「桜」前夜祭のホテル代金の何年もに渡る補填は、秘書の略式起訴? 本人は事情聴取だけ? そう言う世論形成が進められているようだが、以下の事実は一体どうなるのか?
政治資金収支報告書にない出費があったということは、同じく帳簿にない収入があったということ。それも何年も続けてということであるから、一体どれほどの簿外収入があったのか。そして、その出所はそれぞれどういうものだったのか。安倍の政治資金収支報告書には、そういう疑惑が何年も積み重なって湧いているということだろう。さらに、この積み重なった帳簿に載らない収入は「載せられない収入」である可能性もあって、その場合はもっと悪辣な所業も想像されるのである。
これらを説明させなくて良いとしたなら、政治家の政治資金収支報告書など一体何の意味があるのか? こんなものはそもそも、無用なものになるはずだが、検察は今後そんな政治資金報告書で良しとしていくのであるか。こういう深刻な疑惑を残したまま検察は事件を決着させる積もりらしいが、何よりも腹が立つのは、以下のこれ。論理的に必然のこんな疑問をマスコミはなにゆえもっと告発しないのか。