OLD WAVE

サイケおやじの生活と音楽

歳末移転始末

2024-12-28 17:32:57 | サイケおやじの日常

何時も高齢者バンドが使っている練習場が急遽取り壊される事になり、移転作業の1日でした。

元々はバンマス氏所有の車庫兼倉庫だったんですが、それを長年かけて少しずつ音楽スタジオ仕様にリフォームしていたとかで、なかなか勿体ない話ではありますが、電気設備に問題が発生したとの事…… (>_<)

で、新しい場所は、バンマス氏の知り合いが提供してくれた半地下みたいな物置(?)で、それなりに広いのは良いんですが、反響が厳しそうというか……、何れにしろ来年のお楽しみってやつです。

ということで、疲れ切ったので、本日は失礼させていただきます <(_ _)>

明日からは余裕で生活出来そうではありますが…… (^^;

 

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これが秀美のハプニング?

2024-12-27 18:43:36 | 歌謡曲

あなたとハプニング / 石川秀美 (RCA / RVC)

個人的には、あんまり評価されているとは思えない石川秀美の歌唱力に関して、サイケおやじはパワー派のボーカリストだと推察しているんですが、それにしても……、ちょいと奥底の知れない節回しを披露してくれたのが昭和60(1985)年4月に発売された本日掲載のシングル盤A面曲「あなたとハプニング」でした。

なにしろ、結論から申し述べさせていただければ、作詞:安井かずみ&作曲:加藤和彦、そして編曲:奥慶一が企図提供したのはミディアムテンポで抑揚の無い、シンプルというよりも、単調なニューウェイヴ歌謡でありながら、それを不思議な味わいを表出させながら歌ってしまったという、それも石川秀美のアイドル証明作業だとしたら、ゾクゾクさせられてしまうほどの倒錯性がイイ感じ???

特にサビのパートでは、彼女自身の声を用いた4分音符ズレの所謂ディレイ効果の変態コーラス(?)が設置されているんですから、ほとんど気持ち悪いアレンジ&プロデュースというのが初聴の印象ながら、それがクセになっちまうんですよ (^^;

しかも石川秀美の節回しが、そのパートでは殊更ネチネチしているというか、ロックフィーリングさえ感じさせるハネた歌い方までやっているんですから、たまりません (^^)

今なってはアイドルシンガーとして、それなりの成果を残した彼女が本格的なロックボーカリストとしての活躍をやってくれなかった事が悔やまれるという思いのサイケおやじとしては、この「あなたとハプニング」が妙に心に残っているというわけです。

ということで、年末年始が本格的にスタートしたとはいえ、あんまり楽しい気分にならないのがサイケおやじの例年行事 (^^;

ボチボチやっていきますね (^^)

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中毒性刹那節の八泉鮎子

2024-12-26 17:19:13 | 歌謡曲

女の砂漠 c/w 落葉の女 / 八泉鮎子 (大映レコード)

さて、拙サイトでは二度目のご紹介となる八泉鮎子の、これは昭和43(1968)年12月に出したとされるシングル盤です。

いゃ~~、それにしても決してセンスが良いとは言い難いジャケットデザインには聊か悪い予感もしてしまいながら、やはり個性的な彼女のボーカルが聴きたいばっかりにゲットさせられたのは、ひとつの中毒性でしょうか (^^;

そして実際、作詞:八丈太郎&作編曲:南條健とクレジットされたA面曲「女の砂漠」に針を落としてみれば、イントロから怪しげなタイコの響きに咽び泣くテナーサックスが夜のムードを演出すれば、なかなかキャッチーなメロディで歌われる捨て鉢な刹那節は、八泉鮎子のグルーミーな歌いっぷりで尚更に強い印象を残してくれますよ♪♪~♪

ミディアムテンポで乾いたトーンのエレキベースが絶妙のアクセントを効かせるカラオケパートも面白く、だからこそ、アクの強い八泉鮎子のボーカルスタイルが普通(?)に聴けるんじゃ~ないでしょうか?

いやはや……、それは我ながら贔屓の引き倒しなんでしょうねぇ…… (^^;

ですから、作詞:ふるさとあけみ&作編曲:山路進一から提供のB面曲「落葉の女」が軽いタッチのカントリー&ウェスタン調の渡り鳥歌謡(?)として企図され、しっかりとそれを歌いこなしている八泉鮎子の歌唱力は確かに素晴らしく、当然ながら凄んだ唸り節を程好く用いる上手さはニクイばかり (^^♪

そして、ここでも口笛メロディや薄味のストリングス等々、アレンジの面白さも彼女のボーカルをグッと引き立てている様に思います。

ということで、掲載盤は先日、漸く手に入れたブツでして、なかなか個人的には八泉鮎子とは良い出会いがありません (^^;

もちろん、それゆえに奥の細道の探求は続くわけですが正直、コンプリートの復刻CDを強く望んでいるのでした。

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歳末無情…

2024-12-25 19:01:46 | サイケおやじの日常

古くから馴染みの店が次々に閉店という、それが浮世の流れかなぁ……。

 

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宗旨を越えてエレキで浮かれろっ!

