ふくい、Tokyo、ヒロシマ、百島物語

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

キングダム。

2022年06月04日 | 萬伝。

既に、W杯ワールドカップ出場を決めている日本代表サッカーチームは、一昨日、パラグアイ代表との親善強化試合で快勝。

元川崎フロンターレの三苫と田中がゴールを決めて存在感をアピール、さらにスコットランドのグラスゴーを拠点とするセルティック所属の前田と古橋も後半から出場、大舞台ヘの代表サバイバルの厳しい生き残り競争が続く・・。

次の親善試合の相手国は、世界ランキング1位のブラジル。

個人的に応援している元川崎フロンターレ所属、現セルティック所蔵の旗手怜央選手が、今回代表になっていないのは、とても残念。

ところで、そのセルティックが拠点とするグラスゴーの地で、ウクライナ代表チームが、地元のスコットランド代表を劇的に破り、あと1勝すればW杯ワールドカップに出場決定という大きなニュースが世界中を駆け巡った。

その次なる相手国は、ウェールズ代表・・またもや英国での大注目の試合となる。

サッカーは、英国が発祥の地。

ウクライナの16年ぶりのW杯出場となるか?

ウェールズの64年ぶりのW杯出場となるか?

試合は、日本時間6月6日の午前1時にキックオフ。

いずれの国が勝利するにせよ、歓喜乱舞になるのは間違いない。

結果は、サッカーの神様のみぞ知る。

さて今年は、スコットランドを愛してやまない英国のエリザベス女王の在位70周年、御歳96歳。

日本の皇室は、英国の王室から学ぶべきものが多いのか、若い皇室メンバーの大抵は、英国留学を経験する。

しかし、英国の王室は、日本の皇室ヘの興味はさほど感心を示していないのが事実。

エリザベス女王は、96年の生涯の中で日本を訪問したのは、一度だけである。

今から47年前、1975年昭和50年5月、その一度だけである。

因みにその日、僕は上京したばかりで18歳のおのぼりさん、羽田空港のデッキから、エリザベス女王が飛行機からタラップを降りる御姿に歓迎の手を振っていた。

懐かしい思い出である。

それから12年後、1987年、エリザベス女王即位35年の時期には、英国に滞在していた。

当時のエリザベス女王の存在は薄く、女王よりも、鉄の女宰相サッチャー首相、ダイアナ妃、さらに女王の母親クイーンズマザーの一挙手一投足、その言動の方が、ニュースとしてより大きく扱われていた。

あれから35年、お元気な女王陛下。

まさに、God  save the Queen❗

されど、英国連邦は、間もなくクイーンからキングが君臨する文字通りUK ユナイテッドキングダムヘ。

君臨すれども統治はせずの英国王室。

今日は、天安門事件から33年、今尚も中国ではタブーとして扱われている事件。

その後の中国は、何故か目覚ましく大国に大躍進。

宗教さえも統治して君臨する共産党指導者の独裁指向。

人間界のキングダム、そのダムが決壊すれば、世界はどう変わるのか?

窒息瀕死となるような世界の中では、生きていきたくない。

メシアとなる救世主は、現れるのか?

ユートピアは存在すると信じたい。


大国 中国 小国。

2022年05月31日 | 萬伝。

日曜日の夜8時には、NHK の大河ドラマよりも、民放の「ポツンと一軒家」の生活を観てしまいます。

歴史上の英雄、天下の覇者という人物は、今でいうならば、戦争犯罪者、略奪者、侵略者、独裁者に近いのでは?

