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まさに「空前」、代表サッカー  文科系

2023年09月14日 15時52分40秒 | スポーツ

 代表サッカーがかつて無く強い。この6月からの4戦が総得失点18対4で全勝。この内最強の相手ドイツは、9日日本戦敗戦の後、代表監督解任に到っている。ただ、このドイツは、日本戦の後12日、新監督の下で余程引き締めたのか、世界2位のフランスを2対1で負かしている。ただこのゲームでは、フランスというよりも今や世界のエース・エムバペは故障欠場。ともあれ、もはや世界10強内と言える空前の強さはどこから生まれているのかをみてみよう。

 何よりも、こうまとめることができるだろう。

「日本の歴史的欠点とも言えた守備陣が安定して来たから、4大柱を有する攻撃もより冴えてきた」

「日本には守備の文化がない」、「日本人は小さいから・・・」などと語られた時代が、ここ数年転換を遂げたその頂点が、ボランチの遠藤(リバプール)、センターバックの富安(アーセナル)である。今や二人とも、世界最強リーグイングランドの強豪チームに属するに到った。日本選手らの憧れであるこのリーグで活躍した日本人は、香川と岡崎。いずれも攻撃選手で、二人ともがチームのプレミアリーグ優勝年のレギュラーという経験を持つとは言え、在籍期間は短かかった。それがどうか、遠藤はドイツで功成り名遂げた30歳にしてのグレードアップだし、富安はまだまだ伸びていくはずだ。

 攻撃陣はと観れば、今や世界がうらやむ柱が4本。伊東、三笘、そして鎌田に久保である。しかも、この組み合わせがまた、絶妙にして最強。ネイマールをすり切れるまで見て育った上で、筑波大学の卒業論文が「ドリブル学」という三笘薫の左を警戒すれば、右の伊東に良いように走られることになる。ドイツ戦がそんな闘いであったが、その逆もあるわけだ。伊東を警戒すれば、三笘に敵右陣地がぶち抜かれる、と。

 伊東の走り方、攻撃術はフランスのエムバペそっくりと思うのは僕だけではないはずだ。「前へポーンとボールをけって走り出せば、三人のマークでも打っ千切る」という絶対的スピード・スタイルから、今やクロスだけでなくシュートまでも上手くなって、手の付けられない選手に育った。三笘については既に、語るまでもあるまい。来年は、イングランド5強のどこかに行くはずだ。マンチェスター2チームに、リバプール、アーセナル、はたまたトットナムか。アーセナルに行けば、富安がいるし、リバプールなら遠藤とチームメイトだ。

 鎌田は万能のチームプレー選手で、この一年の久保が、持ち前のスキルスピードに加えスピードも増して、急に伸びたと思う。今やスペインでも手の付けられぬ選手に育ったものだ。

 サッカーは、世界ランキングが210位(国)ほどまである他に例のないスポーツ。そこでここまで到達したというのは、古いファンとしてはもう大喜びである。ただ、この日本代表を、特に中国、韓国に対して勝ち誇って吹聴するといったネットニュースが多くなっているが、こんな品のない行為は日本サッカーを貶めるもの。中国、韓国と比較してあると読み手が増えるという狙いだろうが、その品性が卑しい。「よく勝つ国が隣の負けを嘲笑っている!」わけで、スポーツでは常に相手をリスペクトせよと教えられて来たはずだ。お隣の韓国、中国が強くなれば、日本は今よりもっと強くなっていく。

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