百島百話 メルヘンと禅 百会倶楽部 百々物語

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

被団協 ノーベル平和賞❗

2024年10月12日 | 百伝。

今朝は、朝刊を読むのが楽しみでした。

昨晩、オスロから飛び込んできたニホン・ヒダンキョウという言葉、驚きました。

思い起こせば、もう40年程昔、米国で草の根運動の核兵器廃止の平和活動していた学生時代の友人からの紹介が、日本被団協(日本原水爆被害者団体協議会東京本部=東友会)と出会うきっかけとなりました。

当時は政党イデオロギーが強くて、活動の中心となる会員は現役の先生、教職員が多くて、活動していた被爆者2世は皆無でした。

政党イデオロギーの強い活動を批判、ノーベル平和賞を授与できるような活動をしたいと、若気の至りでいろいろと話し始めたら猛反撃、猛口撃を頂いた記憶があります。

いろいろと、ありました。

今の被団協の核となるメンバーは、その退職者と被爆者2世の方々が増えたようです。

核という言葉は、タブーかな。

ただ、かつての草の根運動の方々が先鋒先人として、日本被団協を支え、ヒバクシャという名称の存在を世界中に知らしめた平和活動家には尊敬の念、感謝しかありません。

核兵器保有が、核兵器使用の抑止力となるならば、今回ノーベル平和賞を授与した日本被団協、これはヒバクシャの声も世界中へ向けての抑止力となる大きな可能性となります。

お隣の中国の国営メディアは、日本被団協へのノーベル平和賞授与のニュースを黙殺しているとか。

各国、軍事力、メダルの数で争っても永遠に平和は来ないです。

和平計画よりも、勝利計画の喜びを至上とする国家社会、専制勝利至上主義者は、根本的には悲惨な格差世界を生み出す核心です。

核兵器廃絶への道は、未だに先が見えない険しい人類未来のあとさき。


左 甚五郎 (本名伊丹利勝1594~1651)

2024年10月10日 | 空木宝剣

天高く 見猿聞か猿  落ちる猿

寛永寺  雲の上には 登り龍

枯れ葉散る  東照宮の 眠り猫

裏金や  日本創生  総選挙

いよいよ衆議院選挙、15日公示 27投票日

今や、イデオロギーの争いではなく、立場、立ち位置の相違、若者と高齢者、正規雇用と非正規、夫婦別姓やジェンダー問題やらが争点になっている

功利主義のベンタム(1748~1832)  最大多数の最大幸福の社会は、いつの時代に
描かれるのだろうか?

テンニース (1855~1936)や、クーリー(1864~1929)、マッキーバー(1882~1970)を駆使して、見ざる言わざる聞かざるの傍観社会から、脱皮となるや否や。


日本創生解散

2024年10月09日 | 百伝。

今日は大きな病院での約2か月毎の定期受診日。

その中でも一番憂鬱となる大動脈の太さを測る検査日でした。

70歳が近づいてくると、健康が一番の財産です。

今日は衆議院解散。

自民党の石破さんとは同学年、地方再生の為の日本創生解散と呼んでいました。

一方、立憲党の野田さんは、裏金隠し解散と呼び、ぶ厚い中間層の復活を目指すと語っていました。

日本の大企業数の割合は、ナント1%以下、そこに日本人労働者の約3割が就労。

逆に日本人口の労働者7割が約99%の中小零細企業に従事している事になります。

大企業の定義は資本金1億円以上、もしくは従業員1000人以上の企業だとの事。

大企業への優遇政策は如何なものか?

金と水は、上から流れて行くもの。

人は、地方から東京へ流れて行くもの。

地方再生、分厚い中間層な復活、されど高齢者の年金生活者の事も、ちゃんとした安心安全な政策をして欲しいものです。

年金生活者となれば、生活維持の為、スマホ一つで投資、ブローカーになる事も考えていますが、金融投資の本質はギャンブル、ブローカーの基本は転売です。

余生は、好きな事に挑戦したいものです。

身体が資本。

その日暮らし、低所得層だろうが、人生は楽しくないとね❗

経済最優先の世界のリーダーとなる日本国家だとか、どうでもよいのです。

そうではなくて、精神的な豊かな暮らしとなる社会先進国、福祉強国になって欲しいのです。

それが国作り、社会作りのリフォーム政策の根本。

我が家の古くなった家屋を自分自身でリフォームしたい・・。

先日、ハローワークに訪ねて、来春から職業訓練校で始まる講座探し。

建築、大工養成のような講座はないのかな? 残念ながら福井には無くて、お隣の金沢まで通学しないと受講出来ない事が判明、ちょっと無理だと断念。

家庭菜園もDIYも、YouTubeを観ながら学ぶしかないようです。

地方の暮らしがより豊かに、低所得層は中間所得層へ、是非とも日本の政治力に期待したいものです。

来年は、一番親しい同級生が首都圏から故郷の百島へUターン生活、新しい挑戦が始まります。

楽しみです。


拝啓 十五歳の君へ

2024年10月04日 | 萬伝。

山越えのルート、ブレーキとアクセスの繰り返し、約300キロばかりを往復しただけなのに翌日の今日になって、両脚がガクガク、フレイルかなぁ。

ここは、日本一の貯水量を誇る徳山ダム。

昨晩のNHK番組、「拝啓 十五歳の君へ 三十歳になった今」

五島列島にある若松島の中学生だった15歳の少年少女が30歳となり、再びアンジェラ・アキさんと共演。

15歳だった自分自身宛の手紙を読んでいました。

五島列島の若松島、何気なく僕らの百島での中学時代と重なりました。

そんなに頑張らなくても、いいからね❗と、声を掛けたくなりました。

「もっと人生頑張りたいんです」と言われそうな30歳となった若松島の元中学生の逞しい皆さんでした。

さて、福井から愛知県犬山市まで往復。

平日なのに観光客が出歩いて賑やかでした。

途中、前々から行って見たかった岐阜市立図書館(みんなの森 メディア・コスモ)を見学。

近所にあればと羨ましい施設でした。

こういう環境で育つ15歳の中学生は、どんな風に成長するのかな?

逞しく成長して欲しいものです。

拝啓 十五歳の君へ。

高齢者になると、生き残った喜びもあるものの、逞しさも元気快活さも有り難いものだと感じます。

人生は自己責任というもので簡単に片付くものではありません。

平気でブライトを踏みにじり傷つける相手とは、戦う必要な時もあります。

あとはマイペースが大事、稼ぐ力も大事、快眠、快食、快便が大事。

朗らかに、穏やかに、和やかに、強い気持ちで、健やかに。

長生きしたいならばフレイル(虚弱)対策予防が大事になります。


百島の孤独

2024年09月30日 | 百伝。

世界文学の傑作と言われる「百年の孤独」

文庫本となって再び話題作となって売れ行きも凄い。

今年没後10年となる作家ガルシア・マルケスは地球の裏側の墓場で、さぞ喜んでいるかな?

ガルシア・マルケスが若い頃、衝撃的な影響を受けたのが、ヴァージニア・ウルフやらフランツ・カフカの作品だとの事。

今年没後百年となるカフカの名言です。

「恐れをもつことは不幸だ。それゆえに、勇気をもつことが幸せなのではなく、恐れをもたないことが幸せなのだ」

「死ぬものは皆、生きている間に目的を持ち、だからこそあくせくして命をすり減らす」

人間の長寿の三原則は、快眠、快食、そして快便。

逆に寿命を縮める不健康の三要素は、運動不足、睡眠不足、そして孤独だと言います。

加えると、肥満者と酒豪者は大抵若くして亡くなっています。

孤独と孤立は、少し意味合いが変わります。

疲労感と達成感、気持ちが日常生活でどちらに動いていますか?

