OLD WAVE

サイケおやじの生活と音楽

仮装の告白

2015-11-01 15:26:06 | Rock

Long Train Runnin' / The Doobie Brothers (waner Bros. / ワーナーパイオニア)

昨夜は案の定、街は仮装の狂騒になっていましたが、本場(?)アメリカにしてもハロウィンは決して宗教行事ではなく、普通の秋祭り(?)的なお遊びなんですから、日本においても気軽に楽しんで悪いはずもありません。

だいたい人は皆、仮装願望があるんじゃ~ないでしょうか。

極言すればメイクやヘアスタイルを流行に合わせたり、憧れのルックスを真似たりする事だって、今や普通ですからねぇ~~。

もちろんサイケおやじにしても、そんな前科(?)はどっさり積み重ねてきましたし、例えば学生時代にやっていたバンド活動では、コピー対象の音楽様式は当然の事、そのルックスやファッション&アクションまでも真似ていたのですから、今や笑ってごまかすしかありません。

本日掲載したシングル盤のジャケ写に登場しているドゥービー・ブラザーズは、まさにその典型例でありまして、こ~ゆ~革ジャンにジーパン、長髪にブーツという、バイカー&ロッカーなカッコをしていた昔の自分の写真なんか見てしまうと、いやはやなんとも、額に汗が滲みます。

しかし、あえて言い訳させていただければ、少なくとも1970年代までの我が国では特にロックのコピーをやろうとすれば、そのカッコを真似るというのは必須事項であり、例えばそれがストーンズであれば、殊更キース・リチャーズのライブにおけるギターアクションを洋楽雑誌のグラビアに掲載のライブショットを眺めつつ、あれこれキメを模索しては「なりきる」道へ一直線だったと思うのはサイケおやじだけの感慨でしょうか。

まあ、そ~ゆ~時代もあったという事なんですよ。

ということで最後になりましたが、取り上げたドゥービー・ブラザーズのシングル盤は説明不要、1973年に発売された傑作アルバム「キャプテン・アンド・ミー」からカットされた「Long Train Runnin'」をA面に入れた彼等を代表するヒットシングルで、もちろん我が国でもウエストコーストロックの代名詞とされた人気曲でしたから、サイケおやじもコピーに勤しんだ若かりし日が確かにありました。

うむ、ハロウィンが過ぎ去れば、今度はクリスマスかぁ~~。

時に流れは早すぎますねぇ~~。

コメント (4)
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