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テロ支援国家の解除の狙い。        ネット虫

2008年07月27日 14時10分00秒 | 国際政治・経済・社会問題(国連を含む)
★Tha Dairy NK の二つの記事を見れば、北朝鮮支援国解除をアメリカがなぜ急ぐか、北朝鮮がどんな評価をしているかは、明確だ!!!!!

 ① 外国の投資家、北テロ支援国解除で「北の鉱山」への投資が本格化
    RFA、ロンドン・香港を拠点に「北朝鮮ファンド」の設立を推進
           Tha Dairy NK 南宮ミン記者 [2008-07-07 17:47]

 北朝鮮の核申告で、北朝鮮に対するアメリカのテロ支援国解除が本格化している中、イギリスのロンドンではウランを含む北朝鮮の鉱山の利用権を確保するための外国投資ファンドの動きが本格化していると報じられた。
 6日(現地時間)に自由アジア放送(RFA)が、アメリカ政府の対北テロ支援国解除の動きが表面化した去年10月に、イギリス系の投資会社が“当初500万ドル規模だった‘朝鮮開発ファンド’を1千万ドルに増やした”と明らかにした。
 また、他の投資グループは韓国に対する株式投資を目的にした‘韓国ヘッジファンド’で、北朝鮮と取り引きの実績がある現代グループなどを投資の対象に選定し、こうした韓国企業と共同で北朝鮮への投資をしていることが分かったと放送は伝えた。
 放送は更に、国際金融関係者の言葉を引用し、“ロンドンや香港に本拠を置いているいくつかの投資グループが、対北朝鮮ファンドの設立を推進していると聞いた”と明らかにした。
 また、“アメリカは北朝鮮の核実験と関連し、対北経済制裁などを残してはいるが、一旦北朝鮮がアメリカのテロ支援国から解除されれば、外国の投資家たちは北朝鮮のテロ支援国解除を政治的保証として解釈し、アメリカの投資家もロンドンを経由して北朝鮮に投資するファンドに参加できるようになる”と説明した。
 アメリカを中心にしたファンドの設立を計画していた人は、イギリス海軍の前職技術将校であるコリン・マックアスキルで、この人は2001年9月にアメリカ国務部の東アジア太平洋担当次官補だったケリーから“アメリカの法律に合うならば、ファンドの設立に反対しない”という口約束を受けたと放送は報道した。
 だが、一年後の2002年10月に北朝鮮のウラニウム濃縮疑惑が表面化して、アメリカの投資家たちがこのファンドから手を引き、本拠をロンドンに移したという。
 放送は特に、アメリカの投資家たちも北朝鮮がテロ支援国から解除されれば、ロンドンを経由して対北投資ファンドに参加できるようになると述べ、アメリカのカーギルやベクテル、ゴールドマンサックス、シティグループなどが鉱物資源が豊富な北朝鮮に投資する“強い意欲を見せたと伝わった”と紹介した。
 コリン・マックアスキルは70年代末から故金日成主席と金正日委員長が直接管轄する企業集団と鉱物の取り引きをしてきたという。
 また、アメリカの金融界の一部の分析家は、“ブッシュ政府が北朝鮮の核申告からウラン濃縮疑惑を除外するという和らいだ立場を見せたのは、北朝鮮が持っているウラン開発でアメリカとイギリスが先頭に立つためではないかという視覚”が見られると伝えた。

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② 北「アメリカの食糧支援は金正日の『戦利品』」と宣伝
アメリカの脅威に強硬に対立した金正日の戦略的勝利宣伝
The Dairy NK 梁貞兒記者 [2008-07-07 11:19]

 北朝鮮政府がアメリカの対北食糧支援は金正日の‘戦利品’であると北朝鮮の住民に宣伝していると、対北支援団体の‘良い友’が6日に伝えた。
 良い友はこの日配布した消息誌で、平壌市の幹部の言葉を引用して、“アメリカの対北テロ支援国指定解除や食糧支援などは、封鎖には自力更正、戦争挑発の脅威には戦時準備状態で強硬に対峙して戦ってきた金正日総書記の戦略的方針の勝利であると至る所で宣伝している”と伝えた。
 また、“アメリカの支援は(金正日の)‘戦利品’であると講演している”とも付け加えた。
 北朝鮮政府は先月、食糧難による民心の悪化を阻むために、各道の党に‘アメリカの50万トン対北食糧支援の消息を積極的に宣伝するように’という内閣の指示文を下したという。
 この団体によれば、内閣の指示文には‘アメリカが将軍様の威厳と人民軍の威力の下に平壌に来て、50万トンの食糧を6月末から支援すると言った’という内容が記されているという。
 北朝鮮はアメリカの対北食糧支援が決まった直後にも、宣伝媒体である労働新聞や平壌新聞、青年前衛などにアメリカが北朝鮮に食糧を提供するという内容の記事を一斉に出している。
(以上、引用終り)


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これまでのグラ(24)川崎と同点、暫定2位に  文科系

2008年07月27日 11時37分50秒 | スポーツ
昨日の対川崎戦は、両チームのシュートが相手バーをたたき合ったり、ゴール内のラインから掻き出されたり、もう凄いゲームだった。得点は1対1で、暫定順位ながら名古屋は2位、川崎は7位。ただし、ここまでの上位7チームが勝ち点30~34点にひしめいているという大混戦である。
本日1位鹿島と3位浦和の直接対決が、見ものだ。グラは、浦和が勝てば3位、鹿島が勝てば2位だけれど鹿島が4点も離して一つ抜けることになる。どっちが良いのかな。今後を考えれば浦和に勝って欲しいが、今は鹿島が勝つだろう。

さて、川崎戦である。
川崎は攻撃に、名古屋は守備にと、お互いの走力をこれでもかと競い合うような好ゲームだった。両チームとも、止まっていて足下でボールをもらう選手など1人もいない。攻守ともスペースに走り回り、中盤でつぶし合って、奪った球を簡単にどんどん繋いでいく。シュート数は例によって川崎が多い。
ここまでの川崎は、シュート数が2位のガンバと並んで飛び抜けた1位だし、被シュート数の少なさも、やはり1位のガンバと並んで2位のチームだ。この差が得失点差の多さにつながるわけではないし、シュート数が多ければ得点が多いというわけでもないのが、面白い。まー、ガンバとともに「中盤を制してそこで守り、中長距離シュートの多いチーム」と言えるのだろう。ちなみに、この2チームのシュート数が被シュート数に比べて100以上も多いのに(川崎は296対166)、1、2位の鹿島と名古屋は、シュート数よりも被シュート数のほうが多いチームなのである。中盤を中心に守るか、最終ラインで点を防ぐかの差なのだろう。中盤で守るチームは、ゴール前がややもろいとも言えるのだろうか。なお、得失点差の1~3位は、鹿島の18、浦和の11、名古屋の7と続く。

きわどいシュートが非常に多く、これも互角。なにしろ、ゴール内のライン上にボールが落ちたり、キーパーが引き出されてゴールの中に立ったDFが敵「ゴール」を掻き出したりと、はらはらどきどきのゲームだった。ただし、コーナーキックは名古屋がやや多かったか。川崎が遠目のシュート、名古屋が切り込んで崩したシュートという印象もあった。

名古屋の1点は前半14分。キーパー楢崎のキックを1人が中継してロングパス、それを追って左裏へ抜け出したマギヌンが長く、低く、強いシュート。キーパーが触れる範囲の弾道だったが、強烈な勢いでその手をかすめていったという感じだ。
川崎の1点は後半のはじめ。名古屋ゴール前の混戦から、1人離れて右遠目にいたビトールの前にこぼれ球。コースが見えたビトールがそれをちょっと長めに強く打ったと、そんな感じだった。

名古屋は、前の大宮戦に続いて、守備が改善されているという印象が強かった。川崎得意の中長距離シュートにも、しっかりゴール前に戻って、きっちりとコースを消していると感じられた。この点では、体を張ったバヤリッツァが目立っていた。

非常に暑くもあったし、中村直志、吉村の両ボランチ、そして玉田の今後に疲労が貯まっていかないかと、心配されるようなゲームだった。ゲーム直後の直志の目がやや虚ろにぼーっとしているようで不安になった。エネルギーを出し尽くしたのだろう。阿部と竹内、小川は元気に見えた。
また、こういう激戦、混戦では、ヨンセンが何気なく競り合いで示す体の強さと、キーパー楢崎のファインセーブなどは際だって見えた。
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