■夜は仲良しさん / 長良いづみ (ビクター)
掲載したのは昨日ご報告したとおり、本年最初に中古ゲットした1枚という、これが昭和52(1977)年に長良いづみが出したシングル盤でして、殊更A面曲「夜は仲良しさん」はサイケおやじが発売当時から気に入っていながら、様々な事情で入手出来ず幾年月…… (^^;
以来、チャンスに恵まれないままに探索し続けていた大好きソングということで、ついに手にした晴れの収穫というのは大袈裟かもしれませんが、とにかく作詞:橋本淳&作曲:石坂まさをが彼女に提供してくれたのは、持ち前のメジャーな歌唱力が存分に発揮出来る様に企図したであろう、ミディアムテンポの楽しい小唄系歌謡曲なんですよ (^^♪
ですから、竜崎孝路が施したアレンジにしても、イントロから耳に馴染んだ(?)フレンチポップス風というか、あのダニエル・ビダルでお馴染みの「オー・シャンゼリーゼ」がモロ出しというあたりは、発売当時から世間に膾炙していた真実(?)でありますし、曲メロそのものにしても、あちらこちらに、どっかで聞いた様な旋律フレーズを潜ませたニクイ仕掛けがポップス歌謡の王道っていう感じですよねぇ~~♪
そして、繰り返しになりますが、長良いづみの上手過ぎるコブシ回しと歌唱アクセントの素晴らしいセンスは、バックの軽薄なコーラスとの相性も抜群じゃ~あぁ~りませんかっ!
本当に長良いづみ、何故にブレイクが果たせなかったのか、ちょいと不思議ではありますが、時を経るにつれ、後追いの歌謡曲ファンも含めての再評価の高まりは嬉しく思うばかりです (^^)
ということで、明日からの本格的な仕事始め前夜には、こ~ゆ~ライトタッチの歌謡曲が宜しかろうと、まあ……、そんな気分で今年を乗り切りたいと願うのがサイケおやじの本音であります。
最後になりましたが、掲載したジャケ写は使わなくなったスマホをカメラ代わりに用いての画像でして、最近は古いケータイ機器をカメラにして撮影するのが局地的に流行っているとか???
そしてサイケおやじも、それに感化便乗という次第です。
モノは使い用ってのは本当みたいですねぇ~~ (^^;