現在のウクライナでは、プーチン大統領は大悪党と成り下がりました。

それでも200年後のロシアでは、大国の意地を示した歴史上の偶像英雄、愛国者として、ロシア国内で崇められ祭られているような気もします。

お隣の朝鮮半島の歴史上においては、日本の豊臣秀吉と伊藤博文は、略奪者、侵略者として永遠に大悪党です。

因みに韓国では、こんな中国ヘの偏見もあります。

「中国という国名は、領土が広大なのに国民の器が狭いから、中途半端に中国と呼ばれるようになった」と、口の悪い一部の人は揶揄します。

元々の中国という名の謂われとは、世界の中のど真ん中に君臨するという中華思想から生まれています。

今や、その文字通りに世界の超大国として位置する中国の軍事力、経済力、技術力は、日本を含めた西側諸国にとっては大きな脅威です。

その中国、都市部と地方との格差が甚だしく哀しい現実があります。

中国国内の失業者は1億人とも言われています。

中国の片田舎に生まれた若者は、豊かさを求めて都市部に行く、中国の田舎も若者が少ないのです。

日本の地方、田舎の若者も同じように都市部、都会ヘの人口移動があるのも事実、それでも、広大な中国の人口移動は深刻な暗い問題があるようです。

都市部との経済格差が絶望的に埋まらない政治体制を知る知恵のある田舎の若者たちからは、国外に出て活動する者が増えています。

分かりやすい例が、中国人による国際的規模で立ち上げているインターネットの犯罪組織です。

貧困社会を無くさない限り、安全善良な治安社会は成り立たない事は、歴史が証明しています。

日曜日の夜、「ポツンと一軒家」の現実を観ながら思う事。

大国なれど貧しい国、小国なれども豊かな国は存在します。

ロシアや中国では、「ポツンと一軒家」での生活は、悲惨なぐらい貧しい生活になるような気がします。

今や、世界の中でも「ポツンと一軒家」で生活できる安心レベルが、その国の豊かさの社会バロメータになる統計経済かもしれません。

現在、日本の場合、経済的にも余裕、時間的なユトリがないと、「ポツンと一軒家」のような生活、暮らしは維持出来ません。

経済的に困難な方、社会的弱者は、都市部生活にしがみつくしかないのが、日本の現実社会です。

楽しみという自由生活の有無が、人生のモチーフになるからです。

日曜日の夜、「ポツンと一軒組」のような日本人の生活番組は、アニメ番組同様に海外から買い取り(輸出)ブームになるだろうなぁ。

思うのに、首相、大統領、国王、宗教者、国のリーダー、各国の統率者に必要な国際感覚の資質とは、基本は単純な事です。 

ポツリと独りよがり。

大国、中国、小国の関係無く「外国人、異国人、隣人が嫌いではない性質」を備えないとね、世界は争いが絶えません。

まず始めに、世界中のお金に賞味期限、使用期限を❗


闘争と逃走。

2022年04月11日 | 萬伝。

昨日の佐々木朗希投手の完全試合、凄いね❗

一昨日のミドル級王座統一戦、WBA王者の村田諒太の無念のTKO 負け、いいファイトだった❗

今日の「徹子の部屋」のゲストは、50年昔に瀬戸の花嫁を歌った今年古希となる小柳ルミ子さんでした。

宝塚時代の頃から熾烈な競争の中で闘い続けたとの事、今はサッカー試合観戦が趣味以上に大好きだとの事。

勝負事は、勝者と敗者に分かれるもの。

闘争(Fight )と逃走(Flight)という心理要因を説明するコラムがありました。

毎日の日常生活にも精神的な葛藤状態はつきものです。

例えば、ある日、突然のガン告知。

どうしようか?と決断を要します。

僕の友人知人に毎年職場での健康診断後の要精密診断という通知があっても、一切無視している者が何人かいました。

その理由を訊くと、「何かの大病があったとしても、不安になるだけでどうしようもないだろうし、手遅れの病状だと言われても後悔はない。その時はその時だ。」と達観したように言います。

生涯現役という言葉があります。
 
死ぬまで動く、働くという自立の意味合いかな?
 
老後生活とは、人間だけの人生設計、動物にはない命の扱いです。
 
人間の考えた人生設計上の人生観、幸福感覚、さらに上乗せして幸せな老後を過ごすための介護制度の整備?
 