高齢者になると、既婚者にしろ独身者にしろ関係無く「独りの老後」に向き合うしかないのです。

絶望と希望と、そういう意味深さでは、故郷の百島から学んだのかも知れません。

京泉さんから写真メールが届きました。

百島泊港から眺める日の出です。

夢中になるもの、趣味あるものが長生きの楽しみとなるでしょう。

余計な統計数字ですが、ここ10年間で百歳以上の百寿者は爆発的に人口増加となっていますが、ここ10年間で110歳以上となると人口数は増加ではなく逆に減少しています。

長生きは、それはそれで大変です。

寿命という世代交代は、絶対に必要な自然の掟なのでしょう。

いづれ必ず来る「独りの老後」に向き合いましょう。

タイトル「百年の孤独」を「百島の孤独」に変えてみました。

「百年の孤独」という消滅、絶望が、「百島の孤独」という再生、希望となるように。


侍タイムスリッパー

2024年09月30日 | 百伝。

今の時代、サムライと言えば日本代表のサッカーチームだとか。

今一番話題性溢れる映画「侍タイムスリッパー」を観て参りました。

第2の「カメラを止めるな❗」とも呼ばれている口コミで大人気となった映画です。

幕末の会津藩士が140年後の2008年ごろにタイムスリップしたサムライの物語です。

時代劇の良さを訴えたと言うよりも、人間の重さを感じる映画でした。

初めて食べる美味しいショートケーキのシーンがよかったです。

豊かな国になったんだ❗とサムライは感涙します。

その一方でサムライは論語を口にします。

「粗末なものを食べ、水だけを飲んで、ひじ枕で寝る。そんな暮らしの中にも楽しみはある。無理して豊かになるなんていうのは、私とは縁がない。」

粗食のサムライは、美食ばかり喰らう現代人の竹光よりも真剣に生きたのでしょう。

低予算で音響がイマイチでしたが、お勧めの映画でした。


百楽百笑百食。

2024年09月29日 | 百伝。

金曜日のNHKドキュメント番組72時間。

先々週は石川県立図書館、先週は淡路島の明石大橋が見えるSAサービスエリア、一昨日は長野県伊那谷の産直市場・・全部行って知っている場所でした。

産直市場・・いいなぁ。

直接売り手となる生産者と買い手となる消費者、近くにあると、いいね❗

地産地消までいかなくても、自分で作ったものを食べるという自給自足の基本を学びたくなりました。

早速少しずつ学んで、ベランダで自己菜園計画を考えたくなりました。

昨日土曜日、早朝散歩で駅前を歩いていると、翌日日曜日の催事予定の第18回全国高校生食育王選手権という大会の看板が立っていました。

懐かしい高校名を発見❗

広島県立沼南高校も参加するようです。

常石港から福山市街地に行く途中にある高校で同級生もかなり通っていました。

今日のイベントには見学出来ませんが、頑張って挑んで欲しいものです。


能登のピオーネ❗

2024年09月26日 | 百伝。

北海道、帯広の六花亭のマルセイバターケーキ、札幌ヨーグルトを頂きました。

なんて、美味しいんだろう❗

と味わいながら、テレビニュースは能登豪雨による被災地の惨状を流していました。

涼しい部屋の中で美味しいモノを食べながら申し訳ないと思いながらも気の毒で仕方ありません。

石川県能登地方、大地震、大雨、ホントに泣きっ面に蜂、踏んだり蹴ったりの状態以上の惨状に言葉がありません。

福井からも多勢の方々が復旧ボランティアに参加しています。

昔々、戦後昭和28年頃に両親が能登の珠洲市で暮らしていたとの事、不漁と船舶事故に遭い借金だらけで、瀬戸内海の百島へ戻って来たという我が家のファミリーヒストリーがあります。

もしも能登で大漁が続いていたならば、僕は能登生まれ育ちだったかも知れません。

スタイベックの「怒りの葡萄」の世界観を思い出すような若い頃の両親の新天地での苦渋と失敗物語です。

・・・葡萄?

