原子力安全委員会は、この国を滅亡させるのではないかと思うような振る舞いをしているが、政府も与野党もそしてマスコミも、何故このことを問題にしないのか、と26日この欄で疑問を呈しましたが、ほんの少し突破口が開かれました。
27日の衆院決算行政監視委員会は、原子力安全委員会の斑目委員長を呼び、次のことが明らかになりました。
(1)震災の日、40人の原子力安全委員会委員(調査員)は、なんだかんだとあって集まること出来ず、会議は開けなかった。
(2)法規では、震災現地に調査委員を派遣することになっているのに、今月17日にやっと一名を派遣。
しかし、このことすら追求したマスコミは、これまで一つもなかった!
またこのことを報じた今夜のテレビは、知る限りNHKだけ。明日の新聞は?
このことに関して、河野太郎議員は東京新聞でこう語っています。
=電力会社は電気料金から巨額の広告費をテレビや新聞、雑誌に出して原発批判を封じ込めてきた。
そのせいで、オウム信者みたいに洗脳され、今もなかなか脱却できない=
「心配れるような線量ではありません。専門家を信用してください」の繰り返しから、挙げ句の果ては「神戸の被災者より東北の被災者が元気なのは、適当な放射線を受けているから」と、のけぞるような言語を発し、連日テレビを席巻した御用学者たち!
こうした御用学者を生み出した決定打は、小泉改革の「国立大学の独立行政法人化」。
ある環境学会の学者は、この事情をこう説明します。
=我々の学会は、環境と共生できるエネルギーを求めてもともと「反原子力」でしたが、この独立行政法人化によって、補助金が激減し、仕方なく民間から寄付を求めることが多くなりました。
しかし電力会社の寄付は額が一桁違うのです。企画書に、「原子力とクリーンエネルギー」と書くだけで、落ちてくる金の大きさに、結果として負けてしまう状況が普通となってしまいました=
そうした中でも屈しない人々もいました。検索して観てください。
『なぜ警告を続けるのか 京大原子炉実験所 “異端の研究者たち”』
27日の衆院決算行政監視委員会は、原子力安全委員会の斑目委員長を呼び、次のことが明らかになりました。
(1)震災の日、40人の原子力安全委員会委員(調査員)は、なんだかんだとあって集まること出来ず、会議は開けなかった。
(2)法規では、震災現地に調査委員を派遣することになっているのに、今月17日にやっと一名を派遣。
しかし、このことすら追求したマスコミは、これまで一つもなかった!
またこのことを報じた今夜のテレビは、知る限りNHKだけ。明日の新聞は?
このことに関して、河野太郎議員は東京新聞でこう語っています。
=電力会社は電気料金から巨額の広告費をテレビや新聞、雑誌に出して原発批判を封じ込めてきた。
そのせいで、オウム信者みたいに洗脳され、今もなかなか脱却できない=
「心配れるような線量ではありません。専門家を信用してください」の繰り返しから、挙げ句の果ては「神戸の被災者より東北の被災者が元気なのは、適当な放射線を受けているから」と、のけぞるような言語を発し、連日テレビを席巻した御用学者たち!
こうした御用学者を生み出した決定打は、小泉改革の「国立大学の独立行政法人化」。
ある環境学会の学者は、この事情をこう説明します。
=我々の学会は、環境と共生できるエネルギーを求めてもともと「反原子力」でしたが、この独立行政法人化によって、補助金が激減し、仕方なく民間から寄付を求めることが多くなりました。
しかし電力会社の寄付は額が一桁違うのです。企画書に、「原子力とクリーンエネルギー」と書くだけで、落ちてくる金の大きさに、結果として負けてしまう状況が普通となってしまいました=
そうした中でも屈しない人々もいました。検索して観てください。
『なぜ警告を続けるのか 京大原子炉実験所 “異端の研究者たち”』