今朝は、朝刊を読むのが楽しみでした。
昨晩、オスロから飛び込んできたニホン・ヒダンキョウという言葉、驚きました。
思い起こせば、もう40年程昔、米国で草の根運動の核兵器廃止の平和活動していた学生時代の友人からの紹介が、日本被団協(日本原水爆被害者団体協議会東京本部=東友会)と出会うきっかけとなりました。
当時は政党イデオロギーが強くて、活動の中心となる会員は現役の先生、教職員が多くて、活動していた被爆者2世は皆無でした。
政党イデオロギーの強い活動を批判、ノーベル平和賞を授与できるような活動をしたいと、若気の至りでいろいろと話し始めたら猛反撃、猛口撃を頂いた記憶があります。
いろいろと、ありました。
今の被団協の核となるメンバーは、その退職者と被爆者2世の方々が増えたようです。
核という言葉は、タブーかな。
ただ、かつての草の根運動の方々が先鋒先人として、日本被団協を支え、ヒバクシャという名称の存在を世界中に知らしめた平和活動家には尊敬の念、感謝しかありません。
核兵器保有が、核兵器使用の抑止力となるならば、今回ノーベル平和賞を授与した日本被団協、これはヒバクシャの声も世界中へ向けての抑止力となる大きな可能性となります。
お隣の中国の国営メディアは、日本被団協へのノーベル平和賞授与のニュースを黙殺しているとか。
各国、軍事力、メダルの数で争っても永遠に平和は来ないです。
和平計画よりも、勝利計画の喜びを至上とする国家社会、専制勝利至上主義者は、根本的には悲惨な格差世界を生み出す核心です。
核兵器廃絶への道は、未だに先が見えない険しい人類未来のあとさき。