長生き優先の長寿が幸せだと思うのは、何かオカシイ歪曲線が伸びている感覚です。
 
高齢者用の施設に入って安心な生活、守られている命、生きている限り貰える年金生活、はやく死ぬと年金の貰い損という感覚が、人生の余韻として残るのは嫌です。
 
死ぬまで外で働くぞ❗死ぬまで内で引きこもるぞ❗・・どちらも人生の生き方。
 
どちらにせよ、人間は、対人関係とお金に振り回される社会、人間世界に生きています。 
 
怖がってはダメ、闘争です❗
 
人間の命には、使用期限、賞味期限があります。
 
お金にも使用期限、賞味期限を❗
 
笑えない日々、食べられない日々、そんな精神状態、生活環境は悲劇そのもの、逃走です❗
 
ほんの小さい勇気、ちょっとした僅かなお金、そしてユーモアが必要だと言ったのは、チャップリン。
 

メビウスの輪。

2022年04月04日 | 萬伝。

NHK の朝ドラ前回の「おかえりモネ(百音)」から、今回の「カムカムエブリバディ」。

この「カムカム」も今週で終了。

登場人物の相関図が想像以上に目まぐるしく展開してゆく朝ドラマで感心します。

この話題作の脚本家藤本有紀さん、福井が舞台となった朝ドラ「ちりとてちん」、大河ドラマの「平清盛」、「ちかえもん」、「みをつくし料理貼」等々も手掛けています。

藤本有紀さんの経歴は、兵庫県出身、現在54歳としか分かりませんが、同じルーツを感じます。

百島に関係あれば、百島絡みのドラマを創作して欲しいものです。

はてさて、トライ、創作してみようかと考えています。

東京、福井、広島。

三匹のタネキ。

メビウスの輪。


冬将軍

2022年03月03日 | 萬伝。

昨日で今季最後の雪降りも止んだ気配です。

冬将軍もシベリアに去りました。

春の足音も聞こえてきました。

ロシアには、冬将軍がいます。

冬将軍は、ロシアの熊よりも強く、プーチンの馬鹿よりも恐ろしや。

君主制を打倒したフランス革命後、19世紀初頭に現れたナポレオンがヨーロッバ全土制覇を前に、最後まで屈しなかったのが、英国とロシア。

資本主義の限界を説いたレーニン率いるロシア革命、世界初の社会主義国家ソ連を樹立したのが、ロシアの大地。

あのナチスドイツ総統のヒットラーもヨーロッバ全土覇権直前に立ち塞がったのが、またしても、英国とソ連。

さて、ソ連の社会主義制度が崩壊して30年。

昔、英国でお世話になったグルジア(ジョージア)出身のニーナさんを思い出します。

大戦中はソ連軍ではなく、ナチスドイツ軍で看護士として従軍したとの事。

当時のソ連最高権力者のスターリンとは同郷となるグルジア(ジョージア)出身にも関わらずです。

その理由は、スターリンによる恐慌政治、当時の若かった娘(自分)に判断できた事は、ソ連兵の軍服は貧しくて、そのみすぼらしさに比較してナチスドイツ兵の軍服も軍靴も持ち物もピカピカに磨かれて、それを見たらどっちに従軍したいか一目瞭然だったと言っていました。

結局、ナチスドイツ軍は敗戦崩壊して難民として英国に逃れたのではなく、難民として英国への移住を希望したとの事。

今も昔も、豊かな物資社会の国に憧れるのでしょう。

しかし今、多くのロシア人が言います。

「貧困層出身の若者が、無料で大学に進学し、医療も無料、親にも生活に不自由しない年金が支給された」と、ソ連時代のよき本来の社会主義の制度を懐かしむのです。

それでも、社会主義国家ソ連は崩壊しました。

市場開放した資本主義の勝利でもありません。

社会主義の特権階級層の存在が起因なのです。

資本主義の特権富裕層の存在が起因なのです。

後世に影響を与え続けるトルストイ、ドストエフスキー、ツルゲーネフ、チェーホフ等々の世界最高峰の文学者を輩出したロシア。

ロシア文学は、物事の存在価値を教えてくれます。

人間の美徳、悪徳、知性、感情、論理、そして真実と希望の矛盾。

毎年毎年、大河ドラマの多くは、常に誰か某と戦い、戦うドラマばかり、勝ち抜く人生に真実があり、勝ち抜いた先の豊かさに人間は憧れるのでしょう。

一方、希望とは平和な世界、安心な社会、絶対に侵略も戦争もしない。

戦争は破壊を伴い、火消し役が正義。

平和は停滞を伴い、冷戦維持が正義。

どちらもが正義、その正義の背後は、対立。

ロシアと中国の指導者が長く居座っても、まさか北朝鮮のように世襲制の国家になることはないでしょう。

そうなれば、中世の君主制に逆戻りです。

他国の存在、他国の民の気持ち、悲しみも想像も理解しない大国の指導者ならば、世界での覇権を競うだけの戦争犯罪者、領土拡大という奪いあうだけの強欲者です。

アメリカを筆頭に自国ばかりの存在、安全保障を強調するのも然り。

他国民の安全安定の営み生活を保護するのが、理想の世界社会なのでは?

所得の格差、貧富、階級の矛盾を生じる社会主義、資本主義が、最終的には、戦争への起因となるのではないのか?

プーチン大統領は嫌いではなかったが、権力の中枢に長く座る者は、どこかで失権失脚を恐れるあまり、腐敗して暴走するのは歴史が証明しています。

歴史に刻み込む堕ちた戦争犯罪人の一員に名を列ねるのか?

ソ連崩壊前の英国のサッチャー元首相、ソ連のゴルバチョフ書記長、米国のレーガン元大統領が活躍した雪融けの時代が懐かしく思えます。

国民選挙の一票の格差解消を裁判沙汰に出来る民主主義の日本社会は、素晴らしい❗

徴兵制の無い国、日本。

戦場に行くのは、常に未来ある若者。

今日は2月26日。

1936年の226事件、昭和維新と称した陸軍軍部内でのクーデター未遂事件。

戦争、疫病、貧困、人権問題、それでも過去よりも現在未来の方が、確実によりよい希望溢れる社会になっていると信じています。

さらに一言付け加えるならば、経済優先主義を肯定するならば、新しい資本主義には、所得財産(お金)、最低賃金と最高賃金を決めた方が善いのでは?

