九条バトル !! (憲法問題のみならず、人間的なテーマならなんでも大歓迎!!)

憲法論議はいよいよ本番に。自由な掲示板です。憲法問題以外でも、人間的な話題なら何でも大歓迎。是非ひと言 !!!

明けましておめでとうございます。    昭和区九条の会

2007年01月13日 17時59分09秒 | Weblog
「明けましておめでとうございます」とご挨拶するべき所ですが、去年は日本がおおきく危険な方向に舵を切られ「平和憲法」さえ危うくなってきた年でした。
 この一年は正念場だと思います。今まで以上に「九条を守れ!」「平和を守れ!」の声を上げる事が大切になってきました。多くの区民の方々に九条の役割を訴え、有権者の過半数が「護憲」の意思表示をしてもらえるように努力したいと思っています。
 日本国憲法は今年が「還暦」の年。
 安倍首相は年頭所感で「憲法を参議院選挙の争点にする」と発言しました。
 いよいよ宣戦布告です。まずは改憲の手続法である「国民投票法」の成立を四・五月にもくろんでいます。
 六十年間曲がりなりにも、国民を守り、日本の経済的発展の盾になってきた憲法です。益々輝きを増しています。真に平和な時代がくるまでその役割は終わりません世界に発信できる宝「平和憲法」を守り抜こうではありませんか。



 昭和九条の会の、これからの行事予定をお知らせします。

2月中旬・・「憲法と国民投票法」学習会。 講師に弁護士さんを予定。           4月中旬・・「春の平和ハイキング」・・海上の森アンコールです。
5月初旬・・「平和美術展」・・多様な作品を皆で楽しみたいので作品を。
6月中旬・・「名大九条の会などとの交流会」・・若者・大学の町昭和の交流。                         

7月上旬・・『昭和区九条の会の二周年記念のつどい』・・昨年の一周年には  五百人の人々がつどいました。今年は千人を目指したいと思います。

 ※行事になにか良いアイディアなどありましたら、教えてください。
  また、一人でも多くの会員をと思います、協力ください。

  連絡先・・昭和区九条の会 TEL731-2749舟橋          
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20年後の東アジアは?②   落石

2007年01月13日 10時32分09秒 | Weblog

最初の投稿に素晴らしいコメントを頂き、ありごとうございます。
インド経済の発展も目覚しいものがあります。
インドと中国の関係がどうなっていくのか?
目が離せない問題です。

私は金福院長に記事を読んで、日本が大きな鍵を握っている。
ことに9条の問題が深く関わっていると感じました。

    

金副院長のいうようなアジア元は実現するのでしょか?


まず、アメリカはアジア元を歓迎しないでしょう。
ましてアジア元を核とした東アジア共同体
(EUのような共同体)には強く反対、
日本と中国に強い圧力をかけて来るでしょう。
そして、この東アジア共同体実現の鍵を握っているのは、
日本ということになりそうです。

アジアに軸足を置いた日本なのか?
これまで通りに、アメリカに、なのか?
この行方を、ある意味で左右するのが、憲法改定問題です。
というのは、最終的に、この問題の行方を決めるのは軍事力と
思われるからです。
安倍政権のように、アメリカへの従属的な軍事同盟を深めてゆく道は
アジア元への道を遠ざける結果になるのではないでしょうか?
それはまた、日本が国際的に公平な利益を得られない道を
歩み続けることになるのではないでしょうか?

日本が戦後60年以上たっても、真の意味で独立国になれない
最大の原因は安保条約にあります。
この安保条約をさらに強化しようとするための憲法改定は
真に「反愛国的」といわれても仕方ないでしょう。

なお、日本が、アメリカに軸足を置けば、
中国は円をはずした経済圏を追求、
その場合は、東アジアではなく、インドを含む東南アジア共同体となり、
時間はかかりますが、いずれ実現するでしょう。

