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ニシノジャパン(8)改めて、長谷部の凄さ!  文科系

2018年05月21日 14時55分50秒 | スポーツ
 今現在、標記のことが証明されたような「事件」があった。19日に行われたドイツ・カップ戦で、フランクフルトが優勝。しかも、バイエルンを3対1で負かして。長谷部はフル出場で、センターバックまでを演じている。来年これで、フランクフルトが欧州カップ戦に出られることになり、そこでもまだまだ、彼の活躍が見られるだろう。

 これは新たに長谷部に加わった実績だが、遡ればこういう実績もある。ドイツリーグ戦優勝のレギュラーメンバーにして、その年のドイツ「キッカー誌」ベスト11。つまり優勝チームの絶対的レギュラ-経験者という実績だ。ヨーロッパでこれだけ活躍ができた選手は、もうヒデしか居ないし、守備的選手としては吉田以上と言えるはずで、歴代ナンバー1ということだろう。ただしこれも、本来は比較できないものだ。守備的中盤とDFとは、評価基準が違うからである。

 ところで、こういう選手が日本では実績に似合う評価がされにくいのを不思議に思ってきた。ここでも、攻撃的視点、バルサ的繋ぎの視点にいかに偏った国であるかが、分かるのである。ひどい評価になると、まず長谷部の組織的守備を見るのではなく、「彼のパスが、こう拙い」と来る。こんな評価は、シュート力第一でDFを見るのと同じやり方とさえ言えなくもない。
 ちなみに、こんな評価視点からこそ、山口も不当に低く見られてきたと思う。山口こそ、かって日本にいなかったような中盤選手なのである。ヨーロッパのゲームを頻繁に観る彼は先ず「潰し」を見て、自分自身もそこに特化した日本選手。日本の中盤には滅多にいなかったタイプだと思う。そして、こういう要素を備えた選手がかってなく評価されているのが、現在の世界サッカー・トップチームなのだと思う。あれだけ繋ぐ技術もある宇佐美や香川が、トップチームの中心選手にい続けられないのは、そこが弱いからだとさえ、僕は見てきた。

 事ほど左様に、日本のサッカーマスコミは偏っている。長谷部はそういう事実をも証明してくれた。これも日本サッカーへの警鐘的貢献と言えるはずだ。
 スポーツ・マスコミ批判のついでに加えて一言。ネットのサッカー記事だけを拾っていると、世界サッカーの真実、選手の真の力を見る目は養えない。マスコミとそのスポンサーは、実力を見るのではなく、マスコミで売れる選手を作り出す事を通じて彼を追っかける「マスコミ消費者」を作ればよいのであるから。この事は歴代の各界スポーツの実力者が常に教えてくれたところである。野茂、ヒデらのマスコミ批判は、超有名だった。「嘘とか、馬鹿なことばかり書く」と。
コメント (1)
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