OLD WAVE

サイケおやじの生活と音楽

志賀真理子・詠唱

2024-10-16 17:43:15 | 歌謡曲

Rainy Day Hello c/w TIME FOR LOVE / 志賀真理子 (ワーナーパイオニア)

早世したアイドルシンガーというよりも、実力派ボーカリストであった志賀真理子の、これは昭和62(1987)年に発売されたラストシングルと思しき、なかなか愛おしい1枚です。

もちろん、以前にも書きましたが、彼女の公式音源を集めたCDは所有しているんですが、やはりオンタイムで発売されていたオリジナルアナログ盤に邂逅すれば、それは中古であるがゆえに愛着も強くなるという、そんな気持ちをご理解いただければ幸いでございます <(_ _)>

閑話休題。

で、肝心の収録A面曲「Rainy Day Hello」は作詞作曲:杉真理、そして編曲:清水信之&杉真理とクレジットされたミディアムテンポのニューミュージック歌謡であり、それほどのキャッチーさは無いかもしれませんが、そこはかとない歌謡世界の胸キュンフィーリングは志賀真理子が持ち前のアルトボイスがあればこそっ!

あぁ……、この落ち着いた歌心は地味ながら感傷的なメロディラインをグッと魅力的にするには欠かせないと思うんですが、いかがなものでしょう。

一方、作詞:永井美由紀&作曲:松本俊明、そして編曲:清水信之が提供のB面曲「TIME FOR LOVE」は穏やかなイントロからアップテンポに急展開されるシティ・ポップがド真ん中の仕上がりで、フックの効いたメロディが不足気味ではありますが、演奏パートとの相性が素晴らしい志賀真理子の歌いっぷりは、実にニクイばかり (^^♪

失礼ながら、正直、このレコードには所謂売れセン感覚が物足りないとは思いますが、サイケおやじは、とにかく彼女の歌声が聴ければ、それで全てがOK♪♪~♪

本気で、そ~思わされてしまうわけです (^^♪

特に……、そんなこんなは、やはりアナログ盤シングルレコードならではの「針を落とす」という作業、そしてレコードを片面ずつひっくり返すという「儀式」が尚更に気持ちを高揚させたりしますねぇ~~ (^^;

ということで、なにやら……、本日は年寄りの戯言みたいな感も強く、失礼いたしました <(_ _)>

でも、志賀真理子は永遠であります。

コメント
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