九条バトル !! (憲法問題のみならず、人間的なテーマならなんでも大歓迎!!)

憲法論議はいよいよ本番に。自由な掲示板です。憲法問題以外でも、人間的な話題なら何でも大歓迎。是非ひと言 !!!

年寄りの出番か?    らくせき

2011年04月20日 19時30分21秒 | Weblog
原発の事故で分かってきたことの一つに、
専門家が集まって自由に解決策を話し合う場が
なかなか出来ないということがあるようです、

競争や利益が関われば、当然、自由な議論を
展開することは難しいでしょう。

そこで一線を引退した専門家が集まって
チエを出し合う場が出来たら、少しは役に立つことが
出来るかも・・・

会社人間から脱出できれば、年寄りも
世の中のためになるかも・・・



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ヒロシマからフクシマへ。     らくせき

2011年04月20日 09時46分38秒 | Weblog
福島原発の事故はレベル7。
事態は、小康状態ですが、深刻さは変わっていません。

ロシアの原子力担当者は、最初に大きな判断ミスがあったと。
「地震直後に、原子炉が、水が欲しい、水が欲しい、と言っていた
最初の2日間。ここで水を与えなかったことが、その後の水素爆発へ
繋がった。」と。

これは東電の判断ミスというよりも保安院など、政府機関のミスでしょうね。
東電は、資産を守ろうとするのは当然。
外から判断する保安院などは、判断能力を持っていなかった、
というのが実情ではないでしょうか?

遠い昔に「学問の自由」が叫ばれた頃がありました。
産業や政治から独立した学者たちの力が、まだ一定の影響力を持った時代。
それが産学政が一体化してしまっては・・・
独立した判断能力を持った人が保安院にいるはずがありませんね。

ヨーロッパのマスコミは「日本の専門家は役に立たなかった」と。

フクシマは、世界に大きな影響を与えていますが、
東アジアへの現状は、日本にも直接、関わる、
大きな問題の存在を明らかにしてしまいました。

中国は原子力発電に積極的。
今回の事故で、ちょっと停滞しても、その勢いは止まらないでしょう。
三門原発は、第3世代の原発で、
初期に、すぐ水を飲ませるように設計されたものだそうです。

しかし古いのも一杯あります・・・
中国や韓国の原発事故は、直ちに日本に大きな影響が出ます。
日本の場合は幸か不幸か極東という地にあるため、
汚染物質の大半は太平洋に・・・
偏西風のおかげで中国や韓国・北朝鮮・ロシアは比較的安心できます。

黄砂などの影響をまともに受ける日本列島・朝鮮半島は、
中国の原発に注意する必要があります。

いずれにせよ、今回の原発事故は、核汚染にたいする対策を
充実させることが大切だという教えてくれているようです。

ヒロシマの経験から核アレルギー(?)が国民の間に強く、
電力会社や国は、絶対安全神話を説き続けてきました。
その一方で、いざという時の対策には、あまり熱心ではなかったようです。
東電も国も、核汚染に対する対応に抜かりがあったと言わざるを得ない状態です。

フクシマは、事故からの復興とともに、新しい核汚染に対する対策を、
隣国と連携して立てていくことが必要だと教えています。

ある程度、利害を抜きして協力していく世界的な組織を
国連のなかにつくる必要がありでしょうし、
日本はその先頭に立つ必要があるのでは?

なお、名古屋などは、冬に、福井原発で事故があったら
もろに放射能に汚染されます。
福井県は一番、原発の多い県。
隣接する京都では、事故の影響の見直しが始まっていますが、
名古屋や岐阜県も見直しが必要でしょう。

これは緊急に必要です。




コメント (2)
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FCソウル・グランパス戦評   文科系

2011年04月20日 00時20分12秒 | スポーツ

 19日20時から、アジア・クラブ・チャンピオン杯争奪戦、標記のゲームを観た。例によって、気付いたことでメモを作りつつ。
 日韓両国の昨年度チャンピオン同士のこの対決は2対〇とグラの快勝なのだが、それ以上にゲーム内容が予想外の素晴らしさだった。僕はこんなゲームを全く想像していなかったのである。
「技術は日本が上に違いないが、例によって当たり負けるのだろう。グラは日本チームにも当たり負けることがよくあるし。それで技術が半分も出せないで、もちゃもちゃしているうちに負けか、引き分け」

 ところがどうだ。出だしからして全く予想外の展開だ。敵ホームグランドの勢いでソウルが攻め込むのだが、グラの誰もが一歩も引かない。ゴール前はもちろん、ゴール正面遠目のバイタルエリアもきっちり埋めていて、敵ボールには必ず誰かがプレスに行く。ソウルはなかなかゴール前に行けず、たまに遠目から打つのがやっと。敵がちょっとぼさっとしていると、前線から戻った誰かがボールをかっさらう。まるで南ア大会の代表のような、ガッチリとして、力強く、執念を感じるゴール前ブロックなのである。それでもソウルは攻めに攻めて、前半のシュート数がソウル10本対グラ3本。が、ソウルはシュートの形が悪く、際どいのはグラの方だ。そして27分、右サイドに持ち込んだ18歳の吉田がニアにショートパスを出すと、小川のシュート、キーパーの弾き、金崎の飛び込みボレーで、グラ得点!
 ここまでのメモを見てみると、こんな表現が出てくる。
「3分、グラはアグレッシブに守っている」
「かっさらったボールは、グラの方が上手くつなぐ」(サイドチェンジも前半で4回ほど)
「いつもは日本ばかり倒れるが、今日は韓国も倒れている。15分に敵1人故障交代」
「18分、これは手に汗握る好ゲームだ」
「20分、グラに良い形が3度ほど出来たな。よく走っているが、最後まで持つのかな」
得点以降の前半では、
「グラの戻り、守りが速いし、最後は身体を張って守り勝っている」
「このゲームの帰趨はもう、グラが走り通せるかだけだ」

 そして後半
「7分、技術はやはり日本が上だ。敵ボール・カットが多いし。グラのDFって、こんなにゴール前で根性あったか!」
「15分まで。アレアレ早くも敵は縦長陣形になってきた。スペースだらけ! 疲れてきたのかな。それにいらだっているようだ。イエローも多いし、ひょっとして退場が出るんじゃないか?」
 そして36分、永井の得点。敵ゴール向かって左の最後尾DFへの高めのボールを永井がかっさらい、出てきた敵キーパーも交わして、左の角度がないところへ持ち込み、流し込み得点!
 「永井はずっと走り回って、これを狙い続けてきたからなー!」
 そして、あとはもう、敵にほとんど何もさせなかったと言って良い。結局走りきってしまった。

 僕は正直に言って、攻防ともにこれほどアグレッシブなグラのゲームは、ほとんど記憶にない。ゲーム後のピクシーの講評で「ファイティング スピリット」なる単語が連発されていたが、まさにその点において格段の進歩を感じた。オフに余程鍛えたのか。玉田も中村もケネディも故障欠場でこんなゲームが出来ていくとしたら、グラの連覇は固いとしか、思えん。
コメント (8)
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