お金にも賞味期限を❗

所得格差という清き一票(人権)の格差解消を❗

地球温暖化の時代、戦争よりも冷戦に向けて冬将軍は独り密かに戦かっているのでしょう。


中国人の金メダル。

2016年02月17日 | 萬伝。
ほんの25年昔のことです。

「日本人1人雇うコストがあれば、中国人30人を雇えるんですよ。だから、皆さんは、汗をかくよりも知恵を働かせなさい!日本が生き残る道なのですよ!」

と熱弁されていたのは、当時コンビニエンスストア「サンクス」の筆頭株主だったO氏。

O 氏のお話しは、いつも興味深く面白く新鮮で楽しみにしていました。

今では立場は変わり、不動産、企業買収を含めて爆買に走る中国人へのおもてなしの知恵を探る日本人です。

貧困国家から抜け出し、世界の大国へと誇りと自負を備え始めた中国は、もっともっと世界平和のため、世界経済発展のため、世界のリーダー国としてアメリカ、ロシア共々に先頭に立って活躍して欲しいものです。

中国四千年の歴史伝統、中国人の智恵があれば、アラブ世界のいざこざも解決できるのではと考えます。

アフリカの貧困、中近東からの難民問題、北朝鮮問題等々・・中国人の潜在能力からすれば、面子を重視する解決方向を見出だしてくれるはずです。

イスラム国が、北朝鮮のミサイル、ロケットを欲しがっているやもしれません。

ただ悲しいのは、中国は歴史上一度も選挙をしたことがない国家なのです。

だからこそ、選挙制度の無い国家を理解しているからこそ、中国の外交戦略は際立つかもしれません。

金で解決できるならば、賄賂で平和を買えばよいでしょう。

武器商人の存在を肯定する国家が、世界の平和を唱えても詭弁です。

はて、和を尊ぶ日本人は、どこに行ったのやら?

日本も武器を作っているメーカーは沢山あります。

堂々と経済利益、国家抑揚発展のために輸出しますか?

20代の若い頃に仲良しだった華僑の友人達と三人で写真を撮りました。

あの時「真ん中に居る人は早死する」と言ってました。

もともとが、中国の言い伝えなのかどうか分かりません。

ほんとうならば、金、銀、銅メダル・・オリンピックの表彰台の頂点、金メダルは嫌でしょうね。

金メダルが欲しいのは、中華思想。

中国は、世界の真ん中の国ですから、平和国家の神髄を示して欲しいものです。

そして、隣国の島国国家日本にも模範を教示して頂きたいものです。

中国人の金メダルは、今尚、面子であって欲しいと思う個人的な感情です。

晴好雨奇

2012年10月04日 | 萬伝。
パリのルーブル美術館でレオナルド・ダビンチの名画「モナリザ」を見たのは、随分昔となりました。

写真撮影禁止だったと思います。

でも、小生のアルバムには、ちゃんとカメラで撮った「モナリザ」の写真が残っているはずです。

撮ったのは、小生ではなく、華僑系の友人でした。

昔、その友人に「机の四足以外は何でも食べる民族では?」と尋ねたことがありました。

返ってきた言葉は、「中国民族は、日本人や蛇のように生卵を食べることはないよ」

そんな昔話を思い出しました。

昨日のニュースで、神奈川県葉山町と広島県府中町で、母親が、我が子(女児)を殺すという悲惨な事件が続けて起こりました。

親殺し、子殺し、伴侶殺しが起こっても、「またか・・」という、さほど驚かなくなった日本の社会です。

今日、知り合いの投資家の中国人が、言いました。

「中国では、親や子を殺すなんて、絶対にあり得ないことです」・・と!

本当かな・・?!

今日、10月4日は、投資の日です。

「貯蓄よりも投資を」という呼びかけメールも入っていました。

晴耕雨読・・晴好雨奇の日々。

インドの衝撃

2007年01月31日 | 萬伝。
三夜連続でNHKが放映していた「インドの衝撃」は、とても興味深いものだった。

ほんの20年昔、世界のマスコミは、「21世紀に日本がスーパー大国となる衝撃」を予測していた。

結果は、周知の通りである。

BRIC・・ブラジル、ロシア、インド、中国・・どこの国が、政治大国になろうが経済大国になろうが、どうでもいいが・・先進国になる背景に「清潔さ」がある。

「生活に清潔感がある国」が先進国なのである。

個人的な経験。

インド人の眼差し、コロコロとしたような独特な英語のイントネーション。

インド人の東洋人を見下ろすような威勢のよい物腰が印象に残る。

あくまでも個人的な体験談だが、インド人とユダヤ人は苦手である。