2024-12-24 17:25:02 | Ventures

The Ventures' Christmas EP (Liberty / 東芝)

   A-1 Jingle Bells / ジングル・ベル
   A-2 Santa Claus Is Comin' To Town / サンタが町にやってくる
   B-1 White Christmas / ホワイト・クリスマス
   B-2 Rudolf The Red Nosed Reindeer / 赤鼻のトナカイ

クリスマス!

――と言ったって、仏教徒のサイケおやじには矢鱈に浮かれた気分なんてものは何時頃からか失せてしまっているんですが、それでも少年期だった昭和40年代には、それなりにウキウキした気分に導かれていた事は確かです (^^;

それはクリスマスケーキ等々の御馳走の他に街に流れていたクリスマスソングに気分が触発されていたと思えば、エレキで奏でられる本場のクリスマスソングにはノー文句でシビレていましたですねぇ~~♪

もちろん、中でも圧倒的だったのは王者ベンチャーズのクリスマスレコードで、掲載したのは昭和41(1966)年に我が国独自で発売された通称コンパクト盤と呼ばれた4曲入りの33回転7吋盤なんですが、上記した収録曲は当然ながら、前年に発表し、以降世界的ロングセラーヒットになっている傑作LP「ベンチャーズ・クリスマス・アルバム / The Ventures' Christmas Album」からカットしたトラックですから、その完成度は永遠不滅!

実際、主にR&Bの有名曲から引用したリフやリズムパターンを洒脱に使ったアレンジで演奏されるエレキインストは説明不要、正にベンチャーズの真骨頂 (^^♪

そして特筆しておきたいのがジャケットデザインの楽しい雰囲気の良さで、もちろんこれはベンチャーズ本人達の新しいグループショットが入手出来なかった当時の我が国レコード会社の苦肉の策ではありましょうが、それにしても軽妙にして楽しさ満点のデザインは秀逸ですよねぇ~~ (^^♪

ということで、クリスマスは宗旨は違えど祝賀行事であれば、やはり虚心坦懐に楽しむのも十人十色、決して強制されるものではありません。

しかし、不肖サイケおやじは、久々に掲載盤に針を落とし、ベンチャーズサウンドによるクリスマスソングにシビレさせられたという、あらためてクリスマスの意義のひとつを痛感させられました (^^;

うむ、キリストもベンチャーズも偉大なり!

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年の瀬に笹みどり

2024-12-23 17:14:52 | 歌謡曲

柴又初恋門前町 / 笹みどり (クラウン)

歌謡曲のジャンルには所謂「ご当地ソング」という、ある特定の地域を題材にした歌が夥しく発表されていますが、その亜流というか、例えば「下町・花街」を舞台にした楽曲も、これが女のせつない人生模様を描いていればこそのヒット作も少なくありません。

本日掲載のシングル盤A面曲「柴又初恋門前町」は、その曲タイトルからして既に皆様ご推察のとおりの「下町・花街」でして、しかも歌っているのが、そ~ゆ~作品が殊更十八番という笹みどり (^^♪

そ~ですよ、笹みどりと云えば昭和40(1965)年以来のメガヒット&ロングセラー「下町育ち」という決定的な名曲・名唱で強い印象を残している和風美人歌手ですからねぇ~~、この昭和47(1972)年に作詞:関沢新一&作編曲:小山恭弘から提供の「柴又初恋門前町」にしても、しっとりとした刹那の歌心は冴えまくり♪♪~♪

それはミディアムスローでフックの効いたメロディを節回す笹みどりのグッと耳に残るハイトーンボイスが殊更サビのパートでイイ味出しまくり (^^♪

ジンワリと余韻を残してくれる曲終わりのボイシングも素晴らしいかぎりと思います (^^♪

また、サウンドの作りも当時流行のソフトロックっぽさと和物の味わいを分かり易く融合させるという、これは小山恭弘のイイ仕事でしょうねぇ~~♪

なかなか飽きないで聴き返せる仕上がりですから、機会がございましたら、皆様にも、ぜひっ!

ちなみに笹みどりはテレビ等々でも知られているとおり、時としてハメを外した様なケラケラの笑いっぷりには「笹みどり」というイメージを覆される瞬間もあるわけですが、まあ……、それもご愛敬 (^^;

全ては彼女の儚げな風情を表現する歌唱力へと収斂する、その前段と思い込んでいる次第です (^^;

ということで、いよいよ冬本番という気象予報とカラカラ天気は、それを感じていられる心の余裕と思えば、幸せに感謝!