両親が元気だった頃、夏に百島へ帰省する毎に貰っていた百島産の箱詰めの葡萄ピオーネ、美味しかったなぁ❗

今は百島へ帰省しても、葡萄はどこにも売ってもいません。

昨日、スーパーに行くと岡山産の種なし葡萄ピオーネが並んでいました。

しかも、巨峰、シャインマスカットよりも高値でした❗

傷モノかな?

うーん、安い方の長野産の巨峰と山梨産のシャインマスカットを一袋一房づつ買いました。

葡萄は味比べをしない方が好いです。

巨峰ならば巨峰だけを、シャインマスカットだけを食べた方が混ざらなくて、後味の甘さが心地よく残ります。

大変美味でした。

シャインマスカットよりも高値だったピオーネ、今度いつ食べれるかな?

因みに高級品のシャインマスカットの原産地は広島県生まれです。

ピオーネの原産地は、岡山県です。

能登ワイン「心の雫」があるように、能登地方も葡萄作りが盛んです。

能登の葡萄が、はやく食べれますように。

ピオーネ、イタリア語で「開拓者」という意味だとか。


不二山、勇気という頂き。

2024年09月23日 | 百伝。

福島県の岩佐トメさん(98歳)が今年夏、5年連続の富士山登山最高年齢者を達成されたとの事。

おめでとうございます❗

テレビ番組でも富士山登山中の映像、トメさんの人生観が放映されていました。

88歳の時、生死を彷徨う病のあと、若い頃に登った日本一の富士山を再度登りたくなったとか、その後息子さんが毎年同伴登山、素晴らしい快挙です。

登山中には意識を確認する為、百人一首の上の句を息子さんが詠むと、間髪入れずにトメさんが下の句を詠みます。

今では富士山関係者の中では、トメさんは生き神様、スーパーヒロインのような存在となりました。

どうか人生の目標とする百寿者としての富士山登山達成を完遂して欲しいものです。

思い起こせば、富士山界隈での思い出は盛り沢山あります。

富士山登山となると、より貴重な体験、よりユニークな方々との忘れ得ない一期一会の出会い、思い出すだけで楽しくて勇気が湧いてきます。

初めての富士山登山は弾丸登山。

八合目で見た眼下の花火大会が線香花火に見えました。

九合目で、見ず知らずの方と満天の星を眺めながら交わす言葉と沁みる温かい会話。

下山中、雷が真横を走って稲光、急な豪雨、当時は携帯電話が出回った頃で水浸しになって水没状態になりました。

それでも、楽しかった富士山登山でした。

真夜中の誰もいない山頂で凍えながら彷徨っていたら、バプアニューギニアで医師をしているというドイツ人が突然現れて、帰省途中に日本に立ち寄って富士山に登ってきたという、今から富士山の火口の中へ降りて行くと言って背中か消えた思い出。

