路地裏のバーのカウンターから見える「偽政者」たちに荒廃させられた空疎で虚飾の社会。漂流する日本。大丈夫かこの国は? 

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【政界地獄耳・08.21】:立憲民主代表選もお粗末そう 推薦人集めに高いハードル、連合介入で薄まる野党色

2024-08-30 07:40:00 | 【政党・自民・立憲・維新の会・公明・国民民主・共産・社民・れいわ・地域政党他】

【政界地獄耳・08.21】:立憲民主代表選もお粗末そう 推薦人集めに高いハードル、連合介入で薄まる野党色

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【政界地獄耳・08.21】:立憲民主代表選もお粗末そう 推薦人集めに高いハードル、連合介入で薄まる野党色 

 ★皆さんはご存じだろうか。自民党総裁選の日程は9月12日告示、27日投開票となったが立憲民主党も代表選挙を9月7日告示、23日投開票で行う予定だ。自民党は衆院254、参院115の計369議席を持ち、立憲は衆院98、参院38の計136議席(衆参両院の議長、副議長含む)である。ところが両党とも出馬要件は20人の推薦人を確保すること。自民党は350議席以上もあるが、今のところ11人が出馬準備を進めており、単純に推薦人だけで220人が必要だ。候補者本人、選挙管理委員の11人、単純に一般票が数少なくなり、結果、決選投票の攻防が極めて複雑になる。

 ★一方、立憲は推薦人20人を集めるのが大変だ。現代表・泉健太、既に出馬表明をしている前代表・枝野幸男、江田憲司や元首相・野田佳彦も出馬の構えを見せるが、こちらもそうなると一般議員票は50票程度。推薦人集めで息切れする。ことに立憲には自民党の派閥ほどの強い結束力はないものの、泉グループ(新政権研究会)、小沢グループ(一清会)、重徳グループ(直諫の会)、野田グループ(花斉会)、階グループ(自誓会)、近藤グループ(サンクチュアリ)、菅グループ(国のかたち研究会=近藤G、菅Gは事実上一体化)などに分かれる。それぞれコアメンバーはいるものの、すべてに掛け持ちしている議員もおり、実態はつかめない。20人を確保するには全体を覆う浮動票を固めなくてはならない。

 ★立憲中堅議員が言う。「自民党ほどの議席があるならともかく、130人程度の政党で20人単位の推薦人集め、出馬へのハードルが高すぎる。そこに党内財政規律派を支える財務省の後押しや、消費税アップを政策にする連合の介入などが続き結局は、代表選の時にはおとなしくしているが、新執行部成立後はどこが自民党と対峙(たいじ)する野党第1党なのかわからないような政策が出てくる。こんな代表選では自分たちの政党とは思えない」。こちらの代表選挙もお粗末そうだ。(K)※敬称略

 政界地獄耳

 政治の世界では日々どんなことが起きているのでしょう。表面だけではわからない政界の裏の裏まで情報を集めて、問題点に切り込む文字通り「地獄耳」のコラム。けして一般紙では読むことができません。きょうも話題騒然です。(文中は敬称略)

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【コラム・政界地獄耳】  2024年08月21日  07:14:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。


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