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人民日報の記事    らくせき

2010年06月19日 13時25分40秒 | Weblog
最近、人民日報のサイトを時々、覗いています。
こんな記事があるんですね。
日本の新聞の記事かと思ってしまいます。
ちょっと長いですが・・・


菅首相は日本経済の再建について「第三の道」を掲げ、注目を集めている。第
一の道は、日本の高度成長期の路線で、道路や港などインフラ建設に
力を入れた経済成長率の向上だが、
その欠点としては浪費がかさみ、政治業績本位の事業が多いことがあげられる。

第二の道は、小泉純一郎氏が掲げた構造改革路線で、
市場重視、競争重視、規定緩和、民営化促進の結果、
「勝ち組」と「負け組」があらわれ、社会の格差が広がった。

第三の道は相対的には、経済社会に存在する様々な問題を解決することで、
新たな需要を生み、経済成長につなげるというものだ。

周知の通り、ブレア英前首相は第三の道の時代を築いた。
第三の道とは欧米の現代資本主義といわれる米国の新自由主義と
欧州大陸の社会民主主義の2つを組み合わせた資本主義で、
この新理念のもと、ブレア氏は政治、経済、外交、社会など多くの面で成果を残し、
称賛と高い評価を得た。

かつて菅氏が民主党代表としてこの理念を発表した際、
その1カ月前に東京でブレア氏と会談していたことから、
ブレア氏から影響を受けたものだと認識された。

だが菅首相が掲げる第三の道は日本がこれまで通ってこなかった道であるため、
はっきりしたロードマップはなく、聞こえはいいが具体的ではない。
大和総合研究所の熊谷亮丸シニアエコノミストは、
競争を掲げない第三の道は行き詰るとし、第二の道と融合する必要があると指摘する。

第三の道の議論につきまとう市場原理に対する嫌悪感と増税路線には偏りがみられ、
日本の経済競争力を蝕む「大政府」や、過去の「護送船団時代」に戻る傾向にある。
これだと第一の道に逆戻りではないか?

ともかく、第三の道は未知数であるため、菅氏の説明を聞き、その行動を見るしかない。
さらに重要なのは日本の国民が菅首相の行動に目を向けることだ。

    

よく日本を観察していますね。
中国は、これからアメリカのような道を進むのか?
ヨーロッパなのか?
日本はお手本にはならないが、他山の石としているみたい。
たしかにニホンが進む道は難しい・・・

私は、菅さんには、負担は公平にして欲しいと思っています。

消費税はあげざるを得ないでしょう。
上げるなら食料品はハズしてほしい。

法人税の減税もやるなら、所得税の減税と一緒に。

片方に負担をかけて成長してきた近代日本の
遺伝子は簡単には変わらないかな?





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 オランダ戦一つの観戦法  文科系

2010年06月19日 07時36分31秒 | スポーツ
 いよいよグループ最強のオランダ戦。その観戦が面白くなるようにと思って一言思い立ちました。

 さて、17日に、こう書かせていただきました。
『 何度も言いますが、サッカー観戦でボールだけを目で追うのは良くないと思います。こういう子どもの野球観戦法のような見方では、サッカーの面白さは何も分かりません。これではちょうど、自チームの攻撃と自チームのピッチャーだけを観ていてもよい野球観戦法のようなモノ。サッカーを観ているのに、個人プレーと得点しか見えないことになる。ボールがどこにあるかを頭に置いておいて、彼我の組織全体をぼーっと見る。サッカーは、これです。こういう見方で、阿部と長谷部を中心に観るなんてのも、僕は時々やっています 』

 本日の布陣、特にいろんな予想があるらしいですが、どうも4-3(1-2)-3(2-1)のようです。戦い方はもっとはっきりしていて、僕が17日にここに書いたこんな風になりそうです。
『①前からのプレスと全面プレスの使い分けと、守備ブロックは崩さないこととの併用。
②後半の後半などの攻撃時には、思い切って攻めアガルこと。こうして、オランダにも2点差以上にはならないと、こう申しておきましょう。同点どころか、勝つことも2~3割はある。それがサッカー。あのスペインが、スイスに負けたように 』
 ①についてはあまり高くならず、ハーフライン近くからのプレスのようですし、守備ブロックではDFの前のアンカー役が今回は特に大事になりそうで、これを阿部ではなく、今野がやると報道されています。②については、カメルーン戦とはずいぶん違ってくるようで、これを前半からかなりやると決めたらしいです。去年9月の同じオランダ戦前半のように。「相手選手2人の間に入り込んで行け。けっして脚元でボールを受けようとせず、走りながら受けろ」と、岡田がしきりに指示しているようです

 さて、本日お勧めはこういう見方。『ボールだけを目で追う量を少なくして、その分おおいにスナイダーVS今野(阿部)の闘いを見る』、これです。スナイダーはオランダのいわゆるトップ下で、スペインのイニエスタと並んで世界1、2の攻撃組織者です。攻撃に関しては世界1と言われるオランダの、まさにその攻撃の源泉。この源泉を抑えることがオランダの豊かな攻撃力そのものを最も多く抑えることになります。そこで岡田は、4人のDFのすぐ前に置いたアンカー(碇)の役をスナイダー専用にしようと決めたようなのです。
 どうも今野が選ばれたようですが、だとしたら選ばれた理由はこうでしょう。彼は、阿部と並んで日本で最も1対1に強い。足も速くて、反則なしにボールを奪う技術が非常に高い。よってこのゲームの帰趨は、この「スナイダーVS今野」の闘いにかかっていると、そうも言えるというわけです。それぞれのサイドの2対2の攻防も熾烈でしょうが、そこにスナイダーが絡んできたときこそ最も怖いわけですから、そういうときも今野が彼について行くのではないでしょうか。だから余計に面白い。組織的闘い全体の象徴場面を見ていようということです。ただしこの役、元通り阿部になるかも知れません。

 ちょっとお節介で失礼しましたが、なんせサッカーをできるだけ面白く見ていただきたいものですから、すみません。
今夜も行きつけのスポーツバーは、カメルーン戦にも増して超満員でしょう。カジュさん、お婿さん、息子、そしてお婿さんの友人1人の、計5人で行きます。スポーツバーは、僕らの座席を、最前列で取ってくれています。なんせ、予約が早いものですから。
コメント (5)
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