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赤木雅子さんに「裁判放棄」の工作  文科系

2020年12月28日 14時48分47秒 | 国内政治・経済・社会問題

  週刊文春最新号に載ったもう一つの記事内容を要約しよう。その見出しは『森友 赤木さん申立書は「すり替えられていた」』というもの。このライターは、赤木さんの妻・雅子さんにずっと寄り添ってきたやの大阪日日新聞記者・相澤冬樹。複雑すぎる財務省のこの「工作」を要約するとこういうことになる。

① 赤木雅子さんが、国へ「改竄の真相解明」を求めた裁判は無意味と「弁護士」に説得されて、いったん裁判を諦めかけていた。夫の死の直後財務省に申し立てた「公務災害認定申立書」に「死因は、野党、マスコミが騒いだのを苦にしてと書いてあるから」というのが、その説得理由だった。

② ところが、この申立書は俊夫さんの死後一か月半後に出されたものであって、これにかかわった中川勘太弁護士は財務局関連から雅子さんが紹介された人。動転していた雅子さん相手に、死因をすり替えた申立書内容に署名させていたと分かったということなのだ。

③ 後にこんなことも分かってきた。この申立書の主要部分が、近畿財務局がまとめた「公務災害報告書」の主要部分と表現までそっくりになっている、と。

④ 以上をまとめた双方対決の結論部分は、そのまま抜粋しよう。

『こうした雅子さんの疑問を私は質問状にまとめ中川弁護士に送った。なぜ申立書と報告書がそっくりなのか? なぜ雅子さんの知らない事実が申立書に書かれているのか? 財務局が準備した文書をそのまま出すのは出来レースではないか?
 中川弁護士は文書で回答を寄せた。・・・雅子さんの知らない事実が書かれていることについては「近畿財務局から提供を受けたエピソードを記載しております」。・・・「現時点において、かかる対応が依頼人の意向に背いたと受け止められているのであれば、誠に遺憾であり、当職の不徳の致すところと考えます」としている。・・・  
 この回答を見た雅子さんはつぶやいた。
「あの頃から私の代理人じゃなく財務局側の人やったんやなあ。よく分かりました」』 
 
 それにしても、ご本人が夫の死に呆然としていた過去において勝手に加筆した文章に署名してあるということを楯にして、国相手の死因追究裁判を諦めさせる瀬戸際まで雅子さんを追い込んでいくとは、財務省も後々まで、手の込んだことをやるものだ。
 それもこれもすべて、発端はこの言葉。これへの忖度からなのであって、これが未だに長く尾を引いているということなのだ。
「私か妻が関係していたら、首相どころか、議員も辞めます」 

コメント (1)
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