今日、韓国の釜山から帰ってきました。
博物館で、太平洋戦争の展示を見て
「釜山は空襲があったんですか?」と尋ねたら
「ありませんでした」とのこと。
「不幸中の幸いでしたね」と答えました。
そうしたら「韓国はまだ戦争中です」と別の人の声。
お隣の国のこととはいえ、南北戦争(朝鮮戦争)のことに
無関心・無知をさらけだした一幕でした。
NHKの海外ネットワークは米軍によって
殺された韓国人の遺族の声を紹介していました。
60年という時間が、韓国人に南北戦争について
自由に話すことを可能にしたようです。
朝鮮日報はこんな記事を載せています。
中国国営の新華社通信が発行する国際先駆導報は24日、
韓国戦争(朝鮮戦争)開戦60周年の特集記事の中で、
「1950年6月25日、北朝鮮の朝鮮人民軍が38度線を越えて攻撃を開始し、
三日後にソウルを占領した」と報じた。
中国共産党機関誌の人民日報が発行する環球時報の英字版も、
冷戦時代の歴史を研究している華東師範大学の沈志華教授へのインタビュー記事で、
「韓国戦争は韓半島に親ソ連政権を樹立しようとしたスターリンと、
統一を目指す金日成によって起きた戦争だった」と報じた。
中国政府は韓国戦争について、「南北間の内戦」という公式の立場をとっている。
中国政府や共産党を代弁する国営メディアが、
数十年にわたり世界が認めてきた事実を
今になって報じているという点は、注目に値する。
しかし、中国政府の韓国戦争に対する公式の立場が
すぐに変わるとは考えられない。
国際先駆導報の特集記事でも、「北朝鮮が攻撃を加えた」という文言は、
韓国戦争日誌に1回登場するだけだ。それでもこの記事が注目を集めると、
国際先駆導報や新華社通信のホームページ、
中国国内のポータルサイトなどから、
これらの文言が一斉に削除されるという騒動が起こった。
60年経っても、この戦争は現在の問題であり続けているんですね。
日本は韓国の旧宗主国として東アジア平和への責任があると
思いますが・・・
歴代の政治家には、あまりそういう考えはないようですね。
博物館で、太平洋戦争の展示を見て
「釜山は空襲があったんですか?」と尋ねたら
「ありませんでした」とのこと。
「不幸中の幸いでしたね」と答えました。
そうしたら「韓国はまだ戦争中です」と別の人の声。
お隣の国のこととはいえ、南北戦争(朝鮮戦争)のことに
無関心・無知をさらけだした一幕でした。
NHKの海外ネットワークは米軍によって
殺された韓国人の遺族の声を紹介していました。
60年という時間が、韓国人に南北戦争について
自由に話すことを可能にしたようです。
朝鮮日報はこんな記事を載せています。
中国国営の新華社通信が発行する国際先駆導報は24日、
韓国戦争(朝鮮戦争)開戦60周年の特集記事の中で、
「1950年6月25日、北朝鮮の朝鮮人民軍が38度線を越えて攻撃を開始し、
三日後にソウルを占領した」と報じた。
中国共産党機関誌の人民日報が発行する環球時報の英字版も、
冷戦時代の歴史を研究している華東師範大学の沈志華教授へのインタビュー記事で、
「韓国戦争は韓半島に親ソ連政権を樹立しようとしたスターリンと、
統一を目指す金日成によって起きた戦争だった」と報じた。
中国政府は韓国戦争について、「南北間の内戦」という公式の立場をとっている。
中国政府や共産党を代弁する国営メディアが、
数十年にわたり世界が認めてきた事実を
今になって報じているという点は、注目に値する。
しかし、中国政府の韓国戦争に対する公式の立場が
すぐに変わるとは考えられない。
国際先駆導報の特集記事でも、「北朝鮮が攻撃を加えた」という文言は、
韓国戦争日誌に1回登場するだけだ。それでもこの記事が注目を集めると、
国際先駆導報や新華社通信のホームページ、
中国国内のポータルサイトなどから、
これらの文言が一斉に削除されるという騒動が起こった。
60年経っても、この戦争は現在の問題であり続けているんですね。
日本は韓国の旧宗主国として東アジア平和への責任があると
思いますが・・・
歴代の政治家には、あまりそういう考えはないようですね。