その時、日本の円には、もうパワーはないと思われます。




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夕張の若者、そして全国の若者・・やるじゃんか。 まもる

2007年01月13日 02時38分08秒 | Weblog
「財政再建団体移行が決まっている北海道夕張市で7日、成人祭が行われ、
新成人91人が出席した」このニュースはさらに下のような記事へと続いていました。式典で後藤健二市長は「皆さんは夕張にとって貴重な財産。夕張の再スタートのために、若いエネルギーと知恵を貸してほしい」と祝辞。新成人代表の札幌市厚別区、大学2年、青山憂衣さん(20)は「夕張は唯一無二の故郷。かけがえのない町だと離れて実感した」などと応えた。今年は、市が毎年支出していた60万円の補助金が全額カットされ、当初の資金は前年度繰越金の1万円のみだった。同祭実行委員の専門学校生、土屋美樹さん(19)らが資金集めに奔走。取り組みは聞などで紹介され、全国から約237万円のカンパが寄せられた。会場は例年のホテルをやめ、使用料がかからない市民会館に変更し、今年の支出は例年の半分以下20万~30万円程度の見通し。残りは来年度以降に繰り越す。また、新成人の「作りふれあい交流会」会場には、全国からの励ましの手紙や祝電が掲示され、最後の記念撮影では「激励 ありがとう」の横断幕が掲げられた。土屋さんは「夕張と国の皆さんの温かい支援のおかげで、どこにも負けない成人式が出来た。ありがとうの一言です」と声を詰まらせた。帰省して参加した東京都町田市、大学2年、阿部一喜さん(19)は「友達からは大変だねと言われた。生まれ故郷なので、できることがあれば何かしたい」と話した。

 このニュースはNHK等でも特集が組まれそれによると、少数の実行委員会から出発し、夕張市民の支援を勝ち取り、どんどん広がっていって、全国にまで支援の輪を拡げることに成功したようです。
 そして何と240万円近いカンパが集まり今後七年分の成人式費用を賄う事が出来たという。切捨てばかりで工夫の無い市当局はこの事になんと思っているのだろう。また道や国の担当者はどんな気持ちでこの番組を見ていたのであろう。
 九条の活動などで、若者の行動力に何かと批判的だった僕などは、このニュースに若者の力と可能性を感じて新年早々晴れ晴れとした気分になれました。

    
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亡母の思い出  文科系

2007年01月12日 12時25分06秒 | 文芸作品
母の闘い その1

 「私、もう駄目ですわぁ」
 日曜朝の散歩で、隣家の主婦への挨拶に母がそう応えている。
 〈この場合、日常よく聞く「もう駄目!」とはえらく違って、ちょっとリアル過ぎるなぁ〉
 手を引きながら、ブラックユーモアのようだと苦笑いが出て、思わず母の表情を見つめてしまった僕。八十九歳、脳内出血、右半身不随、感覚性全失語症の母は、体重も既に三十キロに近づいている。こんなことを改めて噛み締めていたら、ふっと昨夜の事件を思い出した。

 二階から下りて母の部屋をのぞいた。晩秋の日の午後六時過ぎ、もう真っ暗な部屋がはっきりと生臭い。灯を点けると、ベッドサイドテーブルに転がった鰺の干物が目に飛び込んできた。生なのに頭がなく、囓ったような跡がついている。ふとんの端っこにはやはり囓りかけのベーコンが、よじれてペタッと張り付いている。母は、起き上がってベッドに腰掛け、泣いている。「どうしたの!?」。どうも「私が悪い」と繰り返しているらしく、あとは泣くだけの母。数分のやりとりで、事態が分かった。昼食時の我々夫婦の激しい口論を、何か自分が原因だと誤解したらしい。そして悩み抜いた末に、パニックになった頭で出した結論が、「なるべく自分のことは自分でしよう」で、早速「夕食くらいは自分で」とふるまってみたという訳だ。
 ようやく少し落ち着いた僕は、一瞬、母を抱き締めたいと感じたのだけれど、いつものように右手で母の左ほほをちょっと撫でるだけにしておいた。

