九条バトル !! (憲法問題のみならず、人間的なテーマならなんでも大歓迎!!)

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ブッシュのイラク植民地化             ネット虫

2008年07月11日 10時11分21秒 | 国際政治・経済・社会問題(国連を含む)
★予想されていたことだがブッシュは退任を前に石油権益確保を中心にイラクの植民地化を急いでいるようです。                        イラクもベトナム戦争のようにアメリカは武力で叩きだされることを期待していたのですが、そう簡単にはいかないようですね。
 その辺の現状を風仲間の毛利さんの非戦通信から転載します。
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 以下はガーディアン紙のコラムニストで編集委員スーマス・ミルン氏の記事の要約です。氏は中東や東欧、ロシア、ラテンアメリカからガーディアン紙に寄稿しています。
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「ブッシュはイラクに古典的な植民地の地位を押し付けようとしている」
http://teanotwar.seesaa.net/article/102160548.html#more(←詳しくは)

来週、イラクの膨大な石油資源を新たに開発する契約に、世界最大の西洋石油企業4者が署名する予定だからだ。当初、契約は、イラクの大規模油田の生産を増やすための2年契約の予定だった。しかし、BP、エクソンモービル、シェル、トタールの4社は、イラク政府と自分たちとの契約を自ら執筆しただけでなく--前代未聞の事態である--、米国が後押しする石油法がイラクで採択されたときに見込まれるはるかに儲かる30年の生産契約に対する第一先買権を確保したと伝えられている。そうなれば、西洋石油企業がまるごとイラクの石油を乗っ取ることになる。ビッグオイルが華々しい帰還を果たしたというわけだ。

今年4月、私はこの「戦略枠組み合意」文書の草案コピーを手に入れた。これは今年末に国連のマンデートにかわって発効することを意図したものである。イラク政府の中枢筋がガーディアン紙に提供した、この文書の詳細によると、この合意のもとで米国は「イラクで軍事作戦を行い、治安上必要な理由があれば人々を拘留する」無際限の権限を与えられている。それ以来、米国政府がイラクに押し付けようとしている、付随の「軍事地位協定」についてもたくさんのことが明かになった。50以上の米軍基地、イラク領空の米軍による完全支配、米軍と私営治安企業の治外法権、イラク政府との協議なしにイラク全土で軍事作戦を遂行する権限などである。

これは、米国が世界中で結んでいる軍事地位協定の内容をはるかに超えるもので、イラクを永久に傀儡国家の地位に縛り付けるものである。

追伸・・このような無謀な試みに批判が高まり
イラク協定/民間軍事会社職員の免責/米、批判受け取り下げなどが行われている。
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2008-07-05/2008070507_02_0.html

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見事! 骨のあるサッカー協会!  文科系

2008年07月11日 01時04分22秒 | スポーツ
以下はスポニチの最新インターネット記事である。長年のスポーツ界の封建的体質、それが永久政権党と結びついてきた体質、これに対して投じられたもの凄く大きな一石だと思う。昨日の拙稿「サッカー協会の快挙 伊達、平尾理事就任」と並ぶ本質的性格を持った、しかしそれよりはるかに大きい、いわば日本のスポーツ史に残る大事件として後世語られるものだろうと、僕は推察する。

骨のある日本サッカー協会に拍手!!

現在時間08年7月11日金曜日、午前0時57分。


【 理事から外れた釜本副会長 無言で去る

 計8年間務めたサッカー協会副会長を退任し、理事からも外れた釜本副会長は、厳しい表情のまま無言でサッカー協会理事会会場を後にした。

 次期役員候補推薦委員会の委員長として人事案をまとめた川淵会長も「バランスと言えば一番いいのか…」と、歯切れが悪かった。理事投票の結果と、新会長になる犬飼氏の意向が反映された人事だった模様だ。】


さてさて皆さん、いろんな意見をくださいね。

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ヌートリア・・・戦争の落とし子        草女

2008年07月11日 00時54分42秒 | 文芸作品
6月下旬森林公園にある大道平池の水辺はハルシャギクの苗で埋め尽くされていた。北アメリカの原産の一年草で別名をジャノメギク。花が咲きそろえばそれなりに美しいだろう。開花期は夏の盛りから秋にかけてである。
 ところがこの草を観察していたら、池の中を一直線にこちらに向かって泳いでくるものがいる。ヌートリアである。私たちが居るのも平気で岸に上がりムシャムシャ草を食べ始めた。
 森林公園に繁殖している外来哺乳類で原産地は南アメリカ。「ヌートリア」はスペイン語で「カワウソの毛皮」の意味だと言う。しかし、カワウソの仲間ではなくて本当はネズミの仲間である。
 なぜ南アメリカの巨大ネズミがこの公園に住み着いているのか。
 昭和14年に日本軍により軍服の毛皮用と食用のために導入されたもので、戦時中は西日本を中心に全国に四万匹が飼育されていたという。しかし、終戦と同時に需要がなくなり、野外に遺棄されたのである。
 愛知を始め東海地方にも広く分布していて水辺に住み、堤防や畔に巣穴を掘るので防水上も危険な上、葉や野菜や稲などにも被害を与えるため駆除の対象となり1963年に狩猟獣に指定されている。
 一方ハルシャギクも園芸種として導入されたが野外化し繁殖している。
 人間の都合で運び込まれ、ある期間利用された挙句、日本固有種を絶滅させるということで、特定有害外来生物として目の敵にされる。郷に入ってようやくここまで生存してきた苦労と能力ををどう評価すべきだろう。
 日本固有種が絶滅に瀕しているのは果たして外来種だけのせいであろうか?
ここはひとつ、よーく考えよう。
 
コメント (2)
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