テキサスに帰る前に登って来たというアメリカ空軍横田基地で整備士をしているという感傷的な呟き。

伊勢から来た婦人が話してくれた伊勢講とか富士講とか、何やら面白く説明していた可笑しい会話。

次にトライしたのは、息子と登った富士山は、キツかったなぁ。

富士山は単独登山が好いです。

その後、6年前は、友人と富士宮口の途中で別れて、御殿場から真夜中に出発、聾唖者の子供たちの登山グループと出会い、その後を必死で付いて登りました。

宝永山火口から大砂走から下山。

まだまだ語り尽くせない富士山登山での思い出話。

まだ無名だった頃のトメさん親子と富士山で出会っています。

お話をして一緒に写真も撮っていました。

あと二年、百寿者の富士山登頂は、歴史的な快挙達成となります。

僕は「死ぬまで働く」と言う台詞は、トメさん親子の富士山登山への覚悟の影響かも知れません。

勇気という頂きは、不二山のように人生も不二という事。

死ぬまで生きます。


六根清浄  富士登山

2024年09月22日 | 空木宝剣

朝日系ホームテレビのザワツクの特番で、98歳の女性トメさんが、70歳の息子さん同行での富士登頂を放映していた。

6合目から1合目ごとに宿泊、40歩進むたびに休憩。

そして5回の腹式呼吸。

健脚なら5合目から山頂まで、5時間から7時間踏破するが、98歳のトメさんは、次の山小屋までが1日のペース。

聞けば福島県の方で、4年連続の最高齢の富士登頂記録保持者との事。

福島には、会津磐梯山(1816米)という宝の山があるが、標高2倍以上の富士登山が、トメさんの健康を維持しているとの事だった。

さすがに、8合目から9合目の胸つき八丁では、空気も薄いし、岩場の旧登ともなると、若者でさえ苦しいのに、98歳のトメさんを支える70歳の息子さんが偉い。

飽くまで母親のペースに合わせて、転んで怪我をしないように、建設業で使用される命綱をザイルとして、互いを結んでいた。

あたかも、それは、心のへその緒を形象しているかに思えた。

狛犬や鳥居を過ぎると富士山頂。
そこに、多くの登山者が待ち受けて、98歳のトメさん親子の登頂を祝福し、記念写真を撮ったりの感動的場面だった。

団塊の母親は、3年前に既に94歳で他界。

「親孝行したい時には親はなし」とはよく言ったものだ。

山頂神社の社務所には、70歳以上の登頂者だけの記載名簿があるという。

昭和46年7月10日に、御殿場5合目から上り5時間で山頂、下りは砂走り2時間の、今でいう弾丸登山だった。

「富士山を2度登るのは馬鹿」の諺を信じて、登らないのが馬鹿だと教えられた番組だった。

100歳までも、日本一の富士山を目指すトメさんの笑顔は、時間を超越した乙女さんのようであった。

53年前に一緒に登った埼玉の丸橋忠弥君は元気だろうか?

大泉洋の「終わりに見た街」を見たあとは、Eテレの「生誕120年没後60年小津安二郎は生きている」をみて、時間トラベルはお仕舞い。

今日は秋分の日。

「暑さ寒さも彼岸まで」を守って欲しい野分けかな


50+50❗

2024年09月20日 | 福伝。

今日が今年の暑さのピークとなるかな。

お昼前、学生時代にトレッキングで覚えた簡単調理法を久しぶりに試してみました。

カップ麺に水を注いで、サランラップか、透明なビニール袋で被せて、真夏の陽射しのもとベランダに置くこと約20分。

夏にはちょうど程好い涼しげなカップ麺の出来上がりです。

その涼しげなカップ麺を食していると、嬉しいニュースが流れて来ました。

大リーグ野球の大谷翔平選手、50本塁打、50盗塁を達成、凄いね❗

今現在、51ホームラン、51スチール、今季まだまだ記録が伸びるかも知れません。

最近、職場に身長185センチの巨人のような新人男性が入ってきたけど、大谷選手はもっと高い身長193センチだとか❗

野球もサッカーも190センチを超える選手が増えました。

そんな巨人ばかりが集まるスポーツ界。

僕は個人的に推す選手は、自分と同じぐらいの170センチちょっとの背丈で頑張る大リーガーでは吉田正尚選手(福井出身)とサッカーでは旗手怜央選手。

踏ん張って欲しいなぁ。

大谷翔平、真田広之、続けて日本人のスーパーヒーローが増える事は嬉しいものです。

日本の政界から、そんな人物が輩出できないのは何故?

昨日の夜7時前、信号待ちをしていると、福井駅方向に左折して来る黒塗りの車が10台ほど続けて勢いよく通過。

誰かな?と思うと、岸田首相一行でした。

自民党総裁選、何か分からないけど、選挙権を持つ地方の自民党会員、地元選出の国会議員の先生から、一票を投じたくない「誰を」入れて欲しいと頼まれて困っているとの事。

ポスト岸田首相は、誰になるのかな?