 この日曜午後三時、十一月末なのに西日が暖かい。母は縁側の籐椅子に座り、僕たち夫婦の今日の庭仕事の一つ、ワビスケの移植を眺めている。主の帰宅を喜んだ老テリアのチビが、母の膝の上ではしゃいでいる。僕の連れ合いが近づいて、母の左手の平に何かをのせた。赤いボケと白っぽい紫のヨメナの花一つずつだった。母は人さし指で花を転がしていたが、やがて連れ合いの顔を見上げ、それから、僕の方に微笑んできた。 
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20年後の東アジアの姿は?①  落石

2007年01月12日 09時37分58秒 | Weblog


米中関係の未来について、中日新聞に興味深い記事がありました。
中国人民大学の国際関係学院の金副院長のインタビュー記事です。
金副院長は次のように述べています。

アメリカは、総合的に経済リーダーになる能力と条件を
備えられるのは、米中の2国だけで、中国を唯一の
ライバルと認識している。
中国はアメリカと異なる独自の価値観と生活様式を世界に提供し、
アメリカの覇権を打ち破ることができる。

現在、中国は、アメリカが世界の兄貴分であることを望み
アメリカの外圧にどう対応するかに腐心している。
しかし、国際社会のなかで公平に利益を得るには
自らの通貨圏を持つ必要があり、20年先には、
ドル・ユーロ・アジア元の3つの通貨圏が誕生するであろう。
このアジア元の土台になるのは円と元である。

     (以上、中日新聞より)

みなさんは、どう考えますか?   落石

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美しい国をさかさまに読むと 

2007年01月11日 19時14分51秒 | Weblog
安倍さんの提唱する「美しい国」
さかさまに読んでみました。

 ニクイシ クツウ

だ、そうです。

          落石

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自民の救世主、公明党と日本共産党。   小声コウベイ

2007年01月11日 01時00分56秒 | Weblog

去年の10月に日刊現代で「森田実の言わねばならぬ」の記事を見て共感したのでここに転載したい。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 10月24日付『日刊ゲンダイ』に私の談話が掲載された。10月22日夜、『日刊ゲンダイ』のF記者から電話があり、コメントを求められた。『日刊ゲンダイ』から取材を受けるのは珍しいことである。私の談話は以下のとおり。

《政治評論家の森田実氏が言う。 「自民党の選挙は小泉時代から、学会・公明党が最大の後援会、票田になっている。とくに補選では関西の学会運動員が大阪9区へ、神奈川16区でも県内から運動員が集中した。彼らは、公明票はもちろんのこと、自民票まで人海戦術でしつこいほど掘り起こす。両選挙区の自民党候補の得票のうち、学会組織で出した票は8割近いと見ていいでしょう。つまり、補選は自公候補が勝って当たり前のシステムになっている。逆にいえば、自民党単独で選挙をやったら、もう民主党に勝つのは無理なのです」
 さらに、自公が一体なのに、野党がバラバラだから安倍政権の思うツボだ。前出の森田実氏が続ける。
「自公に対抗するには、勝ち目のない共産党が候補者を立てないことです。エゴイズムで立てるから、反自民票が分散され、結果的に自公候補を助けている。自公からすれば、共産党は敵どころか、ありがたい味方です。安倍政権は『共産党サマサマ』と言ってますよ。大阪9区の補選は、共産党が〝共闘〟したら逆転もあった。共産党は、戦争政権である安倍を助けてどうするんだ、考え直せと言いたいですよ」》

 自民党を勝たせたのは、公明党=創価学会と共産党なのである。公明党=創価学会と共産党は、表面上は対立しているように見えているが、安倍政権を勝たせるという一点では、同じ方向を向いているのだ。
 共産党よ、これでいいのか! いつまでも自公連立政権を支えつづけるつもりなのか。「よりマシな選挙」があるのではないのか。
                       

