九条バトル !! (憲法問題のみならず、人間的なテーマならなんでも大歓迎!!)

憲法論議はいよいよ本番に。自由な掲示板です。憲法問題以外でも、人間的な話題なら何でも大歓迎。是非ひと言 !!!

やっとつかまえることが出来た! 原子力安全委員会委員長   只今

2011年04月27日 20時11分20秒 | Weblog
 原子力安全委員会は、この国を滅亡させるのではないかと思うような振る舞いをしているが、政府も与野党もそしてマスコミも、何故このことを問題にしないのか、と26日この欄で疑問を呈しましたが、ほんの少し突破口が開かれました。
 27日の衆院決算行政監視委員会は、原子力安全委員会の斑目委員長を呼び、次のことが明らかになりました。

 (1)震災の日、40人の原子力安全委員会委員(調査員)は、なんだかんだとあって集まること出来ず、会議は開けなかった。
 (2)法規では、震災現地に調査委員を派遣することになっているのに、今月17日にやっと一名を派遣。
  
   しかし、このことすら追求したマスコミは、これまで一つもなかった!
   またこのことを報じた今夜のテレビは、知る限りNHKだけ。明日の新聞は? 
 
   このことに関して、河野太郎議員は東京新聞でこう語っています。
 =電力会社は電気料金から巨額の広告費をテレビや新聞、雑誌に出して原発批判を封じ込めてきた。
 そのせいで、オウム信者みたいに洗脳され、今もなかなか脱却できない=

 「心配れるような線量ではありません。専門家を信用してください」の繰り返しから、挙げ句の果ては「神戸の被災者より東北の被災者が元気なのは、適当な放射線を受けているから」と、のけぞるような言語を発し、連日テレビを席巻した御用学者たち!

 こうした御用学者を生み出した決定打は、小泉改革の「国立大学の独立行政法人化」。
 ある環境学会の学者は、この事情をこう説明します。
 =我々の学会は、環境と共生できるエネルギーを求めてもともと「反原子力」でしたが、この独立行政法人化によって、補助金が激減し、仕方なく民間から寄付を求めることが多くなりました。
 しかし電力会社の寄付は額が一桁違うのです。企画書に、「原子力とクリーンエネルギー」と書くだけで、落ちてくる金の大きさに、結果として負けてしまう状況が普通となってしまいました=
 
 そうした中でも屈しない人々もいました。検索して観てください。
 『なぜ警告を続けるのか 京大原子炉実験所 “異端の研究者たち”』 
コメント (6)
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「年20ミリシーベルト」は「苛政」、誤魔化し   文科系  

2011年04月27日 10時34分11秒 | Weblog
 本日田島直樹氏が同様のことをエントリーされているが、それにコメントを付けていて、こんな政府のやり口に、猛然と腹が立ってきた。よって、そのコメントをここに修正の上、再掲させて頂く。

『 これは政府の横暴だ (文科系)
2011-04-27 10:28:02
 良い投稿を有り難うございました。
 同じことを中部大学の武田邦彦教授(元、名古屋大学大学院教授)がアシュラサイトにこう語っていました。
『 原発七不思議  神になった専門家 : 「他人の運命を勝手に決める権利」はない!   [武田邦彦 (中部大学)] 』
 「1ミリでいけない」となっていた国際的慣行、日本の法律を政府や学者が勝手に変える権利はないという主張です。
 武田教授は「神になった専門家」と非難しましたが、全能の神が人に悪を押し付けるようになったら、それは神ではなく悪魔と言うべきでしょう。悪魔的所行・横暴というべきです。政府として正しく処するならば、こういうことのはずです。
「福島市なども、計画的避難区域にいたします。特に、子ども、妊婦さんなどには緊急に移住をお勧めいたします。移転なさりたい方は、政府として支援いたします。起こりうる将来的被害にも補償をいたしますので、生活・罹病記録を付けておいて頂きたいと申し上げておきます。誠に申し訳ありませんが、緊急事態ゆえよろしくおねがいいたします。かかる事態を起こしたことについての責任問題は、いずれこれをハッキリさせるとも申し上げておきます」
 
 同じサイトに、金子勝慶大教授のこんな題名の文章が紹介されています。
 『暴かれた無責任体質』 この国は壊れかけていると感ずるのは私だけであろうか!

 今回の政府の措置は、民を民とも思わぬ支配者の横暴、天も許さぬそれと言う以外に、言葉を知りません。
「苛政は虎よりも猛し」
 全国知事会、市町村長会などは団結して抗議すべきではないでしょうか。福島県だけに泣き寝入りをさせてはいけないと思います。また、こんな悪魔たちがどんどん自治体幹部や議員に天下って同様の発想を押し付けているといった現下の支配体制も、民主主義の名において一刻も早く正さねばならぬはずです。』

 こんな横暴を許したら、悪魔たちのやりたい放題の社会ということ。日本の民主主義は当分立ち上がれなくなるということでしょう。そういう天下分け目の戦場に、日本国民誰もが立っているということでしょう。共産党、社民党、民主党反主流派、その他、この苛政を悲しむセンスがある全ての人々、政党、党派は、他のどんなことをも脇に置いて、一致団結してこれと闘うべきではないでしょうか。この国民的課題には、一刻の猶予も許されないと考えます。
コメント (1)
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20mSv/yは壮大なる人体実験だと思う

2011年04月27日 08時46分57秒 | Weblog
文部科学省が福島県の子供たちに、
自由にあそばせてよい、
ときめた、校庭や公園の線量率は、
1時間当たり3、8マイクロシーベルトです。
1日8時間外で遊ぶ生活だと1年間で20ミリシーベルトになるそうです。

