■雨の中で / 惣領智子 (RCA)
今日は突然の大風雨に見舞われ、サイケおやじは全身びしょ濡れになったんですが、皆様はいかがでしたでしょうか?
何事もなければ、それが一番ではありますが、しかし日常生活のそんなこんなもひとつの刺激として、良い方向へと繋げていきたいものです。
しかし、と書いていても、昨夜接した天皇陛下が「生前退位の意向」という報道には仰天させられましたですねぇ~~~。
もちろん、陛下は高齢ですし、これまでも病に臥した事を思えば、常に多忙な公務の連続では、国民の象徴とはいえ、やはりサイケおやじは恐縮に堪えないわけで、宮内庁は否定しているようですが、陛下の御心に背くようなことは決してあってはならないと思っています。
確か陛下が即位された年齢は、現在の皇太子と同じ頃だったという記憶に鑑みても、流石のご判断と感服するのも不敬ではないと確信する次第です。
そして何かと政治的な駆け引きとか、国内外との関係云々も含めて、日本国民は広く理解を深め、皇室と国の在り方や民衆との関わり等々、あらためて認識する最良の機会なのかもしれません。
繰り返しますが、個人的には陛下の御心は大切というには恐れ多く、平たく言わせていただければ、誰も言い出せなかった事柄に対しての聖断にちがいないと思うわけですが、皆様はいかがなお気持ちなのでしょうか。
ということで、大雨に遭遇しながら、そんな事を漠然と考えていたら、カーステレオに仕込んである好きな曲リストから鳴らされてきたのが本日掲載のシングル盤A面曲「雨の中」でありまして、これぞジャストミートの極みつき♪♪~♪
歌っている惣領智子はシングアウトやジム・ロック・シンガーズでの活動を経てソロシンガーとなった、所謂ニューミュージックの都会派ボーカリストとしての認識が一番であり、それは絶対的な真実ではありますが、もうひとつ、シンガーソングライターとしての側面も忘れてはなりません。
この「雨の中」にしても、当然ながら本人の自作曲でして、それをソフトスイング調にアレンジしたのが当時の彼女の夫であった惣領泰則ですから、イントロにあの「雨に唄えば」のメロディを引用しているあたりの稚気もニクイばかり♪♪~♪
全体としてはソフトロック風味も心地良い仕上がりになっていますよ♪♪~♪
ちなみにこの曲は昭和51(1976)年に惣領泰則のプロデュースで制作された名盤アルバム「やさしく愛して」からのシングルカットなんですが、そのLPもなかなか素敵な作品集であり、同時にジャケットのセクシーさも特筆ものですので、興味のある皆様はネット等々で検索してみて下さいませ。
うむ、土砂降りでびしょ濡れってのも、時には心地良いものですぇ~~♪
日本国内ではどうか・・
国民は気づいていないかもしれないが 諸外国が感じる程度の事ではなく、 ずっとずっと奥深いところの絆が、深層心理で働いていると思います、日本に天皇がいなかったら糸の切れた凧のように方向性を失うことでしょう、
戦後全国を御巡幸されましたが、外国の常識では、そんなことしたら国民から石をなげられて、ほうほうの体で逃げ惑う図式を想像するそうです、
負けるということはそういうことなんですね、ところが日本では、みんな涙を流して感激して喜びあったそうです、一度や二度の敗戦ではびくともしない絆で結ばれているのですね、
マッカーサーの会談では、全責任は私にある、私の命と皇室の全財産を差し上げるから国民に食料を与えてくださいと懇願したそうで それを聞いたマッカーサーは世界中にこんな紳士は二人といない、と感激し尊敬したそうで、(ふつう戦争に負けた国の元首は財産と引き換えに亡命するための命乞いをする)
天皇はその反対の言動をしたのですから こんな天皇を絶対助けなければ日本人はだめになると感じたそうです、
戦後復興をアメリカが本気で行ったのも天皇の人徳が日本を助けた側面があったようです、
天皇陛下の申し入れを拒否することなど出来るはずがないのだから 速やかに法改正してご安心願うばかりです
となると皇室典範の改正作業に着手せざるをえず、憲法問題は先送りになる。
陛下は平和主義ですから、当然ながらアベの進める憲法破壊には反対の筈で、そこまで見通した「待った」ではないか、という解釈もあります。
頂上に立つ立場の絶対条件です、
これは裾野から正面だけみて騒ぐ左党の平和主義と異なるもので、
常に国民の安寧を祈っての崇高な立場からのものです、
政局を伺いながら操作するという次元ではないと思います
国民の象徴が奴隷の如く、または終身荊の如く苦痛を
引きずることを 国民が無神経に見過ごすならば
それは国民も象徴たる陛下と同運命になることを意味します、(象徴とは民の見本となる事ですから 自ら我慢を強いられることはそれも見本となるわけです)
心優しい陛下にそんな思いをさせたらいけないと純粋に思うののみです