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切ない、渋谷の短大生殺害事件。    三四浪

2007年01月10日 02時50分57秒 | Weblog
 「髭生ゆる我が顎に出り父の影」

 これは殺害した浪人中の兄が、高校3年の卒業時に文集に載せた俳句だという。
 歯科医の跡取りとして期待され、本人もそのつもりでいた彼は、高校三年間の不勉強を恥ながら、大人になっていく予感と、父との絆、父の期待を痛いほどに感じているのだ。「父・兄を追って有名歯学部に行く」と公言            そしてまた、期待を裏切り続けた無為の三年間。父は子供達のためにと二軒目の医院を一等地に開業している。
 追い込まれていく「心やさしい青年」 もう引き返しは不可能だ。
 絶望的な時間が容赦なく過ぎる。迫り来る受験日。自殺を何度か考えたろう。

 そして不仲な妹との口論。 狂気。

 しかし彼は、今やっと救われたのではないか?
ただ新しい苦悩が彼に待ち受けているだろうが。  
                         

 
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随筆です  文科系

2007年01月09日 06時46分31秒 | 文化一般、書評・マスコミ評など
 最後の絆
         
 病院の夜の個室にもの音は稀だけれど、川音が間断なく聞こえてくる。二県にまたがる大川が窓の向こうにあるのだ。そしていつものように、僕の左手がベッドに寝た母の右手を軽く握っているのだけれど、そこでは母の指がトントンと動いている。
 死に近き母に添寝のしんしんと遠田のかわづ天に聞こゆる
 誰の作だったか、高校の授業で覚えたこの歌を、このごろよく思い出す。

 左脳内出血が招いた三途の川から戻ってきて、五年近い。失語症の他はなんとか自立できたと皆で喜んだのも、今振り返ると束の間のこと。一年ちょっと前、思いもしなかった後遺症、喉の神経障害から食物が摂れず、人工栄養に切り替えるしかなくなった。食べさせようとして何度か嚥下性肺炎を起こしたその末のことだった。人工栄養になってからも、唾液が入り込んで肺炎をまねくという始末で、既に「寝たきり」が四ヶ月。お得意の「晴れ晴れとした微笑」も、ほとんど見られなくなった。
 九十二歳、もう起き上がるのは難しそうだ。言葉も文字もなくなったので記憶力はひどいが、いわゆる痴呆ではない。痴呆でないのは我々には幸いだが、本人にはどうなのだろうかと考えてしまうことも多い。
 せっせと通って、ベッドサイドに座り、いつも手を握り続ける。これは、東京から来る妹のしぐさを取り入れたものだが、「頑張って欲しいよ」というボディランゲージのつもりだ。本を読んでいる今現在、母の指の応答は、「はいはい、ありがとう。今日はもうちょっと居てね」と受け取っておこう。表情も和らいでいるようだし。

 僕は中篇に近い小説九つを年一作ずつ同人誌に書いてきた。うち最初の作品を含めて四つは、母が主人公だ。もう十年近く母を、老いというものを、見つめ、描いてきたことになる。老いからの失敗、寝室の中、ベッドの上も、時には四肢さえもさらけ出して。普通ならマナー違反と言われようが、親が子に教える最後のことを受け取ってきたつもりだ。そして、僕がこんなふうに描くのは、母の本望だとも信じている。
 
 看護士さんが入ってきて、仕事をしながらこんなことを言った。
「不思議ですねぇ。手と指だけがいつも動いてるんですよ。ベッドの柵を右手でよく握ってる、その時もなんです。右側に麻痺がある方でしたよねー?」

《母にもまだできることがあった。僕らが通う限り、生きようとしてくれるのだろうか》

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米は、また「内戦誘導」を重ねるのか?  文科系

2007年01月08日 13時05分46秒 | Weblog
パレスティナ自治政府とイスラエルとの対立は60年もの因縁ずくで、難しすぎる難問だろう。しかしながら、パレスチナ自治政府内部のことは、ハマスが作春の選挙で勝って内閣を握って以来、何らか少しは前進するだろうと思っていた。いくらイスラム原理主義組織とはいえ、世界が認めざるを得ない合法政権なのだから。
ところが作春以来アメリカはあれこれと干渉を増やしてきて、「またまた今度さらにアメリカがこんな火をつけて!」、という記事なのである。

