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「戦線」拡大、トランプ政権  文科系

2018年01月05日 05時04分55秒 | 国際政治・経済・社会問題(国連を含む)
 トランプ政権発足1年、標記のことが極めて鮮明である。これを彼の強さと観るか、弱さの顕れと観るべきか。

① 日本でも戦争直前という「世相」が生じた「ならず者国家」北朝鮮問題。因みにトランプは改めてこう述べたもの。
「北は完全に破壊する」
② エルサレム首都「認定」は、イスラム世界全てを改めて敵に回す情勢を生じさせた。国連総会で「認定反対決議」が通ったのである。
③ もう一つの「ならず者国家」イランにおける反政府デモ「激化」。「欧州出身の1人拘束」で、米とイランの政府要人が激しい遣り取り。

 まず①に関しては、米韓の不一致が急拡大している。2年ぶりの南北直通電話回線再開と、それに対する米発言。
「うわべだけの解決策」
「米韓仲違い狙いなのだろうが、そうはならない。北との対話などありえない」

 ②にかんしてはこれ。  
 「認定反対の国々には米支援を止める」と、トランプ。その上で、トランプの「パレスチナ支援停止を示唆」発言も出てきた。

 さて③は、反政府デモを巡って21名死亡と、深刻なイラン。
「パリを拠点とする在外イラン人組織がデモを扇動している」
「欧州出身の一人を逮捕。欧州の情報機関で訓練を受け、暴徒を扇動した人物」
 対して米国政府は、
「全く馬鹿げている。デモは完全に自発的なものだ」
 因みに、イランは石油埋蔵量世界4位の国。これに関わっていつも連想してきたのが、ベネズエラである。石油埋蔵量世界1位のこのベネズエラでも同じように、反政府デモが極めて深刻に展開中だ。これについてアメリカが糸を引いていることは、中南米では公然の事実になっている。

 トランプはその就任前にこう述べた。「世界の警察はやめる」と。がこの発言が、とんでもない夢想と、その後の事実によって退けられてきたわけだ。どうして世界の警察がやめられないのだろうか。そして、安倍政権は、こんな世界の憎まれっ子トランプ・アメリカに、どこまで付いて行くつもりなんだろう。
コメント (3)
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