらっていた。
ところが時間帯の関係で(夕方だった)指がむくんでいて、試着してもイマイチ感じがつかめない。今日は買うのはよして日を改めようと決めたのだが、そこまで接客してくれていた男性スタッフの態度が突然豹変。友人に対応していた女性スタッフは玄関まで送ってくれたのに、男性スタッフはプイと店の奥に引っ込んで挨拶もしなかった。
そりゃ時間をかけていろいろ見せてくれたのに買わなくて悪かったけどさ、客は店員のためにモノを買いにくるわけじゃないからねえ~。なんか勘違いしてない?
その後、友人は買ったブレスを気に入ってしばしば着けているのだが、見るたびに不機嫌氏を思い出して嫌な気分になるという。ぐりもその店は好きだけど、たぶん二度と行かないと思う。都内に他にも支店はあるし、よしんばその店舗にしかない商品が欲しくても取り寄せれば済む。わざわざ不機嫌氏に会いに行く必要はない。ってかヤダよそんな店。

数週間前のこと。
某有名デパートでアイシャドウを試してもらってとても気に入ったのだが、そのときは手持ちがなくて買わないで考えることにした。とても丁寧に対応してくれたので、そのときはアイシャドウではなく別の商品を買って帰った。
その後、やっぱりあのときのあのアイシャドウが欲しいなと思い、たまたま通りかかった別のデパートのブースで全く同じモノを試してもらった。すると今度対応してくれたスタッフのやる気が・・・ちょっと思わず唖然としちゃいました。完全に客を見下していてやる気のカケラも見受けられない。アイシャドウの付け方も乱暴で、ぶっちゃけぐりが自分でやった方が全然綺麗なくらい。時間がなくてつけてくれたのを落とす暇がなかったんだけど、あのときくらいサングラスをかける習慣があってよかったと思ったことはない。
結局アイシャドウは買ったけど、そのデパートのブースではたぶん二度と買わないし行かないと思う。同じ商品でも他で買えるんだから、わざわざトンデモメイクをされに行かなくたっていい。
けどやっぱり、毎日メイクのたびに思い出すのは、最初に丁寧にメイクしてくれたスタッフではなく、やる気のない方のスタッフのことだったりする。残念なり。

人間なんだから誰だってやる気が起きないとき、機嫌が悪くなるときはあって当り前だと思う。それはしょうがない。ぐりにだってあるんだから、それを責めようとは思わない。
けど、感情を必要以上に相手に押しつけるのはただ迷惑なだけじゃなく、自分も損するんだよってことも、忘れたくないなと思う。


ブランコ。