国際社会が約束したパレスチナへの一般支援を停止しているにも拘わらず、アメリカがこの度、議長派正規部隊強化のために、102億円を供与するというのである。背景には、アッバス議長のファタ派とハニヤ首相のハマスとの対立激化があるらしい。具体的にはこういう内容が書かれていた。
ハマスが内閣掌握後に創設した合法警察部隊約6000人(政府内相指揮下)から、アッバス議長が警察指揮権を奪い、議長派部隊に編入しなければ「相応の措置を取る」と警告したのだという。即座にこれに対抗してハマスが「部隊指揮権はこのまま、規模を倍増する」と発表したのだという。ここでアメリカが登場し、先の議長派部隊援助に出たというわけだ。

パレスチナ情勢には疎く、議長と首相との権限の違いにも不案内な僕だが、全くの素人考えでこんなことを考えていた。
「ファタ派が大きな顔をしているが、所詮選挙に負けたのではないか?今までの施政が国民から批判されたということだろう。国家元首・議長も含めて、せめて選挙で勝つまではもう少し大人しくしていたらどうか。また、アメリカがこういう援助をしないでいたら彼らも随分大人しくなっていただろうに、外から『武力援助』なんていうとろくなことはない。それも現在は国民の支持のない方へなのだ。内戦になったらファタ派はさらに支持を失い、そこへアメリカが援助をつぎ込めば、イラクといっしょだぞ」

電力などインフラの破壊(これはもう起こっている。冷蔵庫、明かり、暖房・扇風機も使えない生活!)、職もなくなり商売も不安定に(自治政府の給料未払いはもう起こっている)、泥棒の横行など治安の悪化から無政府状態へ。アフガン、イラクの悪夢が蘇る。アメリカはまだ懲りないというのか!嫌ダ嫌だ!
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なぜ匿名なのか?   落石

2007年01月07日 19時35分23秒 | Weblog

インターネットの本を読んでいたら、ブログに投稿する際、
韓国では実名が多く、日本では匿名が多いとのこと。
私も匿名。
なぜなのか?
新しいメデイアに接する態度が、なぜ違うのか?

韓国の人のほうがインターネットを善と信じている。
向こう側にいるのは善人という認識。
これに対して、日本人は不特定多数の人々には悪がいると、感じている。
この違いはどこから来ているのか?

新しいメデイアは社会に登場する時、旧メデイアは敵対的な言説を流す。
新メデイアの害悪を強調する。
(テレビが登場した時の「一億総白痴化」と批判した活字メデイア。)
しかし新メデイアを多くの人々が受け入れてゆくば、自然にこうした言説は
無視され、消えてゆく。
インターネットの普及が遅れた(新メデイアの必要性が少なかった)日本では
旧メデイアの言説は受け入れられやすく、インターネットの向こう側はなんとなく
危険が潜んでいると感ずるようになったのだろうか?
(一歩遅れた国々のほうが新しい技術革新を積極的に受け入れていく。)

それだけではなさそうです。
どなたか教えて下さい。

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たみの声 「あべべのべー」    爺老

2007年01月06日 11時41分43秒 | Weblog
 江戸ははるかなその昔
 何代目かの将軍時代
 財布の紐を締めすぎて
 庶民はみんなプアプアで
 不満だらけで面白くねえ
 安酒喰らって寝るしかねえ
 世の中荒れる一方で
 ゆすり、強盗、だまし合い
 果ては、同時テロ、打ち壊し

  さて又その先、おゝこわや
  打ち首、獄門、さらし首
  今とどこやら似てござる

 安倍さん、いやさ晋三さん
 財布の紐を一寸ばかり
 締めすぎてやしませんかい
 生活保護費も搾りすぎ
 明日をも知れぬ母子家庭
 それでも財布を締めやすか
 ポケット・マネーでもやりなされ

  取り巻き大名ぬくぬくと
  メタポリック・シンドロームじゃないですか
  それでも止めぬ、濡れ手に粟
  地獄の沙汰も金次第
 
 今に刺客も飛び出すぞ
 それこそ今や天の声
 鞍馬天狗にスーパーマン
 怪傑ゾロに桃太郎
 ここらで出番じゃないかいな

  おいおいみんな若い衆
  ワーキング・プアで元気がねえな
  ここらで「えいやー」と奮起して
  一揆でも起こしてやろまいか
  世直しするのは若い衆
  わしらは足腰立たんけど
  バカ声だけは出せるでしょう
  うるさく、がなり立てますぜ

 一つ気張っておくれやす
 あ、あ、あべべ、あべべのべー
 詭弁に、やらせに、裏金に
 どこまでわしらを瞞すのか
 そりゃ許せません、 あっかんべー

 
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奇妙な新兵器 ‥‥ 千里眼

2007年01月05日 14時33分35秒 | Weblog
 昨年のイスラエルのレバノン攻撃の時、奇妙な負傷を負った患者が多数出たそうだ。体中に小さな沢山の穴が開き息絶え絶えの患者、エックス線に写らない破片の小さな傷だが内部は焼かれ深い穴が内部に開いている患者、ひどく焼けただれ切り刻まれている患者。特に顕著なのが、下肢を鋭利な刃物で切断されたような犠牲者が多いそうだ。また内蔵が損傷しているのに、傷をもたらした破片が見当たらない。

 現地の医者は、この不可解な症状に困惑し憔悴しきっていたそうだ。イタリアのテレビ局の記者が、被害者の体内から摘出された細胞や粉末をイタリアへ持ち帰り、大学で分析した結果、通常ではありえないタングステンや銅・アルミの粉末が検出されたそうだ。

 その結果、米軍が開発したMIME(Dense Inert Metal Explosive=高密度不活性金属爆弾)であろうと推定された。2年前に実験に成功したばかりのこの新兵器は、殺傷範囲を狭くとどめ、周囲の民間人の巻き添え被害を減らすために米軍が開発したものだった。通常の砲弾や爆弾は、硬い外皮で覆われ、爆発時にその破片が飛び散り殺傷力を高める構造になっている。このMIMEは外皮を炭素繊維で包み、殺傷範囲は狭くなるものの、爆薬と一緒に充填されたタングステン粉末が、爆発時も金属形態のまま高熱を帯びたまま人間に密度高く襲い掛かり、人体内部を焼くという新兵器である。狭い範囲に人々が集っている所で使用すると、驚異的な殺傷力を発揮できる爆弾なのだ。しかも、イスラエルはこのレバノン侵攻で、無人戦闘機からこの爆弾を投下した。(以上は大月氏のルポによる)

 米軍自体が未使用の新兵器を、しかも非人道的な兵器をイスラエルに提供して、実験的に使用させているアメリカの行為は許しがたい。

 湾岸戦争から使用しだした劣化ウラン弾も問題だ。劣化ウランは化学的に毒性を持つ重金属であり、放射性物質でもある。ウランの比重は鉄の2.5倍、鉛の1.7倍もあるので、合金化して砲弾に用いると、貫通力が鉄よりもはるかに高くなる。それゆえ、主に対戦車用の砲弾として用いられる。
 イラクでは、この劣化ウラン弾の使用による放射能被害が出ているし、使用したアメリカ兵士のなかにも放射能による白血病に苦しんでいる退役兵士が出ている。

 ベトナム戦争時から用いられたクラスター爆弾も問題である。通常爆弾と同じサイズのケースのなかに、数十~数百の子弾(子爆弾や地雷)を搭載し、広範囲の人間の殺傷を狙った兵器である。戦争が終わったあとも、広範囲に散らばった不発子弾による被害が続く。

 まだまだ、いろいろな非人道的な新兵器を、アメリカは開発しようとしていることは十分考えられる。他国の追随を許さない軍事大国の地位を維持しようとすれば、そうなるのであろうか。そのための最強の新兵器が、戦術使用可能な小型核兵器の開発なのだ。
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アナン国連事務総長の最後の記者会見 ‥‥ 千里眼

