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こんなことが・・・   落石

2008年07月03日 09時55分38秒 | Weblog
アメリカではごく一部にこんな意見が出てきているようです。
国際問題評論家の古森氏の書いたものの転載です。

    

ブッシュ政権で大統領補佐官を務めたデービッド・フラム氏が
ニューヨーク・タイムズ10月10日付に発表した寄稿論文での主張である。
フラム氏はこの論文で北朝鮮とその背後にいる中国を厳しく非難していた。
北朝鮮が米国をはじめ国際社会をだまして、核実験に踏み切り、
しかも中国はその冒険を阻止できる立場にあるのに止めなかった、
と糾弾している。
だから米国は北朝鮮と中国にそんな危険な挑発行動への代償を払わせるために
一連の断固とした措置をとるべきだ、と主張している。

 フラム氏はそのなかで日本について次のように述べていた。

 「米国は日本に対しNPTを脱退し、独自の核抑止力を築くことを奨励せよ。
第二次世界大戦はもうずっと昔に終わったのだ。
現在の民主主義の日本が、台頭する中国に対してなお罪の負担を
抱えているとするバカげた、見せかけはもうやめるときだ。
核武装した日本は中国と北朝鮮が最も恐れる存在である」。

 「日本の核武装は中国と北朝鮮への懲罰となるだけでなく、
イランに核武装を思いとどまらせるという米国の目標にも合致する。
日本の核武装の奨励は、他の無法国家がその地域の核の均衡を崩そうとする場合、
米国とその友好諸国がその試みを積極果敢に正そうとすることを
イランに知らしめることになる。
米国はイスラエルの核攻撃能力を高めることもできるのだ」。

 大胆だが明快な主張である。今の米国ではもちろん超少数派の意見でもある。
ブッシュ政権にも日本に核武装を促すという気配はツユほどもない。
だがそれでもこうした政策提言が初めて堂々と出てきたことは
注視せざるをえない。

     

いやはや、なかなか事態は複雑。
9条派も安心してはいられませんね。
でも、ますます9条の価値は高まっていることだけは
間違いないようです。




コメント (5)
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