九条バトル !! (憲法問題のみならず、人間的なテーマならなんでも大歓迎!!)

憲法論議はいよいよ本番に。自由な掲示板です。憲法問題以外でも、人間的な話題なら何でも大歓迎。是非ひと言 !!!

「よたよたランナーの手記」(183) 癌治療を終えて   文科系

2017年01月08日 09時53分17秒 | スポーツ
 前立腺癌の陽子線照射治療が、年末年始休みの後1月4、5日で終わった。控えめにしていたランを新年になってから活発に始めている。ジムが休暇中には外走り2日も交えて、1、2、4、7日と走った。いろんな衰えが見えるが、それはこんな所だ。

① ウオームアップに15分以上かかるようになった。寒さも関わっていようが、それ以上に基礎体温自身が下がってきたと感じる。年末に計ってみたが、35度3分とあってちょっと驚いた。別の日には、35度6分とも出たが、とにかく基礎体温そのものが不安定になっているということだろう。新陳代謝が落ちているということだろうが、これが不可逆的な老いに基づくものかどうか、それが問題なのだ。その様子を見るしかない。

② 最高持続速度も9キロ時が良いところになってきた。よって、ウオームアップ走行も入れたジム・ラン30分2回では、8キロちょっとがやっとになっている(この市営ジムは人気があって、1回に30分という制限がある)。去年の1月11日の手帳に10・3キロというラン再開後の最高記録が記してあるのを見たら、ちょっと悲しくなった。

③ それでも、ものは考えよう。癌という大病を患ったが早期に発見できて転移もなく、手術をすることもなく治った上に、このように走ることができているのである。なんせ、この5月で76歳になるのだから。

④ こうして走りが戻ったら、ギターを弾く気力も充実してきて、1日2~3時間弾いている。今弾いているのは、タレガのマリーアとバリオスの郷愁のショーロという曲だ。2月5日にギター友達らとの「ギター・パーティー」があるから、励みややり甲斐も増すのだろう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

裁判傍聴が役者の勉強   らくせき

2017年01月08日 09時24分26秒 | Weblog
俳優の池田純矢さんの紹介記事にこんなインタビューが。
写真をクリックして読んで下さい。
どの新聞だったか、忘れてしまいました。ごめんなさい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

免許の書き換え近し  らくせき

2017年01月06日 09時23分43秒 | Weblog
70才を越して特別な講習をうけないと免許が更新してもらえない。
5000円の出費。

最近、高齢者のブレーキの踏み間違い事故がニュースに。
自動運転の技術を競うより、これの解消に、なぜメーカーは
本腰を入れないのか?儲からないからか?

















コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ハリルジャパン(81) 今期鹿島の強さについて   文科系

2017年01月05日 16時36分29秒 | スポーツ
 78回からここのところ3回にわたって、「鹿島の偉業」に関わった記事を書いてきた。久々のJリーグ優勝と、とりわけクラブW杯でアジア勢初の決勝進出を遂げて、世界最強チーム相手に見事に闘い抜いたことを中心として。以下は、それに付け加えることになる背景説明を、2冊の雑誌に載った石井アントラーズ監督の言葉から取ったものだ。つまり、今の鹿島の世界レベルに一歩近づいた強さを最も「知り抜いた人の言葉」と言って良いだろう。2冊の本とは、サッカーマガジン社の「世界2位特集」とダイジェスト社の「Jリ-グ優勝特集」である。

 ちなみに、この二つのサッカー誌は近年、ダイジェストの圧勝と観てきたが、この特集に関しては、準備・企画段階と内容とを含めて、マガジン社の起死回生の一打とも見えた。マガジンの方はどういうか、「劇画調」と「部活調」の混交で、なにか安っぽく見えたのである。今時安っぽい人は活字本など買わずに、ネット記事だけで済ますはずだ。部活の人々をも、「活字らしい活字を読む相手としてもっと尊重しても良いはずだ」と、僕は言いたかったのである。ただ、今回久々に読んだこのマガジンの特集には、「そんな(安っぽい)雰囲気」は消えていた。

 さて、鹿島・石井監督の言葉だが、いち早くクラブW杯をも扱ったマガジンの方を中心に観ていく。
① まず鹿島の戦い方の特徴であるが、石井さんはこう説明する。
『自分たちからボールを奪いに行く守備の形や、攻撃では相手陣内で自分たちがボールを動かす時間を長くすることです』
『まずは相手の攻撃力を削ぐことと、自分たちがボールを持ったときに、しっかり相手陣内で動かしてスキを狙って攻撃することがポイントだと考えました』

② 石井さんはまた、①に関わりかつこれにプラスして、次のことを強調している。
『たとえば浦和や川崎Fのようなスタイルも良いと思いますが、それプラス優勝するためには、勝負に対する執着心が絶対に必要で、その点では3チームの中で、我々が一番だったと思っています』
 とこう語って、クラブの古い選手らと同じように付け加える。
『それはやはりジーコの存在が大きい。(中略)24時間サッカーのことを考え、試合から逆算して日々の生活をしなさい、というプロとしての姿勢から始まって、(中略)プロのサッカー選手とは何かを教えてもらいました』

③ 最後に、今期鹿島の強化から外せない一つのエピソードとして、選手と監督との感情的もつれから監督の休養にまで発展した大事件がサッカ-界に知れ渡っているが、マガジンの方がこれを石井さんが乗り越えた経過についてこんな解説をしている。
『ミーティングの最後には、必ず発言の機会を設けるなど、選手の意見を尊重してきた配慮が、結果的に仇となる。選手間で意見が衝突することもしばしばで、チームは方向性を見失ってしまうのだ。そうして、“事件”は起こるべくして起きる』
 石井さんはここから、『(ミーティングの場所としては)自らの方針と要求を伝えるだけで、選手の意見を聞く時間はなくなった』と変化したのである。こうして、『監督の立場なら苦しい時期もあるのだから、そこから逃げてはいけない』(ダイジェストの方にあった言葉)ということが、これまでと一番変わったところと語られてもいる。「選手の意見を聞くのは個別におおいにやって、最終方針は監督が一人で決めて、全員の場所ではこれを言い渡す」と変わったということなのだ。選手の意見と監督方針への集中とをぎりぎりまで最大限闘わせあった上で、最後は監督方針を押し通すと決めたという、こういうチームは確かに強くなると思う。選手の意見としては特に、小笠原、金崎、曽ヶ端などの発言内容、発言力も見逃せないということなのだろう。
 こうして今期の鹿島は、集団競技の最も肝要かつ難しいところを、一山越えるようにして、前進させ得たということなのだ。至難の一山を越えたときには選手らの結集力も一皮むけたのだろうし、こんなチームは強くなるはずだと読ませてもらった積もりだ。
コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

西日本新聞より   らくせき

2017年01月04日 09時24分48秒 | Weblog
【ワシントン山崎健】日本の外務省が1987年、米政府に対し、核兵器の持ち込みに関する密約を含む50年代後半の日米安全保障条約改定交渉など、広範囲にわたる日米関係の米公文書の非公開を要請していたことが、西日本新聞が米情報自由法に基づき入手した米公文書で明らかになった。密約などについて米側は要請通り非公開としていた。米公文書公開への外務省の介入実態が判明したのは初めて。

 「際限ない」米側不快感示す

 文書は87年4月、米公文書の機密解除審査部門責任者の一人、故ドワイト・アンバック氏が作成した「機密解除に関する日本の申し入れ書」。作成から30年たち機密解除の審査対象となる50年代の米公文書について、在米日本大使館は87年1、3月、機密を解除して国務省刊行の外交史料集に収録しないよう同省東アジア太平洋局に文書で申し入れており、同局とアンバック氏が対応を協議した3ページの記録だ。申し入れは米歴史学者の調査で判明していたが内容は不明だった。

 文書によると、日本側が非公開を求めたテーマは(1)「核兵器の持ち込み、貯蔵、配置ならびに在日米軍の配置と使用に関する事前協議についての秘密了解」(2)「刑事裁判権」(3)「ジラード事件」(57年、群馬県で在日米軍兵士が日本人主婦を射殺した事件)(4)「北方領土問題」(5)「安保改定を巡る全般的な討議」。(1)(2)については「引き続き(公開)禁止を行使する」との結論が明記されていた。

国内の秘密主義をアメリカにも要請。日本の外務省は属国根性まるだし。
とてもサミシイ。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

 随筆  内山高志の有終の美 文科系

2017年01月03日 17時43分39秒 | スポーツ
 年末はボクシングの世界チャンピオン戦など好勝負がそろう。中でも今回僕が見逃せないのは、内山高志(37才)のリベンジ・マッチ。ここのところ日本を引っ張ってきた豪腕かつクレバーな名ボクサーである。日本歴代でも最強選手の一人に入るはずのこのベテランが、前回大部分の予想に反してKO負けを喰らったその相手と即再戦というゲームが組まれた。それも内山曰く、「前回僕が負けたのは、相手のラッキーなんかじゃない!」とジェスレル・コラレス(パナマ人、25才)の並外れた強さを認めた上で望んだダイレクト・リベンジ・マッチであった。
 コラレスの方はと言えば、こんな大言壮語。
「内山は、僕が見えてないはずだ。透明人間には勝てないよ。彼の時代は終わった!」

 さてゲームだが、内山は立派に戦った。コラレスの「見えない」強打を警戒してがっちりとガードを固め続けてパンチを繰り出すが、この相手、一言で表現すれば変幻自在、往年のモハメッド・アリを思い起こさせるスタイルの逸材であった。そう、まさに「蝶のように舞い、蜂のように刺す」。おまけに、パンチも強烈、脚も腕手も恐ろしく速い。距離を取って前後左右に動きながら、いろんな方向からいきなり鋭く踏み込んで来てストレート系のパンチを突き刺す。踏み込んできた時も、やはり鋭く動きながら、一度に何発も。このゲーム前半は、5回にダウンを奪った以外は内山に勝機は無いと見えたものだった。終盤になって初めて内山のパンチが相手ボディなどに多く当たり出し、ややコラレスの動きが止まって内山優勢ラウンドがで始めたもの。が、時既に遅しで、1対2の判定負け。内山も「妥当かな?」と認めた結果が出た。