2007年01月04日 17時48分28秒 | Weblog
 年末12月19日、アナン国連事務総長の最後の記者会見があった。その席上、10年間の在任中での最悪の出来事はと問われたのに対し、アナン事務総長は「イラク戦争を阻止できなかったこと」と答えたそうだ(中日新聞による)。続けて「イラク戦争の教訓は重い。次回から武力行使は必ず国連安保理の決議に基づくべきだ」と答えている。
 
 ブッシュ大統領を名指しで批判することは避けたものの、このアナン総長の発言は、国連を無視してイラク攻撃に踏み切った米国をあらためて非難したものであることは明らかである。

 このアナン前事務総長の発言と関連して、いくつか私の想いを記したい。
 
・新事務総長潘基文(バン・ギムン)氏に何を期待できるのか。
 アメリカによって貶められた国連の権威回復をはかること、世界平和の砦としての国連の地歩を高めること、を潘氏に期待したい。しかし、それが可能か、一抹の不安を私は持っている。韓国政府は世界的視野のもとでの世界平和への貢献という点では、北欧諸国に較べるとはるかに弱いと思う。事務総長としては、出身国とは無関係に活動するのではあるが、出身国のバックアップが必要なこともあるであろう。
 潘氏の主要な経歴を記すと、1978年 国連代表1等書記官、1992年 駐米公使、1998年 駐オーストリア大使、2001年 国連大使、2004年 外交通商部長官。このように、外交官として主にアメリカと国連で活動してきた経歴の持ち主である。アメリカの横暴を押さえ込むことが出来るのであろうか。

・このアナン発言を聞いて、小泉前首相はどう思うのであろうか。
 このイラク戦争のさい、国会答弁でも記者会見でも繰り返して、小泉前首相は国連決議に基づいてアメリカは出兵したのだと発言していた。それを取り消してはいない。このような見え透いたウソ発言を、私は当時どうしても許せなかった。その発言を許してきた野党にも腹を立てていたのだ。このアナン氏の発言に対する小泉氏の感想を聞きたいものだ。

・潘氏の任期中の重要課題としては、①イラク情勢を安定化すること、②中東の和平、③国連の機構改革、などなどがある。きわめて困難な課題ばかりである。国連機構の改革については、アナン前総長時代には問題になってなかった「常任理事国の拒否権」問題が一番の問題だと考えている。既得権を侵すことになるので、それを問題提起することすら難しいであろう。次善の策として、憲章第12条を一部修正することが必要であろう。「安全保障理事会がこの憲章によって与えられた任務をいずれかの紛争又は事態について遂行している間は、総会は、安全保障理事会が要請しない限り、この紛争又は事態について、いかなる勧告もしてはならない」という条文の最後に、「ただし総会は安全保障理事会に対しては勧告できる」という内容を加えることで、一定の歯止めをかけることができると思う。常任理事国の横暴があったとき、それを抑えるためには、これ位の歯止めは必要である。
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参院選の選挙区野党協力にこんな提案も   ドストエーフスキー

2007年01月03日 21時06分27秒 | Weblog
次期参議院選の選挙区での野党協力について、ある文章を紹介します。こうすれば当面憲法を守れるという具体的な提案です。長文ですので要約紹介で。

1 政策協定は「2010年の参議院選が終わるまでは、改憲の発議に賛成しない」というものだけです。(小沢民主もこれに乗るという説明があり、これは後述)
2 その上で自公以外の野党選挙協力を目指すのですが、選挙協力原則は以下です。2004年の参議院選のデータ、新聞の確定得票一覧の表記をそのまま使っています。
①各選挙区とも現・前・元職を優先して候補者にする。他の野党はその選挙区から下りる。
②新人同士の場合は、民・社・共の中で得票実績が他党より群を抜いているものを優先し、そうでない場合は、獲得議席のバランスを考え社・共のうち得票の多い方を優先する。

さてその上で、04年参院選各選挙区の野党票が1票でも自民票を上回っていれば、機械的に野党が来年の参議院選で当選できるものとみなすとします。結果は以下の通り。
1、1人区で、前回、民主単独で1議席を確保しており、来年、自民の議席を奪える選挙区=9選挙区=青森、山梨、滋賀、奈良、岡山、長崎、宮崎、大分、高知
2、1人区で民主←共で議席を奪える選挙区=6選挙区=鳥取、徳島、香川、愛媛、佐賀、熊本、
3、1人区で民主←共・社で議席を奪える選挙区 =2選挙区=富山、山形、
4、1人区で 社←民・共で議席を奪える選挙区 =3選挙区=秋田、大分、沖縄
5、2人区で民主←社・共で議席を奪える選挙区 =2選挙区=北海道、広島
6、3人区で共←民・社で議席を奪える選挙区=4選挙区=神奈川、埼玉、大阪、愛知
7、4人区で共←民・社で議席を奪える選挙区 =1選挙区=東京

かくして、この総計。自民24+公明0 前々回は自民45+公明5。これに前回の比例区の議席数を加えると自民(24+15)+公明(0+8)=47議席。非改選議席は自民49+公明11ですから、合計107議席で、過半数121を大きく割り込むことになります。
 各党の議席は次のようになります。括弧内は現議席数。自民88(111)、公明19(24)、民主110(82)、共産13(9)、社民9(6)、その他4。なお、選挙後の無所属の会派入りを加えて修正すると、自民89(112)、公明19(24)、民主111(83)、共産13(9)、社民9(6)、その他2です。与党108対野党143ということですね。

さて、小沢民主はこの選挙協力に必ず乗ってくると語られます。
①小沢は政権取りをめざしており、この参議院選で確実に与党を過半数割れに追い込む選挙協力はどうしてもやりたいはずである。
②現在の与党の議席数135を過半数割れの120以下に追い落とすためには最低でも15議席を奪わなければならない。この目標を確実に達成するためには、比例
区を前回並の得票と仮定すれば、選挙区で新たに11議席以上を確実に与党から奪わなければならない。
③小沢は改憲を急いではいず、改憲より政権獲得を優先させている。そのうえ、政権を獲れば、党内での意見統一が容易ではない改憲の実現は更に後の課題になるはずである。(筆者は、旧社会党系などの民主内護憲派を3分の1ぐらい見込んでいます)
④小沢民主党にとっては、この政策協定は現実の政治活動のうえでは何らの制約にもならず、政策協定による制約を実際上ほとんど受けずに、自党の議席を大幅に増やし、参議院の第1党になる選挙協力が得られることになる。
⑤06年4月11日の朝日新聞の記事に、記者の質問に答えた小沢の発言が載っている。「選挙協力かどうかは別だけど、共産党だけいらないと言う必要はない。反自公、非自公が過半数を取るかどうかだ。」 また、7月15日には沖縄で「民主党1人の力ですべてができるわけではない。各党・各派の力を合わせなきゃいけない」と述べ、野党間の選挙協力に改めて意欲を示したこと

さて、ここまで書いてくるとこんな方もいらっしゃるだろう。「選挙協力で選出される民主党の候補者が明白な改憲派ならどうするのだ、そんな候補者に一票は死んでも入れたくない」と。こんな方にはこう考えていただきたい。政治の世界では政治的に物事を見る必要があるということを。この政策協定を結べば、民主党の改憲派であれ、改憲の発議を3年間封印することに賛成する一員となる。改憲派も彼らの意思に反し3年間は護憲派の助っ人になるということだ。

 我々に必要なのは護憲派勢力を統一し拡大する時間である。3年間の封印はその時間を提供してくれる。この政策協定で、民主党内の改憲派も3年間は護憲派の陣営に取り込むことができる。国会内では、取るに足りないわずかな少数護憲派が、民主党内の多数派改憲論者を3年間は飲み込むことができるのであり、さらには巨大与党の改憲策動を3年間は金縛りにする。


以上で要約を終わります。さて、改めてこの提案いかがでしたか?ご意見をお聞かせください。
コメント (13)
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