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「私が国家」だから、基幹統計も作り直す?  文科系

2019年03月01日 06時41分33秒 | 国内政治・経済・社会問題
 統計不正問題で、国会が大荒れだ。当然である。国の統計をいじるということは、国の現状認識の基礎資料をいじるということ。いじり方次第で現状認識そのものを良くも悪くもできるのであって、政治の評価とか、今後のあり方も全く変わってくることにさえなっていくのである。これは、安倍が馬鹿で、ことの重大さが分からないから起こったことだ。そういう証明にすらなるはずのものだろう。ことの重大さが分かっている官僚だけで起こせるはずがないことだからである。それは、以下の長妻昭質問にもある通りだ。
阿修羅掲示板の二つの記事から抜粋した。

『今日、立憲の長妻議員が不正統計で、安倍首相に以下のように質問した。

長妻昭議員「総理、これを統計問題を甘くみない方がいいですよ。この問題、こんないい加減な報告書を出したら国際的にまずいメッセージを送りかねないというふうに強く思う訳ですが、総理ですね、扱いによっては国家の危機になりかねない、という認識はあるのか。」

これに対して、長々原稿を読んでいて、原稿から目を離し、自分の言葉で述べたとき、以下のように話した。
安倍首相「いま、長妻委員は国家の危機かどうか聞いたが、わたしが国家ですよ。私が総理大臣ですよ。」
 私が総理大臣であるので、私=国家とポロリと述べた。この発言を長妻議員の後の大串議員が「私が国家」の発言について聞いたところ、安倍首相は、「朕は国家」などとは言う訳が無いじゃありませんかと否定した。いくら否定しても発言は録音としてはっきり言っている。』


『統計不正問題をめぐり、今度は総務省が信じがたい暴挙に出た。先週、総務省が、統計委員会の西村清彦委員長が国会に参考人として出席することを拒否すると記した文書を、勝手に捏造して野党に送っていたのだ。
 この“捏造文書”が提示されたのは、先週22日のこと。本日おこなわれた衆院総務委員会では西村統計委員長の出席が打診されていたのだが、原口一博・国民民主党国対委員長のTwitterによると、総務省大臣官房秘書課が同日16時38分、立憲民主党の高井崇志・総務委員会野党筆頭理事に対し、こんな文書を送ったというのだ。

〈統計委員会委員長は非常勤の時間給のアルバイト公務員でしかなく、私は本務として、学者としての研究教育、そしてその他企業関連の取締役や顧問の仕事をいくつも抱えて居ます。
 国会に対しては、本務を犠牲にして出来るだけ協力してきましたが、本務としての研究教育及びその他の企業関連の仕事に支障を来す自体に至っており、これ以上本務に支障をきたす形では協力出来ません〉

(中略)

 だが、やはりこの文書は西村氏によるものではなかった。昨日の衆院予算委員会で質疑に立った国民民主党・渡辺周議員によれば、昨日になって総務省大臣官房から、西村委員長による文書が別に届けられた。それは、〈2019年2月23日 西村清彦〉として名前と日付が入っているもので、こう書かれていた。
〈国政における国会審議の重要性は強く認識しております。しかし、同時に、私には研究教育等の本務がある事を認識していただきたいと思います。そのもとで、研究教育等の本務に支障のない限りにおいて、国会には協力する所存です。〉
 22日に総務省大臣官房秘書課が野党側に送りつけた文書とはまるで違い、国会に協力する旨が書かれている。その上、この文書はこうつづくのだ。
なお、国会周辺には私が提出した「文書」と称するものが回っているようですが、私はそのような「文書」を提出するように指示したことはありませんし、内容も提出を前提とした文書として明らかに不正確であり、ふさわしくありません。このような「文書」が国会にわたった経緯を私は知りませんが、極めて遺憾です。従って、本文書が私の初めての提出文書であることを明確にしたいと思います。〉

 つまり、22日に総務省が野党側に送った、国会に参考人として出席することを拒否する文書は、西村統計委員長が書いたものではない、総務省側がでっち上げた“捏造文書”だったのである。』        


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トランプの尻に火が付いた  文科系

2019年03月01日 05時52分25秒 | 国際政治・経済・社会問題(国連を含む)
 トランプは、その足下からとうとう尻に火が付いた。
『「トランプ氏の違法行為を隠蔽したことを恥じている。彼は人種差別主義者で、詐欺師、ペテン師だ」と非難。顧問弁護士だった約10年間に「500回以上、人を脅迫するようなことを指示された」と述べた。トランプ氏が大統領選に出馬したことを「国を率いる意志はなく、自らのブランドを高め、富と権力を得るためだった。忠誠を誓い、支援したことを後悔している」と振り返った。
 またロシア疑惑に関し、2016年米大統領選挙中、民主党候補クリントン元国務長官のメールが暴露されることを、トランプ氏が事前に把握していたと証言した』
 これは、元顧問弁護士コーエンの下院委員会公聴会証言であって、昨日夕刊の報道。

 そして、今日の朝刊では、こう展開していく。
米メディアの関心は、トランプ氏が外交成果をアピールする2回目の米朝首脳会談よりも公聴会に集中。複数のテレビ局が生中継し、ネットで発言を速報するなど手厚く報道した。ハノイに滞在するトランプ氏も腹心だったコーエン被告の証言内容が気になるのか、公聴会の開始前からツイッターで「減刑のためにうそをついている」と批判を強めた

 さて、10年間も腹心の顧問弁護士だった人がこれだけ開き直ったら、この大統領はもう駄目だろう。多くの批判に対して常に叫んできた「嘘を言っている」も、どっちが嘘なのかはそろそろ国民にも分かってきたことだし。何せこの人こそ、嘘や脅迫で固めた人生だったと明らかになってくることばかり。
コメント (17)
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