■扉を開けて~TAKE A CHANCE~ / 大東恵 (CBSソニー)
サイケおやじにとっての「大東めぐみ」はバラエティタレントとしての認識しかありませんでしたが、実は……、そ~なる以前には「大東恵」として堂々と歌手活動をやっていたという証拠物件が、本日掲載のシングル盤です。
―― というか、結論から述べさせていただければ、これまでも度々書いてきたとおり、サイケおやじは昭和62(1987)年3月から異郷の地へ島流しにされ、それから7年後に許されて帰参が叶った時には、既に彼女は「大東めぐみ」になっていたという顛末!?
それすらも後追いで知ったサイケおやじとしては、このシングル盤を例によって纏め落札出来た某ネットオークションからのレコードの山に発見した時、そんなこんなは幻の出来事でありました。
だって、ここにA面収録されている「扉を開けて~TAKE A CHANCE~」に何気無く針を落としてクリビツテンギョ~~~ォ!?
それは厳かなイントロから一転、ビシバシのビート&リズムをバックに初っ端から力強く歌われる歌謡ロックであり、しかも表現力も豊かな安定した歌いっぷりを披露する大橋恵のブレないボーカルは、本当に素晴らしいと思うばかり (^^♪
そこで慌てて制作クレジットを確認すれば、やはり作詞:阿木燿子&作曲:大内義昭、そして編曲:佐藤準という、歌謡ロック&日本のロックを創成してきた縁の下の力持ちが関わっていたんですから、さもありなんっ!
―― なぁ~んて、独り納得するばかりとはいえ、何故に彼女がロックボーカリストの道を外れ、バラエティの世界へ転身してしまったのかは、これが世に出た昭和63(1988)年6月の芸能界諸事情があったにせよ、一般のリスナーにはハード過ぎるアイドルソングという受け取られ方があったのかもしれません……。
しかし……、だとしても、これだけ歌える歌謡ロックシンガーがブレイク出来なかったのは本当に残念だったと、後追いで聴いているサイケおやじは痛感するばかりです。
そして現在の「大東めぐみ」が歌っているかは知る由もありませんが、歌っていて欲しいなぁ~~。
心底、そ~願っているのでした。
ということで、本日は高齢者バンドの新年初練習日だったんですが、以前書いたとおり、練習場所が変わったもんですから、音決めのリハみたいな感じでした。
広さは問題無いんですが、やっぱり……、コンクリートの壁に囲まれているので反響が厳しく、まあ……、そのあたりは今後の課題という次第です。
うむ、それにしても、こ~やっていられる幸せに感謝 <(_ _)>