去年1年前の今日は、東京有明アリーナで英国人ロッド・スチュアートの生ライブを観ていました。
1995年30年前の今日は、広島百島からの帰省中の高速道路上でカー・ラジオのNHKから重々しいニュースが流れていました。
3月20日は、世界中の人は幸福になることを願う、目指す、国際幸福デーなのにね。
次々と人が倒れている・・地下鉄サリン事件の発端となる不気味なニュースでした。
この災厄を、無差別殺人を、見せびらかしては悦に入っている狂気の沙汰の人間集団です。
さて、今日は3月20日、春分の日でもあります。
今朝早くから足羽山にあるお墓掃除・・車が無いと年老いると墓地に参るのにも難行です。
・・墓じまいも考えないとね。
帰宅してテレビを点けると、NHKBS「妻亡きあとに~岐阜県郡上市に暮らす近藤正臣さん」の日常生活の映像が流れいました。
俳優の近藤正臣さん、8年ほど昔、奥様と二人でお気に入りの町、郡上市に移住したとの事。
1年半程前に奥様を亡くしても、郡上に一人暮らす83歳となる近藤正臣さんの「老い」と「孤独感」と人生観を垣間見ることができました。
「人は老いると、筋力が無くなり、物忘れが激しくなり、オシッコを漏らすようになります」と、実感を込めて語っていました。
それでも郡上は素敵な地域です・・確かに同感です。
郡上節に魅せられて他県から移住された女性たちも番組で紹介されていました。
郡上踊り・・春駒、春駒、いいなぁ。
僕の故郷百島での盆踊り、三地区で多少リズム感が異なったようですが、百島盆踊りの最後に締めくくるのが、「春駒」だったそうです。
近藤正臣さん、末永くお元気で暮らして欲しいものです。
「老い」は死ぬまで次々と続きます。
耳が遠くなり、目も不自由となり、さらにウンコを漏らす失禁状態、オムツ状態、足腰も劣化、車いす生活、飲み込みも難しくなる嚥下機能が低下・・だんだんと寝たきり状態に近づきます。
「老い」は、時を超えて容赦なく次々とやって来ます。
午後からテレビ番組「ヒルナンデス」を観ました。
いつもは観ていないけど、今日の特集は「広島県尾道旅」でした。
20歳の鈴木福くんが、尾道を紹介していました。
尾道への年間観光客の訪問者数、約400万人だとか? 本当かな?
それにしても、尾道のアーケード商店街通り、寂しかったなぁ。
50年昔の高校時代、尾道の平日夕方、週末のアーケード商店街、沢山の人がびっしり歩いていたという記憶が残っています。
ある土曜日の午後、アーケードの商店街を歩いていると、日本第2位の売り上げ記録を残す当時の大ヒット曲「女のみち」を歌っていた「ぴんから兄弟」が、僕らの会話を聞きながらすぐ後ろを歩いていたことがありました。
ちなみに、日本第1位の売り上げ記録は、1975年発売の「泳げ!たいやきくん」です。
サラリーマン向けのいい詩です。
サラーリマンならば、上司から10万円の商品券を貰えるなんて、あり得るかな?
今日の午後からは福井駅周辺を散策・・観光客なのかな?
新幹線効果なのかな? 福井駅周辺は、大勢の人たちで、ごった返していました。
30年前、父も母も、叔父さんも、叔母さんも、みんな生きていたなぁ。
30年後、そして誰もいなくなるんだろうなぁ。
順番の逝くのが、いちばんの幸せです。
今日は、国際幸福デーでした。