九条バトル !! (憲法問題のみならず、人間的なテーマならなんでも大歓迎!!)

憲法論議はいよいよ本番に。自由な掲示板です。憲法問題以外でも、人間的な話題なら何でも大歓迎。是非ひと言 !!!

世代の断絶    らくせき

2010年07月04日 09時02分44秒 | Weblog
朝鮮日報の社説です。
テーマは天安の沈没事件。

世論調査によると、韓国では今も国民の21%が、
天安の沈没を北朝鮮の犯行とは信じていない。
特に、20代ではこの割合が47%に跳ね上がり、
「北朝鮮の犯行だ」と考える42%の回答を上回っている。

高学歴であるほど、北朝鮮の犯行とは考えない傾向にある。
ある大学教授は、「わたしの周りで10人に9人は
北朝鮮の犯行とは考えていないようだ」と話す。

「北朝鮮の犯行とは信じない理由」を尋ねると、
「米国の原子力潜水艦が天安と衝突し、
今もペンニョン島近海の海底に沈んでいる」といった主張を展開している。

なぜ、国内でこのような現象が起こるのだろうか。

この疑問に社説はこう答えている。

韓国国内で安全保障にかかわる問題が起こったとしても、
われわれは背後に米軍がいることを知っている。

このような依存的な態度や考え方が、
今や韓国人の無意識の中に深く根付いてしまった。

国防研究院が実施した世論調査によると、
「自由民主主義体制を守るために自分自身を犠牲にできるか」
という質問に対し、38%の国民が「できない」と回答した。

また61%の人は、「韓国人の安保意識はかなり低い」と認めている。
別の調査では、国民の3人に1人が「北朝鮮の核兵器は自分たちではなく、
他国に向けられている」、
あるいは「どの国の脅威にもなっていない」などと
考えていることが明らかになった。

それは、国を守ることが自分の問題ではなく、
あくまで他人事と考えているからにほかならない。

在韓米軍の存在は、大韓民国を維持するのに大きな役割を果たした。
しかし、それに伴って韓国社会が抱える病も悪化した。
有事の際に備え米軍の存在が必要なのは確かだが、
それに甘んじているわれわれの卑怯で無責任な態度は
一線を越えてしまっているようだ。

     

先日の中日の沖縄特集記事のなかに
「なぜ基地の近くに学校をつくるのか?」という
本土からのメールが学校に、とあった。

無知は犯罪・・・




コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする