九条バトル !! (憲法問題のみならず、人間的なテーマならなんでも大歓迎!!)

憲法論議はいよいよ本番に。自由な掲示板です。憲法問題以外でも、人間的な話題なら何でも大歓迎。是非ひと言 !!!

「校庭放射線量」で抗議の参与辞任  文科系

2011年04月30日 23時16分40秒 | 国内政治・経済・社会問題
 福島原発の今後はいまだ不安だらけだ。が、この事故がもたらした現在までの最大問題の一つが、これだと思う。福島中の子どもの未来がかかった問題なのだ。それを政府が強行しようとしている。小児癌続発などという形で未来に禍根を残すことが明白なこの措置を外っておいたら、いまと今後に何を語っても仕方ないだろうと思う。こんなことを許したら、福島原発今回の事故の総括もろくなものは出ないだろう。
 また、アシュラサイトから採った。


『 東大教授「容認したら学者生命終わり」

この人は誠実さを持った人だ。
事故の引き起こした事態の深刻さを物語っている。
-------------
「校庭放射線量」で抗議の参与辞任 東大教授「容認したら学者生命終わり」
2011年04月30日10時57分

  原子力の専門家で放射線防護を中心に助言してきた東京大学大学院教授の内閣官房参与が、政府の対応を批判して辞任した。小学校などの校庭利用を制限する放射線量基準について、「とんでもなく高い数値」と批判している。一方、政府側は、基準値について専門家の意見をきいた上での「最終判断だ」と問題はないとの認識を示している。

2011年4月30日付の辞任届を首相官邸に出したのは、小佐古敏荘・東大大学院教授だ。4月29日、記者会見して明らかにした。小佐古教授は、福島第1原発事故をめぐる政府の対応について、法律や定められた指針にのっとっておらず、「その場限りで場当たり的」と批判した。
細野補佐官「政府の最終判断」
また、小佐古教授は、小学校などの校庭利用に関して、「年間被ばく量20ミリシーベルト」とした文部科学省の制限基準について、「とんでもなく高い数値」と訴えた。通常の放射線防護基準に近い「年間1ミリシーベルト」を採用すべきだとも主張した。現行基準について「容認したら私の学者生命は終わり」とも述べた。
小佐古教授は、原発事故後ほどなく内閣官房参与に任命され、放射線防護の分野を中心に助言してきた。

一方、細野豪志・首相補佐官は4月29日夜、TBS番組に出演し、小佐古教授が批判した校庭利用制限基準について、専門家らの意見を聞いた上での決定だとして「政府の最終判断だ」と変更する考えはないことを明らかにした。
また、菅直人首相は4月30日、衆院予算委員会で、小佐古教授による「場当たり的」との批判について、小佐古教授らの助言も含めて検討しているとして、「決して場当たり的な対応はしていない」と反論した。

インターネットの個人ブログや、関連ニュースへのコメント欄をみると、小佐古教授による「政府は場当たり的」批判について、賛同する声が多く寄せられている。特に子どもが関係する制限基準については、「専門家の意見がわかれた場合、厳しい基準の方を採用すべきではないか」といった声も少なからずあった。』

コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

天を恨まず・・・     らくせき

2011年04月30日 14時27分10秒 | Weblog
気仙沼市階上中学校(階上=はしかみ)の卒業式。

卒業生代表の答辞の内容。

『“階上中学校といえば防災教育”と言われ、
 内外から高く評価され、十分な訓練もしていた私達でした。

 しかし、自然の猛威の前には人間の力はあまりにも無力で、
 私達から大切なものを容赦なく奪っていきました。

 天が与えた試練と言うには惨すぎるものでした。

 辛くて、悔しくて、たまりません。

 しかし、苦境にあっても天を恨まず、
 運命に耐え助け合って生きていくことが、

 これからの私達の使命です。』

中学を卒業する時は15歳。昔なら元服の頃ですかね?

大人になりにくい現代と言われていますが、リッパな大人ですね。

石原さんは、自分が被災したら、なんというのかな?
こうは言えないでしょうね。








コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする