欧州チャンピオンズリーグの今年の闘いは、決勝トーナメント1回戦が終わって、大異変が起こっている。ベスト8のうち4つがイングランド勢で、あとはアヤックス(オランダ)、ポルト(ポルトガル)、ユベントス(イタリア)、バルセロナ(スペイン)と、4国4チームが綺麗に並んだ。
スペインのレアルとアトレティコの両マドリッド勢、ドイツのバイエルンとドルトムント、フランスのパリサンジェルマンなどの常連がここに居ないのが目立つのである。それだけ、イングランド・プレミアリーグの上昇、成功が著しいということだ。急上昇中のパリはマンチェスター・ユナイテッドに負け、ドイツの2強豪もイングランド勢に敗れた。
さて、僕は日本サッカーでも大きな異変が起こりつつあると観ている。アジア・チャンピオンズ・リーグにおける日本勢の雲行きがどうも怪しいし、現在進行中のカップ戦でも長崎、柏とJ2勢が活躍しそうな上に、名古屋のJリーグ戦3連勝、首位なども予想外の大異変と言えるからだ。因みに僕は、大金叩いた神戸や、監督が注目を集めるセレッソには全く期待せず、札幌や横浜マリノスに注目している。その戦術の個性もやがて柔軟性を生んでいくだろうし、その下での選手らの急成長にも目が引き付けられるからだ。
最近の世界では、バルサの繋ぎ尽くすサッカー、ドイツ発の「高位置で潰して得点するサッカー」という二つの流れがあったが、そろそろ新しい流れに世界が入って来た頃ではないかと、僕は観ている。繋ぎ潰しともに最先端を行き、かついろんな攻守組織を使い分けるサッカーとでも言ったら良いのだろうか。彗星のように急台頭して最近のプレミアを引っ張り上げてきたクロップ・リバプールを観ていれば、新たな潮流が生まれて当然という状況のように思うのである。あれだけ得失点ともに多かったクロップのチームが失点を極端に減らしているのが、数十年ぶりに起こったリバプール大躍進の特徴だからだ。ちなみに、今年のACLアジア勢は中国勢、豪州勢を筆頭に皆強い。特に、組織的潰しの力が、日本を上回っているように見える。日本勢がACLの戦い方を換えねばならないと思えるほどに。それができる柔軟性がある日本チームが勝ち残っていくだろう。
川崎と鹿島は勝ち残るだろう。後の2チームは、特にACLの闘いに必要な柔軟性が欠けるという意味で、最近のACLについては経験不足ではないか。
スペインのレアルとアトレティコの両マドリッド勢、ドイツのバイエルンとドルトムント、フランスのパリサンジェルマンなどの常連がここに居ないのが目立つのである。それだけ、イングランド・プレミアリーグの上昇、成功が著しいということだ。急上昇中のパリはマンチェスター・ユナイテッドに負け、ドイツの2強豪もイングランド勢に敗れた。
さて、僕は日本サッカーでも大きな異変が起こりつつあると観ている。アジア・チャンピオンズ・リーグにおける日本勢の雲行きがどうも怪しいし、現在進行中のカップ戦でも長崎、柏とJ2勢が活躍しそうな上に、名古屋のJリーグ戦3連勝、首位なども予想外の大異変と言えるからだ。因みに僕は、大金叩いた神戸や、監督が注目を集めるセレッソには全く期待せず、札幌や横浜マリノスに注目している。その戦術の個性もやがて柔軟性を生んでいくだろうし、その下での選手らの急成長にも目が引き付けられるからだ。
最近の世界では、バルサの繋ぎ尽くすサッカー、ドイツ発の「高位置で潰して得点するサッカー」という二つの流れがあったが、そろそろ新しい流れに世界が入って来た頃ではないかと、僕は観ている。繋ぎ潰しともに最先端を行き、かついろんな攻守組織を使い分けるサッカーとでも言ったら良いのだろうか。彗星のように急台頭して最近のプレミアを引っ張り上げてきたクロップ・リバプールを観ていれば、新たな潮流が生まれて当然という状況のように思うのである。あれだけ得失点ともに多かったクロップのチームが失点を極端に減らしているのが、数十年ぶりに起こったリバプール大躍進の特徴だからだ。ちなみに、今年のACLアジア勢は中国勢、豪州勢を筆頭に皆強い。特に、組織的潰しの力が、日本を上回っているように見える。日本勢がACLの戦い方を換えねばならないと思えるほどに。それができる柔軟性がある日本チームが勝ち残っていくだろう。
川崎と鹿島は勝ち残るだろう。後の2チームは、特にACLの闘いに必要な柔軟性が欠けるという意味で、最近のACLについては経験不足ではないか。