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岡崎慎司・柴崎岳、この明暗に思う   文科系

2020年07月21日 10時48分36秒 | スポーツ
 スペインサッカーで、「岡崎と久保の明暗」をここに描いたばかりだが、標記のことはもっともっと酷い。柴崎は元々、久保よりも上の日本中盤の顔なのだから、日本人選手はすべからく、行くべき外国チームをよく選ぶべきと強烈に教えてくれている。この柴崎、既に28歳。成長の機会をすっかり失ってしまったのではないかと、可哀想でならない。彼なら、イングランド中堅チームでも、長谷部にも劣らぬ中盤の顔になれたはずなのだ。

 岡崎ウエスカが二部優勝で一部昇格に花を添えたのに対して、柴崎のディポルティボは三部降格である。この日本お得意の中盤における名選手をスペインは飼い殺しにしてしまった。おそらく、高く売るところを探している内に。
 今の日本ならもう、こう言えること間違いなしだ。西欧五大リーグの名もないチームも含めて、下手な外国チームに行くよりも日本にいた方がはるかに成長できる良い時代になった。遠藤、中村憲剛は日本にい続けてあそこまで育ったのである。また逆に、日本サッカーの重大欠点について、サッカープロ選手としては鈍才・鈍足だった岡崎がこんなことも教えてくれた。プロ選手としての全般的な高度技術など不要である。一芸に秀でていて、何よりもチーム戦略をいち早く理解・実践出来る力こそ大事と。走り続けられることも含めて守備文化がないと言われた日本の前目の選手には、特に、現代守備に対する観察、理解、適応の力が必要になっている。
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検察の暴力、小沢一郎裁判絡みの一例  文科系

2020年07月21日 10時06分02秒 | 国内政治・経済・社会問題
 検察の醜聞が後を絶たない。賭け麻雀の常習犯が訓告で済んだとか、その人物が「日本国家の正義。その第一の顔」検事総長になる寸前だったとか。「何が社会正義の国家代表機関か、恥ずかしすぎる」というような。ところで、こんな事件は過去には無数なのだ。証拠偽造問題でも騒がれた厚労省・村木厚子冤罪事件とか・・・。その最も酷い一例を以下に紹介する。小沢一郎の政治生命を奪った陸山会事件がらみのものであるが、こんな冷酷非道な検察官事件もちょっとないというようなもの。これがまた、国策捜査の一つだからこそ起こったもの。国策が絡むと、こんなに怖い国なのだ。こんな小沢への国策、一体誰が起こしたのか。「アメリカがやった」と、孫崎享ならそう言うこと間違いなし。

【 検察、週刊朝日に猛抗議。その記事の抜粋  文科系 2010年02月04日 11時05分43秒 | 文化一般、書評・マスコミ評など

 昨日ここに、こういうコメントがあった。月光仮面さんからだ。
『「週刊朝日」の山口編集長に東京地検から「本日(3日、文科系)、出頭されたし」との要請があったので、「出張中なので今日は無理」と答えると、検事は絶句』
 調べてみたら、この出頭理由はある記事のことだと判明。当該の記事をご紹介したい。まず冒頭に、文科系として記事周辺の事情を書いておく。

 以下に「週刊朝日2月12日号」の記事の抜粋だけを載せる。容疑も何もない若い母親秘書を騙して呼び出し、10時間も「監禁」して尋問したのだという。今話題の石川知裕議員の秘書で、保育園児2人の母親とある。この記名記事、書き手はジャーナリスト、上杉隆。検察の向こうを張って『「関係者」の証言をもとに再現しよう』と、初めに断りがあった。以下、『 』の文章は全て週刊朝日本文抜粋である。なお、『文中敬称略』と末尾にあることも、初めにお断りしておく。まず、記事の見出しだが
『 暴走検察 子どもを”人質”に 女性秘書「恫喝」10時間 』