その後、とある店で夕食を摂りました。

ソースカツ丼です。

気になった事は、支払いは現金のみ。

せめて、クレジットカードが使えるようにしないとね、外国人観光客にはお薦め出来ない食事処になります。

メニューに書いてあったメモ書き。

「人手不足の為、全てのメニューをご提供出来ない事もあります」

ソースカツ丼は、美味でした。

昨晩の夕食時の出来事を思い浮かべながら、午後は涼しげなカップ麺、とても美味でした。

守備能力、選挙結果も過半数を超えないとね。

大記録の達成の大谷選手、それでも今季のMVPの完全獲得は難しいとの事。

フィフティvs.フィフティかなぁ。


親ガチャ、出身地ガチャ。

2024年09月19日 | 資本と社会の問題
アメリカ合衆国は、トランプ前大統領がオハイオ州スプリングフィールドでは、移民のハイチ人がペットの犬猫を食べているという発言で、大問題。
 
はて? 同じような話が日本でもありました。
 
10年前か、20年前には、中国人が暮らし始めたエリアでは、犬、猫、亀、鯉がいつの間にか消えるという不思議な噂話が広がりました。
 
生活とは、何でしょうか?

広辞苑では、生存して活動すること、生きながらえること、世の中で暮らしてゆくこと・・だとか。

生活してゆくには、仕事が不可欠なのは言うまでもありません。

「サルがヒトになることに、労働はどのように関与したか?」経済学者エンゲルスの一節です。

直立に歩みだした人類の祖先は、手を自由に使い、新しい技能を次々と得ることに進化しました。

仕事とは、何でしょうか?

仕事とは、どのような意味を持っているのでしょうか?

労働という仕事は、人間の能力を発達させてきたのは、歴史的事実です。

人間の労働は、自然まかせの狩猟や採取の段階から、言語を持ち、人間が主体となる社会的集団労働に発展しました。

集団での多面的な労働を構築して、計画的な分業協業による組織性が生まれてきます。

こうして、仕事は、社会的な性格を備えるようになりました。

仕事は、人間の自己実現の場であり、社会への参画でもあり、生きがいにも相当することにもなります。

「仕事は、人間生活の第一の基本条件」は、揺るぎない事実です。

英国の顔、BBC の良心的なアナウンサーでもあった、ヒュー・エドワード氏(63歳)が児童ポルノ画像で有罪判決、ショッキングな事件です。

ウェ―ルズ出身のこの方が20代の頃、BBC でデビューした時代を覚えているけど、キュウピーさんと呼んでいました。
 
その愛くるしい表情で公平無私、重厚感のあるアナウンサーでした。
 
BBC には大幅な人事異動がないのか、キュウピーさんが何年経ってもBBC のニュース報道の画面に出ているのが楽しみでしたから、至極残念です。
 
それでも、なぜ?

仕事が苦しいという生活感覚が、現われてくるのでしょうか?

資本主義社会の矛盾です。

自らが、職業の自由を選択できるようになったのは、誰もが知っています。

近代となり、資本主義社会は、身分制度を廃止して、強制的に縛られていた人間を解放しました。

解放はされましたが、現代社会における、引きこもり問題、生活保護者の増大、労働者の高齢化、派遣労働の有期雇用、非正規労働者の低賃金、農林漁業の低迷、商店街の衰退、人手不足、巨大企業と中小企業の格差拡等々・・貧困、生活困難の社会問題が浮かび上がります。