恙なく年末年始を過ごせますように <(_ _)>

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天罰覿面…

2024-12-22 18:41:31 | サイケおやじの日常

ここ2日ばかり……、はしゃぎ過ぎた祟りか……、今朝から持病の肋間神経痛が…… <(_ _)>

よ~やく痛み止めの薬が効いてきたらしく、やっと軽い食事が出来ましたが……。

そんなわけで、本日はこれにて失礼させていただきます <(_ _)>

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忘年会はムード歌謡で

2024-12-21 17:16:02 | 歌謡曲

西海ブルース / 内山田洋とクール・ファイブ (RCA / 日本ビクター)

サイケおやじは基本的に洋楽でもコーラス入りの演目が十八番のグループが好きなので、歌謡曲でも所謂ムード歌謡コーラスを自分が入れてもらっているバンドでやれるのは大歓迎 (^^♪

そして昭和歌謡史においても、そ~したヒット曲が山の様に残されていますから、あれやこれやと飽きない中にあって、やはり内山田洋とクール・ファイブのヒット曲の数々は外せませんよねぇ~~♪

そんな中、本日取り出したのは昭和52(1977)年に出した掲載のシングル盤A面曲「西海ブルース」でして、これは作詞:永田貴子&作曲:尾形よしやす、そして編曲:森岡賢一郎が提供の典型的なムード歌謡ながら、ミディアムテンポでメリハリの効いたメロディラインを節回す前川きよしのある意味「しつっこい」ボーカルがあればこそっ!

演奏パートにしても、イントロからサックスとギターのコラボでツカミはOK♪♪~♪

またコーラスパートが控えめなところから、前川清のソロというか、我々がカラオケで独唱(?)しても、これが立派なムード歌謡として成立するという、いゃ~~、全くアーバンな歌謡曲の決定版じゃ~ないでしょうか (^^)

実は本日敢行(?)した高齢者バンドでも、この「西海ブルース」を演じさせていただきまして、殊更リードを歌ったバンマス氏の機嫌の良さは面映ゆいほどでありました (^^;

でも、それが我々日本人が楽しむ歌謡曲の本質のひとつだと思うばかりでございます。

ということで、昼間っから忘年会気分ではありましたが、さらにこれから、打ち上げという段取りは、申し訳なくも気分が高揚しているという次第です <(_ _)>

あぁ~~、明日の事なんて、ど~でもいいって (^^;

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久々に本気

2024-12-20 18:13:07 | Book

というか、今年は忘年会を盛大にやろうっ!

なぁ~んていう職場の雰囲気を損ねたくないので、サイケおやじもフル参加させていただくことになりました。

日頃は煙たがられている自覚があるので、お仲間に入れていただけるのは感謝しかございません <(_ _)>

それでも早めのフェードアウトは必須でしょう (^^;

明日は高齢者バンドのミニライブも予定されているので、本日は、これにて失礼させていただきます<(_ _)>

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これぞっ! 昭和の歌謡曲

2024-12-19 18:54:11 | 歌謡曲

ギター仁義 / 北島三郎 (日本コロムビア)

現在、入れてもらっている高齢者バンドには、昭和40年代に本職の「流し」をやっていたゲストボーカリストが特参しているということで、急遽演目に入れたのが昭和38(1963)年に北島三郎が出した代表曲「ギター仁義」であります。

これは皆様ご存じのとおり、北島三郎がルーツとも云える、下積み時代にやっていたギター弾き語りの「流し」を題材にした哀愁演歌であり、そんなこんなの刹那の作詞は嵯峨哲平、そして作曲:遠藤 実&編曲:福田 正が紡ぎ出す、これぞ義理と人情の演歌節こそは、耐えて忍んで、花咲く日を目指しつつ、それが叶わぬ夢と歌う北島三郎の真骨頂!

それは歌い出しから抑えた節回し、じっくり披露する仁義口上のパート、そしてハードボイルドなキメの歌心は何度聴いても心に滲みいるばかりでございます (^^)

で、件の元「流し」氏の話では当時、「流し」を始める最初の必須演目こそが、この「ギター仁義」だったそうですよ (^^)

ということで、我々は敬意を表しつつ、この「ギター仁義」を練習しております。

しかし……、残念なのは元「流し」氏が以前に軽い脳梗塞を患い、左手が不自由になった所為でギターの弾き語りスタイルが出来なくなった事……。

それゆえにバンドスタイルで歌っていただく次第ではありますが、そ~したコラボも双方楽しいわけですし、北島三郎のオリジナルバージョンにしても、それなりの演奏パートが入っていますからねぇ~~♪

最後になりましたが、掲載盤は某さぶちゃんコレクター氏から昔、頂戴したピカピカのシングル盤なんですが、もちろんオリジナルではなく、再発盤との真相も、やはり北島三郎という偉大なボーカリストの永遠の人気を証明する物件でありましょう。

いゃ~~、こんな素敵な歌謡曲賛歌、忘れられてはなりませんよねぇ~~~ (^^)

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