落穂日記

映画や本などの感想を主に書いてます。人権問題、ボランティア活動などについてもたまに。

ただいま戻りました

2011年08月15日 | 復興支援レポート
2回目の震災ボランティアから戻って来ました。

今回は事前の説明会などへの参加義務なし、往復の交通手段は受け入れ団体を通じて無料or実費オンリーで現地までノンストップ、食事と宿泊場所とトイレ・入浴設備完備、装備のほとんどは現地でレンタルOK、と至れり尽くせりの環境が整ってて、ある意味衝撃でした。

これだったら毎週末通いたいくらいだよ(マジ)。
だって楽しいだけだもん。
個人の負担なんかほぼゼロだもん。
自分で持ってくのなんて洗面道具と着替えとケータイと財布とボランティア保険の証書くらいだよ(ボラ保険は現地窓口でも加入可)。

こんなボランティアあっていーの?ウソやん!つかアタシ何しに来たん?バケーション?みたいな。

しかーも。被災地の復興はまだ始まったばっかり、とゆーていたらくでございます。
復旧作業のスタートが他から完っ全に出遅れてるから。今まで置いてけぼりにされちゃってたとこだから。
やることはこれからてんこもりたっぷりでございますよ。

そんなボランティアについて詳しく知りたい。
とゆー方は連絡下さい。
それか明日以降の落穂日記にご期待下さい(ウソ)。


清掃作業に参加したビーチ。
絶景です。かつ、水がもんのすごく綺麗。エメラルドグリーンだよ。沖縄並みの透明度だよ。清掃なんかほっといて泳ぎたかった。
でもちょっと砂をほじると出るわ出るわ原油まみれの焦げた畳やら建設資材やら家具やら衣料品やら電化製品の残骸やら何やら、得体の知れないシロモノが、5ヶ月間の波の満干に絡みねじれながら砂浜奥深くに埋まっている。
それをみつけてほじって抜き出す作業は、言葉でいう何百倍もキツかったです。
そしてこの作業の終わりは何ヶ月も先のことになっちゃうんだろうなと思うとやはり悲しい。
こんなに綺麗なところなのに、元の姿に戻すのは並大抵の労力ではない。
人手が必要です。とにかく、たくさんの人の力が、必要です。