例えば、先進国の多国籍企業が、途上国の安価な労働力を使って生産しています。

社会は、不変ではなく固定的なものではありません。

絶えず、変化、発展してゆくものです。

親ガチャ、出身地ガチャ、そんな言葉を打破するような社会でなければなりません。

ただ、その変化、発展の本質を考えるのも大事です。

仕事が苦しくなるのは、労働者による労働する過程で自主的管理、利潤獲得範囲での裁量があるにせよ、それ以上のコントロールを、自分では、できないからです。

消費者に生産物を購入させて利潤をあげるだけの労働仕事・・。

消費者に生産物を使用して、より豊かになってもらう労働仕事・・。

自ら考えて判断できる人間としての労働意欲ではなくて、資本・経営側による最終判断を委ねるような疎外されて、労働に従属されているような現実社会の状況です。

現場の自由を制限して、管理ばかりが強化されると、自律性も自立性も失われてゆきます。

自立的で自由な思考、発想、精神を失った仕事や生活は、楽しいはずがありません。

イライラよりもワクワクする・・労働者が、労働過程での適切な労働時間、適切で安全な労働内容、環境を備える社会の実現を備えるのが、社会福祉が充実した先進国としての基本条件かと考えます。


中秋の名月

2024年09月18日 | 空木宝剣

名月や  星なき空の 裸んぼ

近頃  大空を半分以上染める夕焼けや、星降る満天の夜空を、目にする機会がなくなった。

そのかわり、9月半ばでも続く真夏日、熱帯夜。

赤道直下のような気候が4ヶ月ともなれば、過ごし易い春秋時期を失い、やがて冬まで削られ、年がら年中、裸ん坊で暮らせる常夏の日本に変貌。

人体に順応機能があるにしても、急激な変化には、間に合わない。

100メートル登る毎に、約摂氏1度下がる気温。

今年の夏、皆南無(3776米)富士山🗻に群がった風景。

天上は天国、地上は地獄の思想は、古くから人に、天上界をめざすバベルの塔を築かせた。

今や、大都会は競うように高層ビルが林立する。

太陽神の怒りをかっての、地球熱帯化なのか?

果たして、🎵ビルの谷間の小さな空にも~  名月は、かぐやかしく、お渡り賜はすか。

 

名月を  取ってくれろと  せがむ孫
           (小林一茶より)


月に吠える。

2024年09月17日 | 百伝。

昨日は、敬老の日でした。

日本の百寿者は、まもなく10万人となるとの事。

日本経済が停滞した「この失われた30年」、その反面、日本人の寿命は世界一驚異的な伸びを成し遂げたようです。

65歳以上の高齢者が日本の人口の3割を突破しそうな勢いです。

どこの業界も人手不足の日本社会、まだまだ高齢者が働き手として担う必要があるのでしょう。

ただ、政界とエンターテイメントの世界は、人員余剰、人員過剰なのでしょう。

自民党総裁選、立憲民主党代表選、トップに選ばれる人物には、経済第一優先よりも、エッセンシャル層の国民階級の隅々までが日本国で暮らせる事に誇り、幸福に思える理想国家を論じて欲しいものです。

昨日、アメリカハリウッドから前代未聞の驚くようなニュースが入りました。

「Shogun 将軍」というドラマ、エミー賞18冠受賞という、とんでもない快挙です。

作品のプロデューサー、主演は、真田広之さん、凄いの一言です。

三船敏郎さん、役所広司さん、渡辺謙さんを越える日本を代表する世界的な役者としての存在価値を自ら証明したのです。

20年以上昔、ラストサムライと映画で本来はトムクルーズと共に主演だったはずなのに、白血病で借金を抱えていた渡辺謙さんに主演を譲り、自らは助演に徹して支えたとの事。