元原発技術者で、稼動中の原発にメンテナンスのために派遣され
長年補修作業などに携わった方にお尋ねしてみました。
1時間当たり3、8マイクロシーベルトとは、
通常運転中の原発作業エリアだと、いったいどこに相当するか?と

いただいた答えは、
線量計の針3、8マイクロシーベルトは、
原子炉建屋内の廊下より高い、
使用済み燃料プールのほとりより高い、
でも、
一次冷却水が配管を流れる
炉心冷却系のポンプ室や熱交換器室よりは低い

しかし外部被曝なら、線量が高くてもそのときだけだ。
本当に怖いのは、放射性物質の配管からの漏れで、
内部被曝は一生被曝しつづけることを意味する。
ということでした。

今、福島市とその周辺の
乳児、幼児、学童、生徒、妊婦が置かれている放射能環境は、
仕事として原発のメンテナンス業務をしていたおじさんたちと同じなのです。

私は、大急ぎで
文部省が4月20日の通達の後福島県の学校関係者に配付した
パンフレットを批判してみました。

正しくない=「放射能を正しく理解するために」文部科学省(1)
http://ni0615.iza.ne.jp/blog/entry/2257644/
正しくない=「放射能を正しく理解するために」文部科学省(2)
http://ni0615.iza.ne.jp/blog/entry/2258504/
正しくない=「放射能を正しく理解するために」文部科学省(3)
http://ni0615.iza.ne.jp/blog/entry/2258761/

また、保護者にくばったチラシも批判してみました。

壮大な人体実験、「20mSvでこども達はどうなるか」
http://ni0615.iza.ne.jp/blog/entry/2258890/

3月21日のICRP勧告の原文も見つかりました。
また原子力安全委員会が3月20日に
スクリーニングの規準を1桁緩めていたこともしりました。
そんなことにも触れています。

ちょっと長々としてまとまり無く、
皆さんにはもっと要領を得た批判文を書いてくださるよう、
お願い申上げます。

もちろん、ブログの転載・引用はご自由です。
ni0615田島直樹 拝
http://ni0615.iza.ne.jp/


コメント (3)
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5.15愛知シンポジウム「教育基本法『改正』で、教科書はどう変わったか」のご案内

2011年04月27日 08時36分55秒 | Weblog
子どもたちに「戦争を肯定する教科書」を渡さない市民の会・事務局&憲法の理念を生かし、子どもと教育を守る愛知の会・事務局の小野です。



5月15日(日)13時から、

二つの市民グループの共催で、以下のシンポジウムを行います。

多くの皆さんのご参加を呼びかけます。



2011年4月から、すべての小学校で、「新学習指導要領」を反映した教科書が使用され、4月からは、2012年度から使用される中学教科書の採択に向けて、すでに多くの教育委員会で採択過程に入っており、

今年8月までに、全国各地のすべての市町村教育委員会で採択されます。



今年の中学校教科書採択は、「愛国心」・「伝統文化の尊重」などを強調した、「改正教育基本法」・「新学習指導要領」になって初めての採択であり、どのような基準で教科書が採択されるのか、

子どもたちの教育に直接携わる教員の意見がどのように反映されるのか、私たちは注視しています。

 

3月30日に公表された教科書検定結果では、2001年以降国内外から批判を浴びてきた、

「新しい歴史教科書をつくる会」(「つくる会」)が編集した、「自由社版」歴史・公民教科書や、「つくる会」の分裂してできた、「日本教育再生機構」・「改正教育基本法に基づく教科書改善を進める有識者の会」(「教科書改善の会」)が編集した「育鵬社版」歴史・公民教科書も、文部科学省の教科書検定に合格しており、それらも今年の採択の対象になります。

また、文部科学省の強い指導のもとで、全ての教科書で、「竹島」・「尖閣諸島」に関わって、日本政府の見解が記述されています。

私たちは、憲法の民主主義的理念や近隣諸国との友好関係を深める観点から、

公正かつ民主的に教科書採択が行われるように各教育委員会に求めています。


「新しい歴史教科書をつくる会」の中学歴史・公民教科書は、既に一部の中学校で使われています。
「つくる会」(自由社)も「つくる会」から分かれた人々(育鵬社)も、中学校歴史・公民教科書を出版し、採択の対象になります。

「つくる会」や「日本教育再生機構」・「改正教育基本法に基づく教科書改善を進める有識者の会」(「教科書改善の会」)は、


首長や議員を通して教育委員を動かし、
現場教員の意向を無視して、採択を目指す一大運動を展開しています。
戦争を美化し、個人より国家を重視愛国心を強調、男女平等を否定、
憲法を敵視した偏った教科書を採択させないために、
子どもたちに渡さないために、ご協力をお願いします。

シンポジウム

「教育基本法『改正』で、教科書はどう変わったか

―子どもたちをどこにつれて行くのか―」

2011年5月15日(日)13時30分~

会場:愛知民主会館<地下鉄東山線「新栄町」駅②番出口南>

@資料代500円



パネラー

 石山 久男さん(前歴史教育者協議会委員長)

 吉田 典裕さん(出版労連役員)

 犬飼 透さん(公立中学校教員 理科)

 中垣 清人さん(公立小学校教員 国語)



 16時~「子どもと教科書全国ネット21」東海ブロック交流会

   
共催:憲法の理念を生かし、子どもと教育を守る愛知の会

子どもたちに「戦争を肯定する教科書」を渡さない市民の会

連絡先:愛知県高等学校教職員組合(052-261-8155)

名古屋市立高等学校教員組合(052-261-1117)
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