OLD WAVE

サイケおやじの生活と音楽

原田ゆかりの痛快演歌ロック

2024-09-11 16:45:43 | 歌謡曲

青春ちょっと前 c/w いとしのギャングたち / 原田ゆかり (テイチク)

以前にも書いたとおり、サイケおやじにとっての原田ゆかりは完全に幻のアイドルシンガーとして、殊更「三味線ロンリー・ブルー」の印象ばかりが強く刻まれていたんですが、ここに来て再びシビレさせられたのが本日掲載のシングル盤です (^^♪

もちろん、発売されたのは昭和62(1987)年5月とされていますから、異郷の地へ島流しにされていたサイケおやじには知らなくて当然の1枚とはいえ、中古屋で邂逅したとなれば、即ゲットは当然が必然!

速攻で持ち帰り、勇んで針を落としてみれば、これが作詞:阿久悠&作曲:宇崎竜童、そして編曲:入江純とクレジットされたA面曲「青春ちょっと前」が、いきなり大正解という、アップテンポの演歌ロックに仕上がっていたんですから、たまりません (^^♪

ビシバシのドラムスやキーボートメインのデジタルサウンドに負けない原田ゆかりのコブシを活かした歌いっぷりは痛快至極ですし、如何にも宇崎竜童というメロディ展開の妙には、しっかりと用意されているハードロックなギターの出番が完全にサイケおやじの好みのツボを直撃ですよっ!

いゃ~~、これが当時、どの程度ヒットしていたかは知る由もありませんが、この楽曲にして、これだけの歌唱を披露する原田ゆかりは、やっぱり素晴らしい歌謡曲シンガーと思うばかりです (^^♪

そして、さらに素晴らしいのが同じ制作スタッフから提供されたB面収録曲「いとしのギャングたち」でして、こちらはミディアムテンポで泣きメロ歌謡の決定版♪♪~♪

ですから、原田ゆかりのメリハリの効いた節回しは、ここでも全く出し惜しみしない歌心が最高なんですねぇ~~ (^^♪

サウンド作りにしても、当時流行の産業ロック風味が強いところが現代の感性には時代遅れという先入観があろうとも、それを払拭して余りあるのが原田ゆかりの歌手としての実力の証明でありましょう (^^♪

う~ん、ジャケ写スリープの記載によれば、この「青春ちょっと前」は当時放映されていたテレビドラマ「ガキ大将がやってきた(TBS)」の主題歌らしく、当然ながらサイケおやじは全く接しておりませんが、それゆえに気になってしまうなぁ~~ (^^;

それと現在入れてもらっている高齢者バンドで、ここに収録されている両面2曲共、やってみたいなぁ~~、んていう衝動にも駆られるんですが、やっぱりボーカルに相当の実力が要求されますからねぇ~~ (^^;

やっぱりトーシロにはここまでのレベルで歌いこなせない楽曲だと思えば、素直に鑑賞して楽しむのが順当なんでしょうねぇ~~ (^^;

あぁ~~、原田ゆかり、このジャケ写ポートレートの穏やかな面立ちにして、この歌いっぷりは最高ぉぉぉぉぉ~~~♪


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