英語学習も然り、以来、真田広之さんのハリウッドへの挑戦が始まりました。

日本からアメリカに進出した頃は、エージェントもマネージャーもいなくて、生きてゆけるのか心配だったとの事。

真田広之さん、若い頃、百島で映画撮影した事がありました。

父が撮した若い真田広之さんの写真が実家にありました。

当時は全く興味がなく、ただ真田広之さんは船の操縦が上手かった、度胸がある、と父が言っていたのを思い出しました。

たそがれ清兵衛、こんなに大物になるとは❗

やはり、人生は挑戦、素晴らしき哉です。

昨日は、北陸新幹線が福井、敦賀まで延伸開業して、丁度半年。

福井で一番高いビルにオープンしたコートヤード・マリオットに宿泊しました。

トイレまで快適な涼しさでした。

帰宅後、家の中の蒸し暑さ、それでも我が家の心地好さが一番です。

よく帰ってきた、と家の声。

自らの挑戦に年齢は関係ありません。

人生の失敗が不成功でもないし、人生の成功が幸福でもありません。

月に吠えたくなりました。


百年先の百倍先。

2024年09月15日 | 百伝。

昨今、流行り歌の中に♪百年先~という歌詞がよく組み込まれています。

思春期の若い頃、行き詰まる、あるいは息詰まった時には「あと百年後には誰もいなくなるのに」と思うと、心が軽くなったものです。

65歳過ぎて70歳に近づいて、最近「人生百年」というフレーズが頻繁に出てきます。

確かに、スポーツジムに行けば高齢者がウヨウヨ、百寿目指しての高齢者の健康オタクもウヨウヨと目立ちします。

ところが現代社会では、65歳以上の6人~7人に1人がウツ状態だとの事。

ウツとウツ病は異なるとの事。

都市生活者の高齢者に多いとの事。

ボツンと一軒家、ナゼそこ?という秘境暮らしの番組が人気ですが、ああいう場所での暮らしは、心身が強く健康的でないと生活維持が出来ないかも知れません。

百寿者の作家佐藤愛子先生曰く、「長生きすれば誰もいなくなる」と孤独感が募ると言います。

生き方には正解が無いのです。

♪お金稼ぐ 私はスター~♪ この日本語歌詞が、世界中で大バズリ。

アメリカ、ハリウッドに進出した真田広之さんがプロデューサー、主演作品「Shogun将軍」が大ヒット。

真田広之さんが若い頃、百島の泊港の中で映画撮影のロケがあった時、見学していた船乗りだった父が言ってたのは、「あんな小さなポンポン機関船のUターン操縦、驚くほど上手かった。普通は大事故になるが、度胸がある」と感心していた事を思い出しました。

日本代表のサッカーチームの勝利、代表に選抜されたもののベンチ外となった推しの旗手怜央選手、残念です。

されど日本代表成らずとも、奮起してスコットランドのセルティックで大活躍して欲しいものです。

世界最高峰リーグと言われるイングランドのプレミアリーグへの移籍を望んでいるとも言われますが、セルティックから三苫が所属するブライトン、鎌田が所属するクリスタルパレスぐらいのプレミアリーグ球団への移籍になると、明らかにステップダウンになる事をほとんどの日本人は理解出来ていません。

スコットランドの名門セルティックを、英国、欧米、世界中でどれほど圧倒的熱狂的な多数のファンが推しているのか❗

あのロッド・スチュワートも然り、親から子へと、幼い頃からの熱狂的なファンなのです。

歌詞の中にもセルティックファンである事を証しているほどです。

因みに、日本代表クラスのサッカー選手は、皆さんほとんど年収1億円以上稼ぐプレイヤーです。

スポーツ、芸能、音楽、演劇、政治、経済、文学、哲学、科学等々。

プレイヤーである以上、役者根性で我々視聴者を楽しませて欲しいものです。

視聴者側も、人手不足とならないように。

千年昔から名を残した源氏物語。

千年先まで名を残すのは何だろう?

ただ、百年先の百倍先の一万年先は?

一万年昔がそうだったように、一万年先は、人類の歴史は続いているのかな?

人間が争う限り、無理な話です。

心が重ければ、一日一日、百倍先まで重いです。

心を軽くしましょう。

心の底の一万年先まで覗き込めるような気分になります。