九条バトル !! (憲法問題のみならず、人間的なテーマならなんでも大歓迎!!)

憲法論議はいよいよ本番に。自由な掲示板です。憲法問題以外でも、人間的な話題なら何でも大歓迎。是非ひと言 !!!

古い書評のご紹介  文科系

2020年07月06日 10時09分18秒 | 文化一般、書評・マスコミ評など

 このブログには多くの書評がありますが、それは長短はあってもすべて、内容要約。5日の拙稿休暇に関わって、古い書評をご紹介しておきます。最近の書評は「カテゴリー・書評」をクリックしていただけばすぐに出てきますからそちらを見ていただくとして。

 なお、以下のものそれぞれの出し方はこうです。まず、右欄外のカレンダーの日にちから入る方法。カレンダー下の「バックナンバー」と書いた年月欄を、スクロール・クリックします。「14年4月」とか。すると、すぐ上のカレンダーが14年4月分に替わりますから、その29日をクリックして下さい。エントリー欄がその当日のエントリーだけに替わりますので、お求めの水野和夫「資本主義は死期に突入」をお読みいただけます。

・「政府は必ず嘘をつく」 2015年10月15、18、19日
 角川新書、堤未果

・チョムスキーが説く「イラク戦争」 2015年08月11日 
 集英社新書 ノーム・チョムスキー著「覇権か生存かアメリカの世界戦略と人類の未来」

・「プーチン 人間的考察」 2015年07月3日~10日に全6回
 藤原書店 木村汎著「プーチン 人間的考察」

・「スティグリッツ国連報告」 2015年1月17~24日間に3回

・「暴露 スノーデンが私に託したファイル」  2014年06月4~5日に2回
 新潮社 グレン・グリーンウォルド著「暴露」

・「アジア力の世紀」の要約と書評  2014年05月08日
 岩波新書 進藤榮一著「アジア力の世紀」

・水野和夫「資本主義は死期に突入」 2014年04月29日
 集英社新書 水野和夫著「資本主義の終焉と歴史の危機」

 

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読者の方々へ  文科系

2020年07月06日 00時10分02秒 | その他

 明日から10日まで、当ブログ文科系の投稿は出来ません。入院するからです。遡って、過去ログでも読んでいて下されば幸いです。カテゴリー欄の活用なども出来ますので、お好きなカテゴリーから過去ログに入っていただければよろしいかとも・・・。

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イラク戦争と、米の退廃(9)「終わった国」だから怖い  文科系

2020年07月06日 00時03分27秒 | 国際政治・経済・社会問題(国連を含む)

 昨日の拙稿で、米ネオコンらの「覇権維持のためには対中戦争・暴力革命輸出も辞さず」という言葉、態度を示してきた。そのためにこそ、国連無視も底なしにし始めたのであるとも。米が中国にそこまでしなければならぬと考えるに至った背景、理由は、以下の通りである。だから怖いのである。香港もウイグルも全て、そのための布石と言う側面を持つ。国連的思考からすれば中国こそ、国防に励まねばならぬ訳で、それは正当なことになる。

【 「終わった国」米が、怖い   文科系
2019年09月29日 13時28分49秒 | 国際政治・経済・社会問題(国連を含む)

 20世紀世界第一の強大国としてのアメリカはもう終わったと、そのことを「証明」してみたい。そして、だからこの国の今は怖い、とも。
① 2015年に元会計検査委員長のデイブ・ウォーカーがこんな発表をした。国家累積赤字はGDPの4倍であると。これは、当時の正式発表の数字の3倍を上回るもので、年金、医療などの国の未払い分などを加算したものということであった。大変な自転車操業をやっているのだろう。
② 8月20日新聞夕刊にこんな記事が載った。『株主最優先を米経済界転換』。書き出しはこうだ。
『米主要企業の経営者団体「ビジネス・ラウンドテーブル」は19日、株主の利益を最優先する従来の方針を見直し、従業員や顧客、地域社会など全ての利害関係者の利益を尊重する新たな行動指針を発表した。これまで米経済界は「株主利益の最大化」を標榜してきたが、大きな転換点となる』
 この団体表明が本心か否か、守られるのか否か、つまり単なる見せかけ、嘘ではないかという問題は今は置いておいて、これの歴史的重要性は分かる人には分かるという、世界史的な出来事である。
③ ①と②の背後にある原因は同一「株主」たちだ。株主資本主義がアメリカの物作りを壊して、大量の白人失業者や超格差を創ったことを通して税収は減っているのに、イラク戦争、アフガン戦争を実質継続中などと、軍事費の政府支出に占める割合などはほとんど減らしていないからだ。ちなみに、イラク戦争の期間には爆発的に増えたから、もうあんな戦争は、自暴自棄にもならない限りできないだろう。「戦争はしない」と公約していたトランプが今はベネズエラ、イランなどにやってきたように「戦争」と口で脅す、とかだけ?
④ この「株主資本主義」は偽の好景気、サブプライム・バブルを創り、リーマン・ショックでこれが弾け飛び、イタリア、スペインなど西欧も含めて世界を「100年に一度」のどん底に落とし込んだ。今また懲りずにGAFAバブルを創っているのも、そういう「株主」たちではないのか。彼らが喧伝している「求人率向上」は日本安倍政権の宣伝と同じで、パート、臨時など、不安定雇用を増やしたというだけの話であって、何の職業的展望も開けない社会であり続けている。これこそ、株主資本主義が創った世界なのだ。生産力は爆発的に伸びたこんなに豊かな社会なのに、なぜなのか?
⑤ 以下のアメリカが進行させてきた諸行動も、こういうアメリカの困窮からこそ出てきたものと考える。ずっと標榜してきた「自由主義」経済を投げ捨てて、ブロック経済に走ったこと(ブロック経済とは、知る人ぞ知る、二つの世界大戦への反省から人類に生まれた世界史的禁じ手だったはずだ)。シリア、ベネズエラ、イランなどに対する「戦争外交」。これらすべてを通じて、一貫して見られる、国連無視、つまり多国間主義外交を放棄した単独主義行動を、他の何よりも僕は批判的に強調したい。今は、アメリカが国連を尊重しさえすれば「人類に戦争があるという現実」(これが、9条改訂の理由になっている)さえ変えられる時代が来たと、僕は思う。だからこそ、20世紀人類に初めて生まれたこの国連が大切なのだとも。 】

 

 

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