 この内容、真実なのかと、未だに半信半疑だ。週刊朝日とか上杉氏とかを、罠にかける、何か企みでもあるのかも知れないなと、そんな心配さえした。

 『1月26日(火)の昼ごろ、石川事務所に「タミノ」と名乗る男から電話があった。女性秘書に検察庁に来てほしいという。
 女性秘書が「きょうも押収品の返却ですか?」と確認すると、タミノは「そうです。あとちょっと確認したいこともあるので」と返した。よく聞き取れなかったので、もう一度確認すると「返却です」と答えた。
 女性秘書は、1月15日の石川逮捕以来、2度検察庁から呼び出しを受け「押収品」の返却に応じている。今回も同様の案件だと信じた女性秘書は、ランチバックひとつで検察庁に向かった。(中略)
 検察庁に着くと前回までとは違う部屋に案内される。するとそこに民野健治という検事が待っており、いきなりこう言い始めたのだ。
「被疑者として呼んだ。あなたには黙秘権があるので行使することができる。それから……」
 事情を把握できずパニックになった女性秘書が、他の秘書か弁護士に連絡したい旨を告げると、民野検事はそれを無視して、逆に、携帯電話の電源を切るように命じ、目の前でスイッチをオフにさせたのだ。それが昼の1時45分、だまし討ちの「監禁」はこうして始まった。任意の事情聴取は、文字どおり「任意」である。よって、被疑者であろうが、参考人であろうが、当事者の同意が必要なのはいうまでもない』
 
 『民野検事は、女性秘書に小沢と石川が共謀していたことを認めるよう迫り続けた。だが、彼女がそんなことを知る由もない。
 女性秘書は石川が小沢の秘書をやっているときは、別の民主党議員事務所に勤めていたのだ。しかも、当時は与野党に分かれており、自由党の小沢事務所の石川秘書についてはその存在すら知らなかった。そんな彼女が、小沢事務所の会計事務のことを知る術もない。その旨を正直に述べると、検事は次のような言葉を述べるのだった。
 「いいんだよ、何でもいいから認めればいいんだよ」
 「早く帰りたいなら、早く認めて楽になれよ」
 「なんで自分を守ろうとしないの。石川をかばってどうするの」 』


 『取調室では時刻もわからない。もうずいぶん時間も経過したのだろう。ふと見るとそれまでブラインドから差し込んでいた外の光が暗くなっている。3歳と5歳の子どもが待っている保育園に迎えに行かなければならない。(中略) 女性秘書は検事に対して、繰り返しお迎えの許可だけを懇願する。一時的でもいい、必ず戻ってくる、せめて電話を入れさせてほしいと哀願し続けたのだ。
 そして、母親の子どもを想う気持ちが昴ったそのとき、検事の発した言葉が先の「(なに言っちゃってんの。)そんなに人生、甘くないでしょ」という台詞だったのだ 』
 
 『一方、昼間に出かけた女性秘書の帰りがあまりに遅いため、石川事務所のスタッフたちもさすがに心配になってきた。ちょうどそのころ、検察庁から一本の電話が入った。「○○さん(女性秘書の名前)からの伝言です。きょうは用事があるので事務所には帰らないとのことです」と、男の声で名前も名乗らず、それだけ言うと一方的に切れたという(中略)
 あの小沢一郎の事情聴取ですら、準備に準備を重ねて、弁護士を連れ、自らのホテルの部屋という条件で行われたのだ。しかも4時間半である。一方、女性秘書の「監禁」時間はすでにこの時点で5時間を超えている』

 『弁護士が、検事と「聴取」の中断を交渉し、午後10時45分、事務所を出てから約10時間ぶりに女性秘書は「監禁」から解放されたのだった。
 結局、「押収品」は一つも返却してもらえなかった。
 つまり、東京地検特捜部は、最初からこの若い母親をだまして、「監禁」することが目的だったのだ。』
 

 さて、「関係者によると」、検察の抗議書に対する週刊朝日編集部の応対はこういうものだったと言われている。
『 編集部では特に検察に出向く必要はないと判断している様子で、山口一臣編集長は「2月12日号『子ども「人質」に女性秘書「恫喝」10時間』の記事に対し、3日、谷川恒太次席名の『抗議書』を受け取りました。記事は、丁寧な取材を重ねたものであり、自信を持っております」とのコメントを発表した。』

 この拙稿の最後になるが、この女性秘書の事件も、検察が週刊朝日に「抗議書」を出したそのいきさつも、新聞などには何も出てこないが、これはなんということだろう。こっちもまた何か、とても気味が悪い国に思える。】
コメント (1)
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