 内山選手、見事だった。
 25歳の上り坂で、素晴らしい反射神経と、強靱にして柔軟、かつゴム鞠のように弾む筋肉を有した、若い、希有な才能相手。こういう特徴をきちんと認めて、かちっとした防御の可能性を見せ直してくれたもの。近年まれに見る、最高度の技能同士の、とても良いファイトだったと思う。対照的な攻防の妙あり、どちらかがいつ倒れるかとのスリル在りで、一瞬も目を離せないような。

「老雄は死なず、ただ消え去るのみ」
 内山選手、長い間お疲れ様でした。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

琉球新報より   らくせき 

2017年01月03日 10時16分55秒 | Weblog
翁長雄志知事は名護市辺野古の新基地建設を阻止する意思を直接示すため、今月下旬にも訪米する方向で調整に入った。20日にはトランプ次期米政権が発足するため、米国防総省、米国務省の次官補級担当幹部の指名など、対外基地政策の体制固めをする前に県側の立場を伝え、米軍普天間飛行場返還・移設問題で「辺野古が唯一」とする日米両政府の姿勢を転換させたい考え。

本土の新聞が伝えるかな?沖縄はますます独自色を強めていきそうですね。

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

琉球新報より  らくせき

2017年01月01日 13時06分11秒 | Weblog
欧米では、鶏の鳴き声には悪いものを追い払う力があるとされる。グリム童話の「ブレーメンの音楽隊」にはロバ、犬、猫、鶏が登場する。鶏は鳴き声で泥棒を追い払った


▼鶏はキジの仲間の中で一番の美声の持ち主と言われる。酉(とり)年の今年は、干支(えと)にあやかり、その美声で沖縄を取り巻く不穏な要素を追い払ってほしいものだ
▼今年、沖縄は日本復帰から45年、サンフランシスコ講和条約の発効で本土と切り離されて65年の節目を迎える。2013年に政府が「主権回復」の式典を開いた際、県内からは「里子に出された日を祝うのか」との声も聞かれた
▼里子が古里に戻り45年がたつ。昨年は県内の観光客数も伸び、有効求人倍率は統計開始以来初めて1倍を超えた。景気は数字上、上昇傾向にある。一方で里子時代の後遺症の基地問題は引きずったままだ
▼一方、出生率の高い沖縄は人材の宝庫。リオデジャネイロ五輪の重量挙げでは、糸数陽一選手が日本新記録で4位入賞した。仲里進選手は、パラリンピックの車いすラグビーで銅メダルを獲得、空手では喜友名諒選手が世界選手権で2連覇するなど活躍した
▼ブレーメンの音楽隊は、飼い主から見放された動物たちだった。見放されても一致団結して新たな活路を見いだした。スポーツ選手にも通じる諦めない心を持ちたい。新年にその決意を新たにする。

やはり本土の新聞とは一味違いますね。人間とは彼の主体性のことである。サルトルだったかな
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ハリルジャパン(80) 希望見え始めた日本サッカー②  文科系

2017年01月01日 00時31分51秒 | スポーツ
④ さて、こういう日本サッカーの最大弱点が、大いに自覚、対策され始めた昨今である。
 この12月に世界クラブW杯で見せた鹿島の、アジアサッカー史上初の2位という快挙。これは、去年のアルゼンチンはリーベル・プレート相手の 広島の健闘に次ぐものだけに、偶然ではない快挙と言える。
 さらには、長谷部、本田のみならず、外国勢相手のデュエルに一歩も引かぬ選手が国内組からも続々と現れて来た。浦和や川崎も含めて、よく走り当たり負けないチームが上位を占めるようになってきた。そんなわけで、来年のアジアチャンピオンズリーグはもう、ここ数年の体たらくは演じないと確信できるのである。

⑤ 日本チームはもともと、組織技能で戦う西欧勢とは、格上チーム相手にもこれまで意外に良いゲームを演じてきた。むしろ、アフリカ勢の個人運動能力、南米の個人技などに比較的弱かったのではないか。だからこそ、球際の当たりがカバー出来始めた今では、代表も急に強くなっていくと思われる。私見によれば、現在の世界サッカー主戦場、主潮流は、「良い位置でのボール奪取の競り合い」。原口、大迫、金崎、山口、永木、昌子など、ここで良い選手が現れてきたのだから、先は随分明るくなったと言いたい。

⑥「日本には守備の文化がない」と苦言を呈したのは02年W杯代表監督トルシエ。このことでも、デュエルの弱さが第一の原因であったのは自明であろう。ここに来て中盤でボールを奪うだけでなく、鹿島のような粘り強いゴール前防御ができるチームが現れたのは、日本サッカーの明日に希望が持てるというものだ。吉田に次ぐDFの、特にセンターバックの海外組も近々出現してくるに違いない。長谷部がドイツ上位チームのリベロをも立派に果たしているのを日本選手皆が観ているはずなのだ。俊輔、遠藤らがヒデの伝統を継いでいるように、長谷部の伝統を継ぐ日本人選手も現れて欲しいものである。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする